ジミー・ギャリソンのベース


ジミー(ギャリソン)についてこれだけは、はっきり言える。ジミーの拍子の取り方と、音の選び方は、ジョン(コルトレーン)が使ったベース奏者の中で最高だった。彼はどちらかというと表面に出たがらず、それがまたジョンの望み通りでもあった。(マッコイ・タイナー)

マッコイの証言をまさに裏付けるとおりの演奏が、『ライブ・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード』収録の《チェイシン・ザ・トレーン》を聴けばよくわかります。

アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード / ジョン・コルトレーン, エリック・ドルフィー, マッコイ・タイナー, レジー・ワークマン, エルヴィン・ジョーンズ (演奏) (CD - 2003)
アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード / ジョン・コルトレーン, エリック・ドルフィー, マッ...

コルトレーンのテナーサックスと、ジミーのベース、それとエルヴィン・ジョーンズのドラムによるピアノレス・トリオ。

マッコイ・タイナーのピアノは参加せず、ある意味、ジミー・ギャリソンのベースだけで、十分にコルトレーンのサウンドを彩っていることがよく分かります。

少し長めの演奏ですが、そんなことまったく気にならないほどの名演で、時間が経つのを忘れてしまいます。

ちなみに、上記マッコイの証言を収めた本は、

コルトレーンの生涯―モダンジャズ・伝説の巨人 (学研M文庫) [文庫] / J.C. トーマス (著); J.C. Thomas (原著); 武市 好古 (翻訳); 学習研究社 (刊)
コルトレーンの生涯―モダンジャズ・伝説の巨人 (学研M文庫) [文庫] / J.C. トーマス...

です。
読みごたえのある名著。

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