アート・ペッパーのエキサイティング未発表音源

今月発売された、アート・ペッパーのエキサイティング未発表音源。



タイトル通り、1980年に行われたロンドンでのライブ音源だ。

まず、結論から言ってしまえば、後期ペッパーを代表する名演だといっても過言ではないということ。

特に、エキサイティングに煽りまくるカール・バーネットのドラムが、こちらのマインドにビシバシと迫ってきて気持ちがイイ。

加えて、ミルチョ・レビエフのピアノも、まるでペッパーに挑みかかるかのごとき勢い。

白熱、という言葉が相応しく、まさに、彼らはロンドンの観衆の前で闘っている。音で。

また、単にエキサイティングなだけではない。

ミッシェル・ルグラン作曲の《おもいでの夏》は、懐の深いバラード演奏で、原曲の魅力を増幅すると同時に、晩年の演奏によっては妙に力の入り過ぎたペッパーに、多少辟易していた私も、う~む、こういうバラードの演奏にこそ、彼の本音が出ているんじゃないかな?と思ってしまう。

そういう意味えは、《星影のステラ》も絶品。

ミディアムテンポ、アップテンポの演奏はエキサイティングに、スローテンポのバラードは、深~い一面をのぞかせる、
いままで、なんで陽の目を見なかったの?
な、
名演奏集だ。

これは、買いだ!

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