フランスなくしてジャズは生まれなかった


ジャズの発祥の地はニューオリンズだということは周知のとおり。
この地は、多くの黒人がアフリカから労働力として連れられてきた港町。
また、一時期は、スペインやフランスの統治下の街でもあった。

よって、アメリカでありながらも、ヨーロッパの文化も根付いていたのだ。
このような環境の中でジャズは生まれたわけだが、では、黒人たちが手にした楽器はどこから流れてきたのかというと、ニューオリンズに駐留していたフランスの軍楽隊からの払い下げなんだよね。
これを安い値段で手に入れ、自己流に演奏しはじめる者や、直接仏兵士から手ほどきを受けたりした者もいた。

そして、19世紀末にはブラスバンドが誕生し、祭りや葬式のときに演奏されるようになるわけだが、これが発展していきジャズの源流になった。

つまり、フランスの軍楽隊がニューオリンズに駐留していなければ、ジャズは生まれなかった可能性が大なわけで、そういう意味でも、ジャズの発祥に貢献したのは、じつはフランスだったといっても過言ではない。

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