ジルベルト・ウィズ・タレンタイン

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Gilberto with Turrentine

タイトルを見るだけだと、「おっ!ゲッツの次は、今度はテナーサックスにスタンリー・タレンタインを迎えてのジャズテイスト溢れるボサノバアルバムか?!」って思うかもしれないんだけど、ちょっと違うんだよね。

同じテナーサックス、同じスタン(スタンリー)でも、アルバムのテイストはまったく違う。

アストラッド・ジルベルトとスタンリー・タレンタインが仲睦まじく最初の曲から最後の曲まで共演するというわけではなく、アストラッドは全曲歌ってないし、スタンリーも全曲吹いていない。

選曲がボサノバっぽくないからかな?

アストラッドが不服を申し立てて途中で帰っちゃったらしいけど、だから、1枚のアルバムとして体裁をなすための埋め合わせというわけでもないのだけれども、アストラッドなしのでスタンリーが良い感じで吹く曲があったり、アストラッドの違う一面が垣間見える曲があったりと、
まぁなんというか色々です。┐(-。ー;)┌


スタンリー・タレンタインのサックスが好きな人は、タレンタイン、ここでもなかなか好ブロウを繰り広げておりますし、アストラッド・ジルベルトが好きな人にとっても、いつもの「あの声」で和むこともできますし、と。


さらに、私のように両人が好きな人にとっては、レコーディングや編集のイキサツはよく知らないし、そんなことはまったく気にすることなく、ハイブリッドで、両者の良いところ取りで楽しめてしまう、面白アルバムなのであります。


▼収録曲
1. ウォンティング・シングス
2. ブラジリアン・タペストリー
3. トゥ・ア・フレイム
4. ふたりの誓い
5. ザズエイラ
6. ポンティオ
7. トラベリング・ライト
8. ベラ・クルス
9. ある愛の詩
10. 太陽をつかもう


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