モーメンツ・ノーティス チャーリー・ラウズ

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Moment's Notice/Charlie Rouse

自由闊達なチャーリー・ラウズのテナーを聴け!

どうも、セロニアス・モンク・カルテット時代にフロントでフゴフゴと同じようなフレーズを繰り返しがちなラウズのプレイって、すごく狭い部屋の中でもがいているように感じるんですよ。

表現におけるダイナミクスの振幅が少ない。

だから、マンネリといわれるのも、ある意味仕方のないことだとは思います。

難曲が多いモンクのナンバーを万遍なく無難にこなすためのラウズならではの処世術だったのかも。

しかし、モンクという「足枷」から解放されたラウズのテナーは、代表作の『ヤー!』や『ボサノヴァ・バッカナル』からも分かるとおり、本当にのびのびと暖かく、肩の力がほぐれてきます。

テナーサックス本来がもつ暖かいニュアンスも感じられ、共演者や演奏曲によっても、ずいぶんと演奏の温度が変わってくる人なんだなーとつくづく思います。

この『モーメンツ・ノーティス』も例に漏れず!って感じですね。

もちろん、モンクナンバーも演奏していますが、ピアニストがヒュー・ローソンに変わると、どうしてこうも演奏の表情が変わるの?!ってぐらい変わっています。



▼収録曲
1.The Clucker
2.Let Me
3.Joobobie
4.Well You Needn't
5.Royal Love
6.A Child Is Born
7.Little Sherri
8.Royal Love
9.Let Me
10.The Clucker
11.Well You Needn't


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