ティナ・ブルックスがいるからこその『オープン・セサミ』

open_sesami.jpg
Open Sesami/Freddie Hubbard


音色と楽想がピタリと一致しているということ。

これ、特にジャズにはよくあることですが、
《ジプシー・ブルー》など、まさにその典型。


彼作曲のナンバーは、このアルバムには2曲収録されていますが、
なかでも《ジプシー・ブルー》は秀逸。


彼の、あのクスんだ音色で吹かれるからこそ、
聴いていてグッとくるんだよね。


で、ティナがテナー1本だけで「あのメロディ」を吹いたところで、
沈んだ地味ぃ~な感じになってしまうところを、
ブライトで瞬発力のあるハバードのトランペットが色を添えている。

絶妙な音の色彩バランスです。

リーダーであるフレディ・ハバードを代表する1枚には違いありませんが、
リーダー作の少ないティナ・ブルックスの代表作の1枚にも挙げられるアルバムでもあるのです。



▼収録曲
1. オープン・セサミ
2. バット・ビューティフル
3. ジプシー・ブルー
4. オール・オア・ナッシング・アット・オール
5. ワン・ミント・ジュレップ
6. ハブズ・ナブ

この記事へのコメント