直立猿人のラヴ・チャント

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決シテ朝カラ聴カナイデクダサイ。。。


もうすでに過去に何度も書いていることかもしれないけれど、
ミンガス『直立猿人』のラストナンバー《ラヴ・チャント》が大好きだ。


14分の長尺演奏の冒頭を飾る
マル・ウォルドロンのピアノのリフレイン。

このメランコリックで、重たく、
曇り空を想起させる、無骨でちょっと不機嫌なピアノの音型が、
この曲のムードを決定付けている。


マルにしか出せない、このムードだが、
しっかりとミンガス独特の「気分」を受け継いでいる。

繰り返されるピアノのパターンに、
ミンガスのベースが、
どっしりと重たく脈動する。

やがて重なる
哀愁のマクリーンとモンテローズ、
2管のサックス。

もうメランコリックの最果て酒場(?)だ。


じょじょに躍動感を増してゆくアレンジも秀逸。


気づけば、いつの間にか余韻を残して終わっている、
あっという間の14分。


まっとうな勤め人の方が、
このナンバーを朝から聴いてしまうと、

もう会社なんかいきたくなーい、
仕事したくなーい、
1日中、朝から酒飲んで酩酊していたーい

というような気分になること必至なので、
平日の朝には絶対に聴かないようにね。



直立猿人


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