《ソング・フォー・マイ・ファーザー》のジョー・ヘンダーソン


ホレス・シルヴァー屈指の名曲《ソング・フォー・マイ・ファーザー》。


このナンバーをカバーしているジャズマンもいますが、
いまだ、ブルーノートのホレス・シルヴァーのオリジナルの演奏にかなうバージョンがない理由のひとつとして、
テナーサックスのジョー・ヘンダーソンの存在が大きいのではないかと。

アドリブの中盤から、エキサイトしてくるヘンダーソンのテナー。

ヘンダーソンが熱くなればなるほど、
バックのリズムフィギュアがクールなまでに淡々として聴こえてくる。

その対比が面白いですね。

ジョーヘンの加入は、かつてのシルヴァー・グループのトランペッターだったブルー・ミッチェルの推薦だったそうですが、
なかなか素晴らしい人選だったんじゃないかと思います。


モードの権化のようなテナー奏者・ヘンダーソンではありますが、
こういう素朴、かつ土臭さの漂うナンバーでも、
なかなかオリジナルな個性を発揮しています。





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