ブルーノート・モンク


私が立ち上げている動画のチャンネルに、
熱心なモンクファンのリスナーがいらっしゃいます。

様々なモンクのアルバムをひととおり聴き、
様々なモンクのアルバムを何度も聴き返すごとに、
結局は、ブルーノートのレコーディングが一番良いんじゃないかと思えてくるのだそうです。

『ジニアス・オブ・モダン・ミュージック』の、
「vol.1」と「vol.2」ですね。

bluenote_monk.png

言われてみれば確かに。

荒削りなところも散見されますが、
後に彼の音楽キャリアの中、
何度も再演されるオリジナルナンバーが、
もっとも瑞々しく演奏されていると感じるそうで、

言われてみれば確かに、
長らくレコーディングのチャンスが無いまま、
自宅で黙々と積み重ねてきた試行錯誤の結果を、
一気に吐き出すかのような「勢い」が感じられます。

このことについて、動画でも語っています。





モンクやジャズに限らず、
ファースト・アルバムがやっぱり最高!っていうミュージシャン、
少なくないような気がしますね。


もちろん、成長を重ねていくミュージシャンに
「ファーストが最高」というのも失礼な話かもしれませんが、
成長とともに円熟を獲得するとともに、
それと相反するかのように勢いや荒削りさも失ってゆくことも確か。


音楽的な成熟度とは別に、
長年ためこんできたものを一気に放出するかのような
不思議な勢いと輝きを宿しているファーストアルバムって、
多いような気がするんですよね。


音楽や演奏の良し悪し云々以前の話として、
なにか、音に宿る瑞々しさのようなものを感じるファーストアルバムを出すアーティストって、
今後はさらに大きく成長するような気がするのです。

やっぱり「ファースト」って特別なもののような気がします。