オルガン奏者、ビッグ・ジョン・パットンの
『アンダスタンディング』。

これはなかなか侮れないオルガントリオです。
通常、オルガンのトリオといえば、
オルガン、ギター、ドラムスという編成が多いのですが、
『アンダスタンディング』では、
ギターではなく、テナーサックスが参加。
そして、ハロルド・アレキサンダーのテナーサックスがなかなかよいのですよ。
さらに、たった3人の演奏とは思えないほどの肉厚アンサンブル。
これはなかなか聴きどころの多いアルバムです。
先日YouTubeにアップした動画でも同様のことを語っています。
ソニー・ロリンズの《アルフィーのテーマ》、
サム&デイヴ《ソウル・マン》、
ケニー・バレル《チトリンズ・コン・カーネ》と、
演奏曲もバリエーション豊かです。