チェット・ベイカー&クルー
勢い溢れる演奏からスタートすることもあり、「あのチェットが本気になったら凄いんだぞ」的なアルバムという印象をお持ちの方も多いと思います。
もちろんその通り。
充実した演奏が収められたアルバムです。
その中でも味わい深い演奏が《スライトリー・アバヴ・モデラート》。
何の変哲もない地味曲ではあります。
腰のはいったリズムセクションは快活ですが、チェットとフィル・アーソの一瞬浮遊感のあふれるアドリブラインが面白いです。
聞き流していた方は聴きなおしてみると面白い発見があるかもしれません。
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チェット・ベイカー・ミッドナイト