カインド・オブ・ブルー、最初はブルー・イン・グリーンから聴いてみよう!

名盤『カインド・オブ・ブルー』 他の記事でも何度か紹介していますが、やっぱり名盤なので、また『カインド・オブ・ブルー』について書きます。 こういう名盤は何度も紹介しても良いからね。 今回は『カインド・オブ・ブルー』の聴きどころ、というかオススメ曲を1つだけ紹介したいと思います。 『カインド・オブ・ブルー』はマイルスの代表的アルバムの一つなんですけれども、「…

続きを読む

アンソニー・ブラクストンの『フォー・アルト』評

アンソニー・ブラクストンの『フォー・アルト』評をアップしました。 ▼こちら フォー・アルト/アンソニー・ブラクストン アルト1本で即興演奏に臨んだアルバムです。 スティーヴ・レイシーのソプラノサックスソロや、リー・コニッツの無伴奏ソロ、それに阿部薫の諸作が好きな人は興味深く聴けるのではないでしょうか。 ところどころで表出するフリークトーンから、一瞬、阿部薫を…

続きを読む

ウェス・モンゴメリーのインクレディブル・ジャズ・ギター評

ウェス・モンゴメリーの『インクレディブル・ジャズ・ギター』評をアップしました。 ▼こちらです。 インクレディブル・ジャズ・ギター/ウェス・モンゴメリー リヴァーサイドのウェスといえば、やっぱり『フル・ハウス』や、『ウェス・モンゴメリー・トリオ』を聴く頻度の多い私ですが、たまに聴くと、やっぱり味わい深くて良いですね。 というか、名盤かつ定番のジャズアルバムなので、とっく…

続きを読む

マックス・ローチの『ディーズ、ノット・ワーズ』評

ドラマー、マックス・ローチのバチ捌きなどの細かな「技」を楽しめるアルバム『ディーズ、ノット・ワーズ』評をアップしました。 ▼こちら ディーズ、ノット・ワーズ/マックス・ローチ ジャケットに写るローチのサングラスの奥からの目がギラリが恐ろしいですが、内容は、『ウィ・インシスト』や『イッツ・タイム』のような「おっかねぇ」内容ではありません。 レイ・ドレイパーの…

続きを読む

ジ・アザー・サイド・オブ・ベニー・ゴルソン評

ベニー・ゴルソンのリーダー作、『ジ・アザー・サイド・オブ・ベニー・ゴルソン』評をアップしました。 ▼こちら ジ・アザー・サイド・オブ・ベニー・ゴルソン/ベニー・ゴルソン あの『モーニン』の録音から、約2週間後の録音で、あの『モーニン』に収録されている、《アー・ユー・リアル》が再演されています。 トロンボーンのカーティス・フラー効果もあってか、かなり、肌触りの違…

続きを読む

大西順子『XII(twelve)』評

シンプルで、力強いジャケット。 大西順子の『XII』。 今度は3管によるセクステット編成のアルバムです。 うん、いい! やっぱり、ピアノトリオの大西順子もいいけれど、管楽器好き(推定)の彼女には、やはり、管楽器入りのジャズがよく似合う。 そして、本領発揮! やっぱり、ピアノ好きの人こそ、ピアニストがリーダーで管楽器が参加しているこう…

続きを読む

米澤美玖の『ランドスケープ』評

米澤美玖の2枚目のリーダー作、『ランドスケープ』評をアップしました。 ▼こちらです♪ ランドスケープ/米澤美玖 ジャケ写の華奢な美玖さんと、大きく見えるテナーサックスの対比。 これからは想像できないような太くて暖かいテナーの音が炸裂します。 きちんと基礎が出来ているんだな~と思います。 一曲目のリズムもかなりカッコ良し。 このようなストレートアヘッドなアコー…

続きを読む

ヘイデンとメルドーのデュオ

チャーリー・ヘイデンと、 ブラッド・メルドーのデュオ作品、 『ロング・アンド・ファー・アウェイ』評をアップしました。 ▼こちら ロング・アゴー・アンド・ファー・アウェイ/チャーリー・ヘイデン&ブラッド・メルドー ヘイデンの太く、温かく、重く、優しいベースが、 才気走りがちなメルドーのピアノを優しく包み、 落ち着いて聴き易い演奏が繰り広げられています。…

続きを読む

アキコ・グレース『フロム・オスロ評』

アキコ・グレースの『フロム・オスロ』評をアップしました。 ▼こちら フロム・オスロ/アキコ・グレース ECM御用達のスタジオとエンジニアを起用。 澄んだ奥行のある音色と、美しいピアニズムが融合した快作です。 《ワルツ・フォー・デビー》や、《ノルウェーの森》も良いけれど、とにかく1曲目を聴いてみてください。 彼女のピアニズムと、録音の…

続きを読む

姫の乱心「No Exit」評

懐かしい! 宮城純子さん率いていたフュージョンバンド「姫の乱心」の『No Exit』評をアップしました。 ▼こちら No Exit/姫の乱心 昔、ライブにいったことがあるんですが、すごい音圧、すごい迫力アンサンブルでした。 CDだと、だいぶスッキリと健康的なサウンドになっちゃっているんですけどね……。

続きを読む

マッドリブ『ブルーノート帝国への侵略』評

マッドリブの『ブルーノート帝国への侵略』評をアップしました。 ▼こちらです ブルーノート帝国への侵略/マッドリブ ヒリヒリとした音の触感は、まさに「私の考えるジャズ」(←クインシー・ジョーンズっぽく)とピタリと合致し、ヘタなフツーのジャズよりも、よっぽど「ジャズ」を感じる内容と感じるのですが、皆さんの耳にはどう響くのでしょうか?

続きを読む

『エリック・ドルフィー&ブッカー・リトル・リメンバード・ライヴ・アット・スウィート・ベイジル』評

リズムセクションが、かつて「ファイヴ・スポット」で名演を生み出した、 マル・ウォルドロン(p)、 リチャード・デイヴィス(b)、 エド・ブラックウェル(ds)、 フロントがテレンス・ブランチャードとドナルド・ハリソンの『エリック・ドルフィー&ブッカー・リトル・リメンバード・ライヴ・アット・スウィート・ベイジル』評をアップしました。 ▼こちら エリック・ドルフィー&ブッカー…

続きを読む

『スケッチ・オブ・スペイン』評をアップしました。

最近年をとってきたせいか、マイルスとギルの『スケッチ・オブ・スペイン』がめちゃくちゃ染みてくるんですよね。 ギラリと照り付ける夏、猛暑。 ゆらゆらと煮えたぎるような空気を、マイルスのトランペットが冷たく切り裂いていくかのよう。 この寂寥感といったら。 ほんと、たまらんです。 暑い日が続いていますが、たぶんマイルスのトランペットの絶望においやる…

続きを読む

チェット・ベイカーの《スライトリー・アバヴ・モデラート》

チェット・ベイカー好きなら、誰もが持っているであろう彼の代表作『チェット・ベイカー・アンド・クルー』。 チェット・ベイカー&クルー 勢い溢れる演奏からスタートすることもあり、「あのチェットが本気になったら凄いんだぞ」的なアルバムという印象をお持ちの方も多いと思います。 もちろんその通り。 充実した演奏が収められたアルバムです。 その中でも味わい深…

続きを読む

デヴィッド・サンボーン『ストレート・トゥ・ザ・ハート』評

デヴィッド・サンボーンの『ストレート・トゥ・ザ・ハート』をアップしました。 ▼こちら ストレート・トゥ・ザ・ハート/デヴィッド・サンボーン 勢いあふれる若かりし日のマーカス・ミラーにハイラム・ブロック! 興奮に次ぐ興奮! 個人的にはサンボーンのベストに位置づけられているアルバムですね。 サンボーンのアルトの音色もシャープで透き通っています。 …

続きを読む

ボブ・ジェームス『フォクシー』評

ボブ・ジェームスの『フォクシー』評をアップしました。 ▼こちら フォクシー/ボブ・ジェームス 参加ミュージシャンが、デヴィッド・サンボーンやマーカス・ミラー、スティーヴ・ガットなど、いわゆる「フュージョンのスターたち」とも言える人たちではあるのですが、私にとっては、フュージョン以前のイージーリスニング。 いや、クオリティ高い演奏が続くので、決してバカにしているわけ…

続きを読む

レッド・ガーランドの『アイ・レフト・マイ・ハート』評

レッド・ガーランドの『アイ・レフト・マイ・ハート』評をアップしました。 ▼こちら アイ・レフト・マイ・ハート/レッド・ガーランド なにしろ、ジャケットが素敵なアルバムなのです。 こちらのジャケットではなく、 ↓ こちらのほうね♪ ↓ 演奏は、プレスティッジ時代の吹き込みに比べれば、だいぶ「ユルく」なってきてはいますが、ジャケットのムードがそれを…

続きを読む

シアリング・オン・ステージ/ジョージ・シアリング

《セプテンバー・イン・ザ・レイン》の名演で有名な、ジョージ・シアリングの代表的ライヴアルバム、『シアリング・オン・ステージ』評をアップしました。 ▼こちらです♪ シアリング・オン・ステージ/ジョージ・シアリング トゥーツ・シールマンスのハーモニカが素晴らしいです。 たった6人で、それ以上の人数での演奏を感じさせる充実したアンサンブルが楽しめるアルバムなのです。…

続きを読む

ラジオのように/ブリジット・フォンテーヌ

ブリジット・フォンテーヌの『ラジオのように』評をアップしました。 ▼こちらです♪ ラジオのように/ブリジット・フォンテーヌ 思い入れのある盤ゆえ、とっくの昔にアップしていたつもりになっていたのですが、そういえば、ちゃんと『ラジオのように』についてを書いていなかったことに気づき、急いでアップ! いつ聴いても、不思議な気分になれる不思議なアルバムです。 バックのアー…

続きを読む

アット・ジ・オペラハウス スタン・ゲッツ&J.J.ジョンソン

スタン・ゲッツとJ.J.ジョンソンの『アット・ジ・オペラハウス』をアップしました。 ▼こちらです♪ アット・ジ・オペラハウス/スタン・ゲッツ&J.J.ジョンソン 二人の名手の初共演ではあるのですが、質の良い無難なジャムセッション的な演奏でながらく魅力を感じていませんでした。 しかし、2曲のバラード、《イエスタデイズ》と《イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド》を聴い…

続きを読む

『ホリディ』浜崎航ミーツ松本茜トリオ

浜崎航と松本茜トリオの『ホリデイ』評をアップしました。 ▼こちら♪ ホリデイ/浜崎航 &松本茜トリオ ハッピームードの楽しい演奏の連続。 ラストを飾るは、フィニアス・ニューボーンの《ハーレム・ブルース》。 さすが、『フィニアスに恋して』の彼女ならではの、 溌剌としたピアノを楽しめます。 年末はこれ聴いて、楽しい気分で新しい年を迎えます。 皆さま…

続きを読む

チコ・フリーマンの『スピリット・センシティヴ』

チコ・フリーマンの『スピリット・センシティヴ』評をアップしました。 ▼こちらです♪ スピリット・センシティヴ/チコ・フリーマン ベーシスト、セシル・マクビーとのデュオで演奏される《ニューヨークの秋》が聴きものですが、他にもジョン・ヒックスのピアノがなかなか良いイントロをつけている《イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド》もなかなかなのです。 ▼収録曲…

続きを読む

DANCING古事記 山下洋輔

DANCIN古事記/山下洋輔 山下洋輔の『DANCING古事記』評をアップしました。 ▼こちらです♪ ダンシング古事記/山下洋輔 音そのものの破壊力よりも、音にまとわりつく時代の空気がリアルタイムにその時代を経験していない者にとってもヒリヒリと痛く伝わってくるのです。

続きを読む

インヴィテーション/アル・ヘイグ

アル・ヘイグの『インヴィテーション』評をアップしました。 ▼こちらです♪ インヴィテーション/アル・ヘイグ 個人的には、どうも70年代のドラマや映画の、ちょっとクサいムードミュージックを思い出してしまうんですよね。 でも、ヘイグのピアノの表現力は、やっぱり凄いです。 若い頃のさりげなさは影を潜めていますが、ベタなクサさを臆面もなく全開しつつも鬱陶しさの2歩手前の寸止めっ…

続きを読む

ローランド・カーク『ドミノ』評

ローランド・カークの『ドミノ』評をアップしました。 ▼こちらです♪ ドミノ/ローランド・カーク どっぷりとカークにはまった人からしてみれば、ちょっとオーソドックス過ぎて食い足りないと思われるかもしれませんが、 ハードバップなテイストを愛し、なおかつ、最初にカークを聴いてみたいという人には、文句なしにおすすめしたいアルバムです。

続きを読む

チコ・ハミルトン『ブルー・サンズ』評

西海岸の名ドラマー、チコ・ハミルトンの『ブルー・サンズ』評をアップしました。 ▼こちらです♪ ブルー・サンズ/チコ・ハミルトン 聴けば聴くほど、よく「練られた」アレンジ、サウンドです。 ポイントは、やっぱりジム・ホールのギターが隠れ貢献していることと、カーソン・スミスの大股歩きのベース!

続きを読む

ソニー・スティット『ペン・オブ・クインシー』評をアップしました。

ソニー・スティットの『ペン・オブ・クインシー』評をアップしました。 ▼こちらです♪ ペン・オブ・クインシー/ソニー・スティット クインシー・ジョーンズによる主役を引き立てることに長けたアレンジが、スティットの個性をよりいっそう浮き彫りにしてしまった! そしてその結果は……?!

続きを読む

ソニー・ロリンズの『Gメン』評

ソニー・ロリンズの『Gメン』評をアップしました。 ▼こちらです♪ Gメン/ソニー・ロリンズ ぶりぶり吹いている動画をみると、おお、かっけ~!と大興奮するんですが、 音源だけだと、ちょっと興奮度が90%に下がるという……。 ま、仕方がないか。 でも、勢いあるロリンズのテナーは、やっぱりパワフルもりもりで強いです。 強制的に元気にさせてくれる演奏ではあります。 …

続きを読む

コーリン・ザ・ブルース/タイニー・グライムス

タイニー・グライムス(g)の『コーリン・ザ・ブルース』評をアップしました。 ▼こちらです コーリン・ザ・ブルース/タイニー・グライムス チャーリー・クリスチャン的、バップのテイストと、チャック・ベリー的、ロックンロールなテイストが絶妙に融合したタイニー・グライムスのギター。 安定したリズムセクションに乗り、とにかく良い気分で聴けるのです。 晴れた休日、洗濯ものを干しなが…

続きを読む

マックス・ローチ『限りなきドラム』評

マックス・ローチという人は、何事に対しても徹底した性格なようで、悪くいえば粘着質的なところもあったらしいですね。 オーネットが登場した当時は彼の音楽に対して、同業者のジャズマンたちの間でも賛否両論が湧きおこったのですが、ローチは、オーネットの音楽に不快感を示したほうの人。 単に「こんなんジャズじゃねー!」と言うだけでは飽き足らず、なんとオーネットの自宅の前まで行って大…

続きを読む

ウォーン・マーシュの『ウォーン・マーシュ』評

カフェモンマルトルに、 ウォーン・マーシュの『ウォーン・マーシュ』評をアップしました。 ▼こちらです ウォーン・マーシュ/ウォーン・マーシュ 素っ気無いなんだけれども、よく聴くと、ようやく味わいにだんだんと気がついてくる。 そこまで達するまでに、飽きなければ良いのだけれど……。 チェンバースのグイグイベースを楽しめるアルバムでもあります。

続きを読む

エロール・ガーナー・プレイズ・ミスティ評

エロール・ガーナーの『ミスティ』評をアップしました。 ▼こちら♪ エロール・ガーナー・プレイズ・ミスティ/エロール・ガーナー 多くの歌手や演奏者がカバーしている名曲なだけあって、時おり街中で《ミスティ》のメロディが耳にはいってきても「今さら」感がぬぐえないのが正直なところですが、 しかし、作曲者本人、エロール・ガーナーの演奏を聴くと、やっぱり格別な味わいがあります。 Y…

続きを読む

スタン・ゲッツの『ザ・サウンド』評

スタン・ゲッツの『ザ・サウンド』評をアップしました。 ▼こちらです♪ ザ・サウンド/スタン・ゲッツ ご存知、ジャズの定番曲にもなったスウェーデン民謡の《ディア・オールド・ストックホルム》。 マイルスやパウエルの演奏が有名ですが、この曲を「発見」し、録音した人は、ゲッツ。 《ディア・オールド・ストックホルム》の初演が収録されているこのアルバムは、初期ゲッツの魅力がたっぷり…

続きを読む

ホレス・パーランの《シンシアズ・ダンス》についてをアップしました。

スティープル・チェイスにホレス・パーランが残した『ブルー・パーラン』といえば、ミンガスの《グッドバイ・ポークパイハット》や、モンクの《モンクス・ムード》が代表的ナンバーのアルバム。 重たくメランコリックですね。 なので、アーシーでブルージーなアルバムと、思っていたら、そうではないナンバーもあるんですね。 それが、これ! 《シンシアズ・ダンス》。 『ブルー・パーラ…

続きを読む

綺麗に溶け合うハッチャーソンとハンコック

ボビー・ハッチャーソンの『オブリーク』のタイトル曲《オブリーク》。 ハッチャーソンのマレットが叩きだすこのスピード感! メカニカルかつ精緻なフレーズが美しく光る。 そして後に続くハンコックのピアノもこれまたメカニカルかつ精緻。 ハッチャーソンのヴァイブはハンコック的でもあり、また、ハンコックのピアノはハッチャーソン的でもある。 つまり、両者の相性は双子のよう…

続きを読む

コルトレーンのバックでドラムを叩くピート・ラロカのドラミング

Live at the Jazz Gallery 1960 奄美大島在住の「音のソムリエ」高良俊礼さんより、 ご寄稿いただきました。 こちらです(・∀・)b ↓ ジョン・コルトレーンとピート・ラロカのドラミング エルヴィン・ジョーンズとは全く違うピート・ラロカのドラミング。 インパルスなどの後期のコルトレーンの演奏に慣れている人にとっては かなりの違和感を…

続きを読む

グリフィンのイントロデューシング

快速ブロブロ! ブローしまくるテナーマンの第一人者といえば、 やっぱり、ジョニー・グリフィン! ジョニー・グリフィンの『イントロデューシング』評を 音のソムリエ・高良俊礼氏より ご寄稿いただきました。 ▼こちらです♪ 最強のジャズ・テナー、ジョニー・グリフィン

続きを読む

チャーリー・ラウズを聴こう!

奄美大島在住の「音のソムリエ」、 高良俊礼さんよりご寄稿いただきました。 ▼こちら チャーリー・ラウズを聴こう 地味なイメージがどうしてもつきまとう ラウズのテナーサックスを見直す良い機会かも?

続きを読む

M.T.B.の『コンセンティング・アダルツ』評

Conceting Adults/M.T.B. マーク・ターナー(ts)、ピーター・バーンスタイン(g)、ブラッド・メルドー(p)、 ラリー・グレナディア(b)、ジェフ・バラード(ds)らによる M.T.B.の『コンセンティング・アダルツ』評をアップしました。 ▼こちらです コンセンティング・アダルツ/M.T.B. ウェイン・ショーター作曲の《リンボ》に、 マク…

続きを読む

レイザーズ・エッジ(デイヴ・ホランド)評

Razor's Edge/Dave Holland デイヴ・ホランド(b)の『レイザーズ・エッジ』評をアップしました。 ▼こちらです。 レイザーズ・エッジ/デイヴ・ホランド スティーヴ・コールマン(as)、 ケニー・ホイーラー(flh,tp)、 ロビン・ユーバンクス(tb)。 3人の管楽器奏者が繰り広げるめくるめくアンサンブルを、 ズッシリと根っこから支え、 …

続きを読む

async/坂本龍一

async/坂本龍一 ジャズの紹介ではないんですが、 「最近、こればっか聴いてますっ!」というアルバムが、 3月末に発売された坂本龍一の『async』。 これ、深いです。 ついに、この境地にまで至ったのか、 と思うと同時に、 若い頃から一貫して流れている エッジの立った坂本イズムも底流に流れているんですね。 深い響きのピアノの曲もあれば、 限り…

続きを読む

トリオ'64/ビル・エヴァンス

Trio'64/Bill Evans ビル・エヴァンスの『トリオ'64』評をアップしました。 ▼こちらです(・∀・)b トリオ'64/ビル・エヴァンス ベースにゲイリー・ピーコックが参加した唯一のアルバムです。 ゲイリー・ピーコックといえば、 キース・ジャレットの「スタンダーズ」のベーシストとしても有名ですが、 エヴァンスがピーコックと組んでいる時のトリオのライ…

続きを読む

オム/ジョン・コルトレーン

OM/John Coltrane ジョン・コルトレーンの『オム』評をアップしました。 ▼こちらです オム/ジョン・コルトレーン コルトレーン後期の「怖い」問題作でもあります。 冒頭の何やら秘密宗教の呪いの儀式っぽい祝詞(?)を聴いただけで 引いてしまう人も多いかもしれませんが、 演奏そのものは、《アセンション》的なインパクトを コンパクトな編成で、それ以上の効…

続きを読む

ナイス・ガイズ/アート・アンサンブル・オブ・シカゴ

Nice Guys/Art Encemble Of Chicago アート・アンサンブル・オブ・シカゴの『ナイス・ガイズ』評をアップしました。 ▼こちらです(・∀・)b ナイス・ガイズ/アート・アンサンブル・オブ・シカゴ なにしろ音が気持ち良い! 明確かつクリアな音像ゆえ、これは優れたオーディオ装置で聴いてみたいと思わせる音です。 また、レゲエベースまでも消化…

続きを読む

『ホリデイ』(浜崎航&松本茜)で楽しいひとときを!

「パーティジャズ」というジャンルがあるかどうかは分かりませんが、このアルバムに収録されている演奏は、パーティなど、楽しいひとときに流すと良いと思います。 腕を組んで一人でじっと聞き入るというスタイルよりは。 出来れば、生演奏で接したほうが良いかも。 アレンジは練りこまれたところは練り込まれているけれども、メンバーのコンビネーションが一体化しているため、破綻のまったくない…

続きを読む

センチメンツ/サヒブ・シハブ

Sentiments/Sahib Shihab 『サヒブズ・ジャズ・パーティ』がなかなか手に入らないとお嘆きの貴兄に。 『ジャズパーティ』に収録されているナンバーが6曲収録されています。 ピアノがケニー・ドリュー、 ベースがペデルセン! ▼収録曲 1. マ・ニー 2. ザ・コール 3. ル・デュ・ラ・ハープ 4. センチメンツ 5. フロム・ミ…

続きを読む

『この素晴らしき世界』評を書きました。

サッチモの『この素晴らしき世界」評をアップしました。 ▼こちら この素晴らしき世界/ルイ・アームストロング ズブズブにジャズに浸かっている人からしてみれば、「もはやポップスじゃん?」って感じの楽曲&テイストかもしれませんが、なかなかどうして、ホット5やホット7時代の熱いサッチモの全盛期を聴いた後に、改めて耳を通すと、耳に美味しいところを数多く発見できて、結構楽しめるアルバムなの…

続きを読む

マルーンズ/ジェリ・アレン

Maroons/Geri Allen ジェリ・アレンの『マルーンズ』評をアップしました。 ▼こちら マルーンズ/ジェリ・アレン ジェリの重たく粘る尖ったピアノ。 重たく挑発的なベース。 なかなか刺激的な重量級アルバムです。 曲によっては加わるウォレス・ルーニーのトランペットは、 悪くはないけれども、 無くても良かったかな?というのが個人的な感想。 …

続きを読む

トウェンティ・ワン/ジェリ・アレン

Twenty One/Geri Allen ジェリ・アレンがブルーノートに トニー・ウィリアムス、ローン・カーターとともに吹き込んだ ピアノトリオによる作品『トウェンティ・ワン』。 このアルバムのレビューをアップしました。 ▼ トウェンティ・ワン/ジェリ・アレン 開放的でノビノビとしたジェリのピアノはもとより、 奔放でワイルドがレンジを誇るトニーのドラミングだけで…

続きを読む

ルッキン・アット・モンク/ジョニー・グリフィン&エディ・ロックジョウ・デイヴィス

Lookin At Monk/Johnny Griffin & Eddie "Lockjaw" Davis テナーバトルのアルバム! 登場するは、ブリブリテナー吹き2人。 ジョニー・グリフィンとエディ・ロックジョウ・デイヴィス。 で、ルールは「モンクしばり」。 つまり、セロニアス・モンクの曲だけで、 いっちょテナー合戦しましょうや、って感じ。 グリフィン…

続きを読む

ハート・ドロップス/ヴィンス・ベネディッティ

Heart Drops/Vince Benedetti ダイアナ・クラールが参加している トロンボーン奏者、ヴィンス・ベネディッティのアルバム。 彼女目当てで買ったにもかかわらず、 実際に聴いてみると、 ヴィンスのトロンボーンにも魅了されてしまった! ……という人、多し。 もちろん、ダイアナの歌も堪能することができます。 (・∀・)b …

続きを読む

イベントレポートがアップされました!

先日、ジャズ喫茶「いーぐる」でおこなわれました 『ビジネスマンのための(こっそり)ジャズ入門』発売記念イベントのレポートが、 シンコーミュージックさんのホームページにアップされました。 ▼こちらです 刊行記念レポート よろしければご覧になってください。 (・∀・)b

続きを読む

セロニアス・モンク『プレイズ・デューク・エリントン』評

Plays Duke Ellington/Thelonious Monk セロニアス・モンクの『プレイズ・デューク・エリントン』評をアップしました。 ▼こちらです プレイズ・デューク・エリントン/セロニアス・モンク 夜に聴くとじんわりと染みてくる。 オスカー・ペティフォードの暖かくて太くて柔らかいベースの音色、 そして、このような極上の音色で奏でられる 安定…

続きを読む

デュオ/橋本一子 & 中村喜郎

duo/橋本一子 & 中村喜郎 ピアニスト&ヴォーカリストの橋本一子さんと、 日本のボサノバ界の第一人者の中村喜郎氏のアルバム、 『duo』評をアップしました。 ▼こちら デュオ/橋本一子 & 中村喜郎 しっかりボサノバでありながらも、 ボサノバに新しい息吹が吹き込まれている瑞々しい演奏を楽しめます。 これはオススメ! ▼収録曲 1. Ela …

続きを読む

ソニー・クリスの『ソニーズ・ドリーム』評

Sonny's Dream/Sonny Criss ソニー・クリスの『ソニーズ・ドリーム』評をアップしました。 ▼こちらです('ω')ノ ソニーズ・ドリーム/ソニー・クリス 10人編成の大所帯。 「ニュー・バース・オブ・ザ・クール」というサブタイトルからも、 マイルスの『クールの誕生』を意識したアルバムだということがわかります。 しかし、個人的には、…

続きを読む

スウィート・ファイヤー/ローランド・カーク

Sweet Fire/Roland Kirk ローランド・カークの『スウィート・ファイヤー』評をアップしました。 ▼こちらです スウィート・ファイヤー/ローランド・カーク パーカーそっくりの《マイ・リトル・スウェード・シューズ》。 大快楽の《マイ・シェリー・アモール》などなど、 「気持ちぃ良か~」が連続のライヴアルバムなのです。

続きを読む

ユセフ・ラティーフの『ジャズ・ムード』評

Jazz Mood/Yusef Lateef テナーサックス、オーボエ、フルート奏者のユセフ・ラティーフ。 彼の隠れ名盤に『ジャズ・ムード』というアルバムがあるのですが、 これ、ジャズのムードというよりは、 エスニック色漂うアルバムです。 このアルバム評を「カフェモンマルトル」にアップしました。 ▼こちらです ジャズ・ムード/ユセフ・ラティーフ エスニ…

続きを読む

地味にスゴイ!モブレイ

地味にスゴイ!テナーサックス奏者、 ハンク・モブレイについて、個人サイト「カフェモンマルトル」に短評を書きました。 ▼こちらです 地味にスゴイ!テナーサックス奏者 ハンク・モブレイ よろしければ、ご覧になってください。 (・∀・)b

続きを読む

ノラ・ジョーンズ『デイ・ブレイクス』評

Day Breaks/Norah Jones ノラ・ジョーンズの新作『デイ・ブレイクス』評をアップしました。 ▼こちらです(・∀・)b デイ・ブレイクス/ノラ・ジョーンズ あいもかわらず、ドライでウェッティな ノラ独特の音世界。 ウェイン・ショーターもソプラノサックスで参加していますが、 彼の音の存在感は、相変わらず凄いですね。 ブライアン・ブ…

続きを読む

ガボール・ザボの『ジプシー’66』評

Gypsy'66/Gabor Szabo 奄美大島の「音のソムリエ」高良俊礼さんより、ガボール・ザボ評をご寄稿いただきました。 ▼こちらです ガボール・ザボの《イエスタデイ》 私も以前、ガボール・ザボの『ジプシー66』を聴いて、思わずレビューをアップしたことがあるのですが、やはり、ザボは独特。 そして、地味に強烈。 ハマればクセになること請け合いのギタリス…

続きを読む

トニー・ウィリアムス『フォーリン・イントリーグ』評

Foreign Intrigue/Tony Williams トニー・ウィリアムスの『フォーリン・イントリーグ』評を 個人サイト「カフェモンマルトル」にアップしました。 ▼こちらです フォーリン・イントリーグ/トニー・ウィリアムス マイルス・クインテット時代の演奏にぞっこんな私の場合は、 トニー・ウィリアムスといえば、 シャープでスピード感のあるドラミン…

続きを読む

セシル・テイラー『イン・フロレセンス』評

In florescence/Cecil Taylor セシル・テイラーの『イン・フロレセンス』評をアップしました。 ▼こちらです(・∀・)b イン・フロレセンス/セシル・テイラー メジャーレーベルのA&Mが発売したセシルのアルバム。 いったいどんな内容なんだろうと興味津々で買ったのが1990年頃。 もう四分の一世紀も経ってしまったか。 …

続きを読む

デヴィッド・マレイ『アコースティック・オクトファンク」評

Acoustic Octfunk/David Murray カフェモンマルトルに デヴィッド・マレイの『アコースティック・オクトファンク」評をアップしました。 ▼こちらです アコースティック・オクトファンク/デヴィッド・マレイ・カルテット 骨太肉厚ぶりぶりマレイ! エキサイティングでありながらも、 非常にわかりやすい演奏。 それは観客からの反応…

続きを読む

千のナイフ 坂本龍一

千のナイフ/坂本龍一 坂本龍一の『千のナイフ』のレビュー、 というより《ジ・エンド・オブ・エイジア》についてをアップしました。 ▼こちらです 千のナイフ/坂本龍一 ジャズではないけれども、 ジャズギタリストの渡辺香津美が参加しているということで。 (・∀・)b 渡辺香津美奏でる「炎のギターソロ」もなかなかです。 「火がついたように弾きまくって…

続きを読む

アンダーカレント評/ケニー・ドリュー

Undercurrent/Kenny Drew ケニー・ドリューの『アンダーカレント』評をアップしました。 ▼こちらです アンダーカレント/ケニー・ドリュー かっこいいモブレイ、 かっこいいハバード、 かっこいいリズムセクション(サム・ジョーンズ+ルイス・ヘイズ)を聴くことができます。 来月、シンコーミュージックから発売予定の 『ビジネスマンの…

続きを読む

ハンクとミルト/ハンク・モブレイ・アンド・ヒズ・オールスターズ

Hank Mobley And His All Stars/Hank Mobley 脳内がめちゃ気持ちいい。 音色が脳の中を心地よくマッサージ。 何の音色? もちろん、ミルト・ジャクソンのヴァイブの音色で。 それにコクを加えるモブレイのテナーも こってりと心地よし。 人選の妙。 これ、ブルーノートの社長である アルフレッド…

続きを読む

スタン・ゲッツ『キャプテン・マーヴェル』評

Captain Marvel/Stan Getz スタン・ゲッツの『キャプテン・マーヴェル』評をアップしました。 ▼こちらです(・∀・)b キャプテン・マーヴェル/スタン・ゲッツ アルバム冒頭を聴くと、 一瞬チック・コリアがリーダーのアルバムなのかと感じてしまいますが、 よく聴くと、やっぱりゲッツの貫禄は凄い。 しかし、チックをはじめ、 トニー・ウィリ…

続きを読む

ブルース・イン/『モダン・アート』アート・ペッパー

Modern Art/Art Pepper 1曲目の《ブルース・イン》。 ベン・タッカーのベースを追いかけるだけでも、楽しい。 アート・ペッパーの繊細なアルトも、 自動的に するすると耳にしみ込んでくる。 (・∀・)b ペッパーのアルトは、 語尾がふんわりと切ない。 ▼レビューはこちらです モダン・アート/アート・ペッパー …

続きを読む

コルトレーン・ライヴ・イン・ジャパン評

Live In Japan/John Coltrane 今年はビートルズ来日50周年だけれど、 忘れてはいけない! 今年は、コルトレーンの来日50周年の年でもあるのだよ。 というわけで、 コルトレーンの『ライヴ・イン・ジャパン』評をアップしました。 ▼こちらです。(・∀・)b ライヴ・イン・ジャパン/ジョン・コルトレーン 熱い!暑い!暑苦し…

続きを読む

ジョン・コルトレーン『ワン・ダウン・ワン・アップ』評

狭いぞ、ハーフノート!(・∀・)b 奄美大島在住、音のソムリエの 高良俊礼さんより、 ジョン・コルトレーンの『ワン・ダウン・ワン・アップ』評を御寄稿いただきました。 ▼こちら ジョン・コルトレーンの『ワン・ダウン・ワン・アップ』 うん、確かに熱い、暑い、 ……暑苦しい!? しかし、この真夏には、 この暑苦しさ(熱苦しさ)が、 かえって激烈気持ち…

続きを読む

ソウル・タイム評 ボビー・ティモンズ

ボビー・ティモンズの『ソウル・タイム』評を個人サイト「カフェモンマルトル」にアップしました。 ▼こちらです ソウル・タイム/ボビー・ティモンズ まずは、ブルー・ミッチェルが朗々とトランペットで「歌う」、《スポージン》をお聴きください。 彼のリーダー作『ブルーズ・ムーズ』の《アイル・クローズ・マイ・アイズ》が好きな人なら、きっと響くところがたくさんあるはずです。 …

続きを読む

マル・ウォルドロン ザ・クエスト

The Quest/Mal Waldron マル・ウォルドロンのリーダー作、 『ザ・クエスト』評をカフェモンマルトルにアップしました。 ▼こちらです。(・∀・)b ザ・クエスト/マル・ウォルドロン エリック・ドルフィーもブッカー・アーヴィンも参加! あの《ファイヤー・ワルツ》の「ゆっくりバージョン」も収録されています。 チャーリー・パーシップのスピー…

続きを読む

ドン・フリードマン評

Flash Back/Don Friedman ドン・フリードマンの『フラッシュバック』評を個人サイト・カフェモンマルトルにアップしました。 ▼こちらです フラッシュバック/ドン・フリードマン 《サークル・ワルツ》のイメージで聴くと、 肩透かしを食らうかも? ラストのタイトル曲を聴けば、 ナイーブなピアノのイメージが覆されるかもしれません。 もっとも、他の…

続きを読む

ハービー・ハンコック パーフェクト・マシーン評

Perfect Machine/Herbie Hancock ハービー・ハンコックの『パーフェクト・マシーン』評をアップしました。 ▼こちらです パーフェクト・マシーン/ハービー・ハンコック オーストラリアのシンセ、フェアライトCMIが大活躍のアルバムです。 硬質な音色だけでも、興奮して聴けちゃう1枚ですね。 ご機嫌なエレクトロファンクです。 (・∀・)b …

続きを読む

ブルースの真実 オリヴァー・ネルソン

The Blues And Abstruct Truth/Oliver Nelson オリヴァー・ネルソンの代表作『ブルースの真実』評をアップしました。 ▼こちらです(・∀・)b ブルースの真実/オリヴァー・ネルソン オリヴァー・ネルソンの頭の中にあったのは、 おそらくはエリントン楽団のアンサンブルだったんでしょう。 (というより、この時代のアレンジャ…

続きを読む

佐山雅弘 with 藤原清登『思い出す、会いたがる、恋い慕う』評

思い出す、会いたがる、恋い慕う/佐山雅弘 with 藤原清登 先月発売された新譜、『思い出す、会いたがる、恋い慕う』。 ピアニスト佐山雅弘と、ベーシスト藤原清登による芳香なデュオです。 いわゆるジャズジャズした感じ(4ビートのバップっぽい感じ)の演奏ではありませんが、ぬくもりと懐かしさを感じさせる素敵な演奏ばかりが収録されています。 この『思い出す、会いたがる、恋い慕…

続きを読む

ボレロの夜~ビリー・ホリディに捧ぐ ブライアン・リンチ・アフロ・キューバン・ジャズ・オーケストラ

ブライアン・リンチ・アフロ・キューバン・ジャズ・オーケストラの秀作。 ドルフィー&リトルの名演で有名な《ファイアー・ワルツ》が、なんとラテンアレンジで聴けるんです! これはこれで、なかなか面白いですね。 ビリー・ホリデイ目的で聴き始めたら、意外なところでツボ発見!って感じですかね。 ▼収録曲 1. アフィンケ 2. ラ・シティエラ 3. セリア 4. ファイア…

続きを読む

ライヴ・イン・ボルチモア 1968 リー・モーガン&クリフォード・ジョーダン

Live in Baltimore 1968/Lee Morgan & Clifford Jordan こんな録音が残っていたとは! リー・モーガンとクリフォード・ジョーダンの汗水したたるライヴ! ピアノがジョン・ヒックスでしょ、 ベースがレジー・ワークマンでしょ、 ドラムスがエド・ブラックウェルでしょ。 もうこれは、かなりの精鋭かつ重量級の布陣! …

続きを読む

エントリー リンダ・オー

リンダ・オーの『エントリー』。 ベースが演奏の手綱をしっかりと握っている。 このことは、たしかに優れたベーシストがボトムを支えるグループにおいては、古今東西、不変の原理ではあるのだろうけれども、レイ・ブラウンやポール・チェンバースがリーダーとなり演奏の主導権を握っていた時代と、リンダ・オーがリーダーとしてアンサンブルの主導権を握る現代とでは、同じベースという低音楽…

続きを読む

ディア・オールド・ストック・ホルム マイルス・デイヴィス

先日公開がはじまった映画 『イニシエーション・ラブ』を観てきました。 ジャズクラブのシーンがあるんですが、 そこで演奏されている曲は 《ディア・オールド・ストック・ホルム》でした。 うー、早く帰って マイルスの『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』聴きてぇ~! そう思ったのは、おそらく、テーマの後が ベースソロだったからなのかもしれません。(・∀・)b …

続きを読む

ピット・イン シダー・ウォルトン

村上春樹も会場にいたという、 新宿ピット・インで行われた シダー・ウォルトンのライヴ。 ドラムがビリー・ヒギンス、 ベースがサム・ジョーンズ。 演奏のまとまり具合は、文句なしです。 特にサム・ジョーンズのベースに聞き惚れてしまいます。 3人のジャズ職人による本場のジャズ。 日本の聴衆は、当日(クリスマスの日だったそうです)は たっぷりと堪能できたのではな…

続きを読む

ビル・エヴァンス ラスト いつか王子さまが

おそらくは、ビル・エヴァンスの生涯最後の 《いつか王子さまが》の演奏でしょう。 亡くなる10日前のライヴ。 激しい演奏、を飛びこえて、 もはや壮絶、 いや凄絶とさえいえるほどのピアノ。 長めのベースソロに突入する前の 何かに取り付かれたかのようなピアノは、 本当にただごとではありません。 ラスト・レコーディング I ▼収録曲 1. あなたと夜と音楽と…

続きを読む

ニューリー・ディスカヴァード・サイズ/チャーリー・パーカー

すべてのパーカー音源が「緊張感」を強いられるものではありません。 たとえば、風呂上りにピッタリの『ウィズ・ストリングス』とか、 テキーラ飲みながらゴキゲンに聴ける『フィエスタ』なんかは、 コーヒーを飲みながら腕を組んで 「じっくり」鑑賞するよりも、 能天気に「いい気分だなぁ~」といいながら 聴くほうが合っているかもしれません。 まあ上記2枚は、ジャズファ…

続きを読む

バラードとブルースの夜 マッコイ・タイナー

久々にマッコイ・タイナーの 『バラードとブルースの夜』を取り出して聴くと、 その繊細なタッチに驚かされます。 繊細なタッチと、空間を易しく構築する気配りも忘れない。 コルトレーン・カルテットの演奏に耳慣れた状態で、 『バラードとブルースの夜』を聴くと、 えっ?このピアノ、マッコイ?? となること請け合い。 コルトレーン・カルテッ…

続きを読む

レッズ・グッド・グルーヴ レッド・ガーランド

数日前に、久々に禁酒したら、 翌日から、 鼻水がグシュグシュ出るし、 奥歯が痛み出すし、 喉が痛いし、 耳の奥がチクチクするしと大変です。 お酒を抜いたらアルコールで鈍感になっていた身体が、 急に敏感になったような感じ? アルコールが覆い隠していた 疲労や体調不良が一気に噴出した感じです。 そのため、 熱はないのですが、 布団の中で…

続きを読む

プレス・アンド・テディ レスター・ヤング

レスター・ヤングの晩年の傑作、『プレス・アンド・テディ』評をアップしました。 ▼こちらです プレス・アンド・テディ/レスター・ヤング プレス・アンド・テディ+1 このアルバムは、レスター・ヤングの代表作に必ず挙げられるアルバムで、 特に、冒頭の《オール・オブ・ミー》が素晴らしい演奏なのですが、 レスターのテナーサックスはもちろんのこと、 ジョー・ジョーンズの力強…

続きを読む

チコ・ハミルトン・クインテット・イン・ハイ・ファイ

チコ・ハミルトンのグループの演奏って、 長らく苦手だったんですよ。 正直に告白すると、 今でも心の底から楽しめるのかというと、 そうではないと思う。 エリック・ドルフィーが参加しているアルバムであれば、 ドルフィー好きということもあるし、 ドルフィーが持つエネルギーや躍動感が 演奏全体にも波及しているので、 けっこう楽しめます。 しかし、管楽器奏者…

続きを読む

マジすか学園とセロニアス・モンク

『マジすか学園』にしても、 ジャズの演奏にしても、 我々は(私だけ?)は、 どうやら、人が「必死」になっている姿に 心打たれる習性があるようです。 というわけで、こんな雑文アップしてみました。(・∀・)b ▼ マジすか学園とセロニアス・モンク 《ブリリアント・コーナーズ》は、なぜ名演なのか? なぜロリンズもアーニー・ヘンリーも名演を繰り広げてしまった…

続きを読む

デュオ・セッションズ レイ・ブラウン ジミー・ロウルズ

デューク・エリントンとレイ・ブラウンのデュオは、 重厚、かつ荘厳ですらある一大傑作なんだけど、 こちらのベースとピアノのデュオは、 もっと日常的というか、普段着感覚で聴けます。 ジミー・ロウルズ、 聴いたことのない人は、 このアルバムから入るといいかもしれませんね。 (*'▽') Duo Sessions ▼収録曲 disc:1 1. Sophistic…

続きを読む

ジス・ワンズ・フォー・ブラントン デューク・エリントン レイ・ブラウン

BGM的な“オサレ”なジャズっぽい音楽も たまにはいいけれど、 でも、やっぱりそれを聴いた後には、 ガッツーン!と骨のあるジャズも聴きたい! ってことで、 デューク・エリントンと、 レイ・ブラウンのデュオ、 『ジス・ワンズ・フォー・ブラントン』です。 これぞホンモノ! ガッツリとオトコのジャズです! 二人とも太い、太い! 音も。 音…

続きを読む

ロバート・グラスパー ブラック・レディオ

この前、中学を卒業したばかりの息子が 最近ハマッっているアルバムが、コチラ。 ロバート・グラスパーの『ブラック・レディオ』です。(・∀・)b 我が家では、リヴィングに置いてあるPCから 音楽をかけっぱなし状態にしているのですが、 そのPC内のiTunesがランダムに選曲した ニルヴァーナのカバー(スメルズ・ライク・ティーン・スピリット)を聴いて、 …

続きを読む

山中千尋 学生時代

Madrigal/山中千尋 トリスターノ好きなら、思わずニヤリ!? まるで『鬼才トリスターノ』のA面ではないか! ……と思わせる 硬質なピアノと、 ストイックでステディなリズムを刻むドラムとベース。 そして、顔を出す旋律は、 あの「学生時代」。 しかも、半音上がったり、下がったりとウネウネと。 このムズムズした気持ち悪…

続きを読む

ダスティー・ブルー ハワード・マギー

《コテージ・フォー・セール》という曲は、 ピアニストのドド・マーマローサの切ない名演で、 好きになった曲です。 で、切なさの質は違えど、 ハワード・マギーがトランペットで歌う 《コテージ・フォー・セール》もなかなかだと思うのです。 マギーは、メロディアスで聴きやすいフレーズを中心に 演奏を組み立ててゆくトランペッターだと思うのですが、 それでも、どの演奏からも…

続きを読む

桜 妹尾美里

東京では、 桜、綺麗に咲いてます。 昼間に、近所の公園をぶらぶら歩きながら、 のんびり桜見物をしている今日このごろです。 桜といえば、おもいだす曲が、 妹尾美里さんの《ファンタジー・イン・サクラ》。 「和」のテイストを感じさせつつも、 どこか攻撃的なウッドベースのリフ。 まるで邦画のワンシーンを観ているような、 ノスタルジックな旋律。 ラス…

続きを読む

ウディ・ショウ ソング・オブ・ソングス

ジョージ・ケイブルスの幻惑エレピが ムズムズ気持ちよく脳みそと下半身をくすぐる 《ラヴ:フォー・ザ・ワン・ユー・キャント・ハヴ》が良し! ウディ・ショウ、2枚目のリーダー作、 『ソング・オブ・ソングス』。 真面目に熱い! 直球ストレートなど根性ジャズ、 そして、ブラックな濃さがムンムンな 熱血ジャズをご堪能あれ! Song of Songs

続きを読む

サッチ・プレイズ・ファッツ

ジャズ史上、希代のエンターテイナーであり実力者の2人、 ファッツ・ウォーラーとルイ・アームストロング。 ファッツ・ウォーラーは、 ピアノも歌も卓越したものを持っていましたが、 それに加えて、 たくさんの名曲も作っています。 (お金ほしさに自作曲を人に売ったりもしていたようですが……) その名曲を、サッチモが演じるのだから、 これはもう、 素材良し、 表現良し、…

続きを読む

spy vs. spy ジョン・ゾーン

痙攣するほどのアルトサックスの音色とスピード、 これほどノイジーでありながら、 これほど「オーネット・コールマン」を感じさせるアンサンブルも珍しい。 ジョン・ゾーンの『スパイ vs. スパイ』。 オーネットを知り尽くしているからこそ ここまでオーネットをぶっ壊して オーネットを再構築することが出来たんだろうね。 とにかく、聴いた後は、 まるでスポーツで汗を流したよ…

続きを読む