リーチ・アウトのモブレイ擁護?!

ストレート・アヘッドなジャズ好きからも、 あるいは、モブレイのファンからも、 評価が芳しいとはいえない、 ハンク・モブレイの『リーチ・アウト!』。 ジョージ・ベンソン(g)が参加している作品で、 アルバムタイトルは、 もちろんフォー・トップスのヒットナンバー、 《リーチ・アウト・アイ・ウィル・ビー・ゼア》。 ソウルナンバーを演っていることが、 裏…

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ジ・アザー・サイド・オブ・ベニー・ゴルソン

ベニー・ゴルソンのリーダー作、 『ジ・アザー・サイド・オブ・ベニー・ゴルソン』評をアップしました。 ▼こちら ジ・アザー・サイド・オブ・ベニー・ゴルソン/ベニー・ゴルソン あの『モーニン』の録音から、 約2週間後の録音で、 あの『モーニン』に収録されている、 《アー・ユー・リアル》が再演されています。 トロンボーンのカーティス・フラ…

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エリック・ドルフィー / ミュージカル・プロフェット : ジ・エクスパンデッド・1963 ニューヨーク・スタジオ・セッションズ

年末に買って聞いていたんですが、 いやーすっかり 紹介するの、忘れていましたね。 『ミュージカル・プロフェット : ジ・エクスパンデッド・1963 ニューヨーク・スタジオ・セッションズ』。 ドルフィーの未発表セッションを集めたセットです。 まだこんなに未発表、 残ってたんだ! 時期的にはちょうど『アイアン・マン』の頃の音源ですが、…

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アート・サイエンス/ロバート・グラスパー・エクスペリメント

うーん気持ちいい。 最初はハードな4ビートから始まる。 おっ、ロバート・グラスパー、硬派ジャズ路線になったのかな? と思いきや、 次第にリズムは、 いつものロバート・グラスパー・エクスペリメント路線に。 しかし、相変わらず気持ちの良いリズムとサウンドですな。 特に《デイ・トゥ・デイ》と《ハリー・スローリー》。 うーん、キャッチー。 う…

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YouTubeのチャンネル登録者は全員おっさんではなかったという話。

またまたYouTubeに動画をアップしました。 先日、私のYouTubeのチャンネル登録者は 全員男性で、46~54歳だった (要するに全員おっさんだった) という旨をアップしましたが、 (⇒記事はこちら) 視聴者のコメントから じつは、そうでもないということが判明。 そんなことをツラツラと喋った(だけの)動画ですが、 よろしければご覧頂けれ…

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「ジャズ語り」の動画投稿、80本を突破しました!

YouTubeに「ジャズ語り」の動画をアップしはじめて、 はや2週間強。 現在80本近くの動画をアップしていますが、 先日、アクセス解析をしていたら 面白いことに気がつきました。 YouTubeの動画のアクセスは、 このブログ経由の方が4割近くいらっしゃるのですね。 ということは、動画をご覧になっている10人のうち4人の方が、 このブログの読者…

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ヘイデンとメルドーのデュオ

チャーリー・ヘイデンと、 ブラッド・メルドーのデュオ作品、 『ロング・アンド・ファー・アウェイ』評をアップしました。 ▼こちら ロング・アゴー・アンド・ファー・アウェイ/チャーリー・ヘイデン&ブラッド・メルドー ヘイデンの太く、温かく、重く、優しいベースが、 才気走りがちなメルドーのピアノを優しく包み、 落ち着いて聴き易い演奏が繰り広げられています。 …

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アキコ・グレース『フロム・オスロ評』

From Oslo/Akiko Grace アキコ・グレースの『フロム・オスロ』評をアップしました。 ▼こちら フロム・オスロ/アキコ・グレース ECM御用達のスタジオとエンジニアを起用。 澄んだ奥行のある音色と、 美しいピアニズムが融合した快作です。 《ワルツ・フォー・デビー》や、 《ノルウェーの森》も良いけれど、 とにかく1曲目を聴い…

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姫の乱心「No Exit」評

懐かしい! 宮城純子さん率いていたフュージョンバンド「姫の乱心」の 『No Exit』評をアップしました。 ▼こちら No Exit/姫の乱心 昔、ライブにいったことがあるんですが、 すごい音圧、 すごい迫力アンサンブルでした。 CDだと、だいぶスッキリと 健康的なサウンドになっちゃっているんですけどね……。 …

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マッドリブ『ブルーノート帝国への侵略』評

マッドリブの『ブルーノート帝国への侵略』評をアップしました。 ▼こちらです ブルーノート帝国への侵略/マッドリブ ヒリヒリとした音の触感は、 まさに「私の考えるジャズ」(←クインシー・ジョーンズっぽく)と ピタリと合致し、 ヘタなフツーのジャズよりも、 よっぽど「ジャズ」を感じる内容と感じるのですが、 皆さんの耳にはどう響くのでしょうか? …

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アンソニー・ブラクストンの『フォー・アルト』評

アンソニー・ブラクストンの『フォー・アルト』評をアップしました。 ▼こちら フォー・アルト/アンソニー・ブラクストン アルト1本で即興演奏に臨んだアルバムです。 スティーヴ・レイシーのソプラノサックスソロや、 リー・コニッツの無伴奏ソロ、 それに阿部薫の諸作が好きな人は興味深く聴けるのではないでしょうか。 ところどころで表出するフリークト…

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パウエル心がうずくバリー・ハリスの『思い出のパリ』

もうこれは完全にパウエルファン狙いの企画なんだろうけど、 かつてバド・パウエルが演奏したお馴染みの曲を散りばめて 「もっともパウエルに近い男」バリー・ハリスに演奏させるなんざ、 もう反則ギリギリじゃないですか。 ヴィーナスの『思い出のパリ』は。 ハリスのピアノも いつになくパウエル風のタッチに聴こえてしまうし、 それなら最初からパウエル聴いたほう…

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《ソング・フォー・マイ・ファーザー》のジョー・ヘンダーソン

ホレス・シルヴァー屈指の名曲《ソング・フォー・マイ・ファーザー》。 このナンバーをカバーしているジャズマンもいますが、 いまだ、ブルーノートのホレス・シルヴァーのオリジナルの演奏にかなうバージョンがない理由のひとつとして、 テナーサックスのジョー・ヘンダーソンの存在が大きいのではないかと。 アドリブの中盤から、エキサイトしてくるヘンダーソンのテナー。 …

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マイルス21歳の時の《マイルストーンズ》

《マイルストーンズ》といえば、 モード奏法の先駆け的存在ともいえるアルバム 『マイルストーンズ』に収録されている曲が有名です。 しかし、この曲を作る前、 マイルスは、まだパーカー先輩の「金づる坊屋」だった頃に 同名異曲の《マイルストーンズ》を作曲しています。 まだマイルスが21歳の頃。 パーカーとやっていた、これくらいの時期かな? ↓ …

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『エリック・ドルフィー&ブッカー・リトル・リメンバード・ライヴ・アット・スウィート・ベイジル』評

リズムセクションが、かつて「ファイヴ・スポット」で名演を生み出した、 マル・ウォルドロン(p)、 リチャード・デイヴィス(b)、 エド・ブラックウェル(ds)、 フロントがテレンス・ブランチャードとドナルド・ハリソンの 『エリック・ドルフィー&ブッカー・リトル・リメンバード・ライヴ・アット・スウィート・ベイジル』評をアップしました。 ▼こちら エリック・ドルフィー&ブッ…

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チェット・ベイカーの《スライトリー・アバヴ・モデラート》

チェット・ベイカー好きなら、 誰もが持っているであろう彼の代表作 『チェット・ベイカー・アンド・クルー』。 チェット・ベイカー&クルー 勢い溢れる演奏からスタートすることもあり、 「あのチェットが本気になったら凄いんだぞ」的なアルバムという印象をお持ちの方も多いと思います。 もちろんその通り。 充実した演奏が収められたアルバムです。 …

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デヴィッド・サンボーン『ストレート・トゥ・ザ・ハート』評

デヴィッド・サンボーンの『ストレート・トゥ・ザ・ハート』をアップしました。 ▼こちら ストレート・トゥ・ザ・ハート/デヴィッド・サンボーン 勢いあふれる若かりし日のマーカス・ミラーにハイラム・ブロック! 興奮に次ぐ興奮! 個人的にはサンボーンのベストに位置づけられているアルバムですね。 サンボーンのアルトの音色もシャープで透き通っています。 …

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ボブ・ジェームス『フォクシー』評

ボブ・ジェームスの『フォクシー』評をアップしました。 ▼こちら フォクシー/ボブ・ジェームス 参加ミュージシャンが、デヴィッド・サンボーンやマーカス・ミラー、スティーヴ・ガットなど、 いわゆる「フュージョンのスターたち」とも言える人たちではあるのですが、 私にとっては、フュージョン以前のイージーリスニング。 いや、クオリティ高い演奏が続くので、 決してバカに…

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アイ・レフト・マイ・ハート/レッド・ガーランド

レッド・ガーランドの『アイ・レフト・マイ・ハート』評をアップしました。 ▼こちら アイ・レフト・マイ・ハート/レッド・ガーランド なにしろ、ジャケットが素敵なアルバムなのです。 こちらのジャケットではなく、 ↓ こちらのほうね♪ ↓ 演奏は、プレスティッジ時代の吹き込みに比べれば、 だいぶ「ユルく」なってきてはいますが、 ジャケット…

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「いーぐる」でよく聴いた2枚

旧記事、加筆修正しました♪ ▼ジャズ喫茶「いーぐる」で、よくリクエストをした2枚のアルバム http://cafemontmartre.tokyo/music/jazz/eagle_album/ いやぁ、ジャズを聴くには最適な 落ち着き空間です。 ジャズ喫茶「いーぐる」。 四ツ谷に行かれた際は 立ち寄ってみてください。

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ジャズ批評 2017年 マイ・ベスト

ジャズ批評/2018年3月号 『ジャズ批評』の2018年3月号が発売されました。 今回の特集、昨年2017年のベスト5枚に関して、 寄稿させていただいております。 私がセレクトした5枚は?!! それよりも、ジャズ界の重鎮の皆様が選ばれた5枚は? 詳しくは、本書で! ジャズ批評 2018年03月号 ▼関連記事 ジャズ批評 No.…

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シアリング・オン・ステージ/ジョージ・シアリング

Shearing On Stage/George Shearing 《セプテンバー・イン・ザ・レイン》の名演で有名な、 ジョージ・シアリングの代表的ライヴアルバム、 『シアリング・オン・ステージ』評をアップしました。 ▼こちらです♪ シアリング・オン・ステージ/ジョージ・シアリング トゥーツ・シールマンスのハーモニカが素晴らしいです。 たった6人で、それ…

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ラジオのように/ブリジット・フォンテーヌ

Comme à la radio/Brigitte Fontaine ブリジット・フォンテーヌの『ラジオのように』評をアップしました。 ▼こちらです♪ ラジオのように/ブリジット・フォンテーヌ 思い入れのある盤ゆえ、 とっくの昔にアップしていたつもりになっていたのですが、 そういえば、ちゃんと『ラジオのように』についてを書いていなかったことに気づき、 急いでアッ…

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米澤美玖の『ランドスケープ』評

Landscape/米澤美玖 米澤美玖の2枚目のリーダー作、 『ランドスケープ』評をアップしました。 ▼こちらです♪ ランドスケープ/米澤美玖 ジャケ写の華奢な美玖さんと、大きく見えるテナーサックスの対比。 これからは想像できないような太くて暖かいテナーの音が炸裂します。 きちんと基礎が出来ているんだな~と思います。 一曲目のリズムもかなりカッ…

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アット・ジ・オペラハウス スタン・ゲッツ&J.J.ジョンソン

At The Opera House/Stan Getz & J.J.Johnson スタン・ゲッツとJ.J.ジョンソンの 『アット・ジ・オペラハウス』をアップしました。 ▼こちらです♪ アット・ジ・オペラハウス/スタン・ゲッツ&J.J.ジョンソン 二人の名手の初共演ではあるのですが、 質の良い無難なジャムセッション的な演奏で ながらく魅力を感じていませんでした…

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チコ・フリーマンの『スピリット・センシティヴ』

Spirit Sensitive/Chico Freeman チコ・フリーマンの『スピリット・センシティヴ』評をアップしました。 ▼こちらです♪ スピリット・センシティヴ/チコ・フリーマン ベーシスト、セシル・マクビーとのデュオで演奏される 《ニューヨークの秋》が聴きものですが、 他にもジョン・ヒックスのピアノがなかなか良いイントロをつけている 《イット・ネヴァー・…

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DANCING古事記 山下洋輔

DANCIN古事記/山下洋輔 山下洋輔の『DANCING古事記』評をアップしました。 ▼こちらです♪ ダンシング古事記/山下洋輔 音そのものの破壊力よりも、 音にまとわりつく時代の空気が リアルタイムにその時代を経験していない者にとっても ヒリヒリと痛く伝わってくるのです。

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ジャズモテ

「ジャズを聴くと女性にモテるのか?」を 「カフェモン」にアップしました。 ⇒こちら 以前書いた『ビジネスマンのための(こっそり)ジャズ入門』のコラムで、 ボツになった原稿に手入れをしてアップしたものです。 よろしければご覧になってください。 ビジネスマンのための(こっそり)ジャズ入門

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インヴィテーション/アル・ヘイグ

Al Haig/Invitation アル・ヘイグの『インヴィテーション』評をアップしました。 ▼こちらです♪ @ 個人的には、どうも70年代のドラマや映画の ちょっとクサいムードミュージックを思い出してしまうんですよね。 でも、ヘイグのピアノの表現力は、 やっぱり凄いです。 若い頃のさりげなさは影を潜めていますが、 ベタなクサさを臆面もなく全開しつ…

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ローランド・カーク『ドミノ』評

Domino/Roland Kirk ローランド・カークの『ドミノ』評をアップしました。 ▼こちらです♪ ドミノ/ローランド・カーク どっぷりとカークにはまった人からしてみれば、 ちょっとオーソドックス過ぎて 食い足りないと思われるかもしれませんが、 ハードバップなテイストを愛し、 なおかつ、最初にカークを聴いてみたいという人には、 文句なしにおすすめしたい…

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チコ・ハミルトン『ブルー・サンズ』評

Blue Sands/Chico Hamilton 西海岸の名ドラマー、チコ・ハミルトンの 『ブルー・サンズ』評をアップしました。 ▼こちらです♪ ブルー・サンズ/チコ・ハミルトン 聴けば聴くほど、よく「練られた」アレンジ、サウンドです。 ポイントは、やっぱりジム・ホールのギターが隠れ貢献していることと、 カーソン・スミスの大股歩きのベース! …

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Gメン/ソニー・ロリンズ

G-man/Sonny Rollins ソニー・ロリンズの『Gメン』評をアップしました。 ▼こちらです♪ Gメン/ソニー・ロリンズ ぶりぶり吹いている動画をみると、 おお、かっけ~!と大興奮するんですが、 音源だけだと、 ちょっと興奮度が90%に下がるという……。 ま、仕方がないか。 でも、勢いあるロリンズのテナーは やっぱりパワフルもりもりで強い…

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コーリン・ザ・ブルース/タイニー・グライムス

Callin' The Blues/Tiny Grimes タイニー・グライムス(g)の 『コーリン・ザ・ブルース』評をアップしました。 ▼こちらです コーリン・ザ・ブルース/タイニー・グライムス チャーリー・クリスチャン的、バップのテイストと、 チャック・ベリー的、ロックンロールなテイストが 絶妙に融合した タイニー・グライムスのギター。 安定したリズムセ…

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幻のモカンボ・セッション’54

Historic Mocambo Session'54 私にとってビ・バップとは何ぞや?と問われれば、 一言でいえば、「ヒリヒリした感じ」。 この言葉を、そっくりそのまま体現したかのような めちゃくちゃ熱い音源がコレ。 『幻のモカンボセッション』。 「モカンボ・セッション」とは、1954年に、後のクレイシー・キャットのメンバー、ハナ肇や植木等らの呼びかけで横浜…

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エロール・ガーナー・プレイズ・ミスティ/エロール・ガーナー

Misty/Erroll Garner エロール・ガーナーの『ミスティ』評をアップしました。 ▼こちら♪ エロール・ガーナー・プレイズ・ミスティ/エロール・ガーナー 多くの歌手や演奏者がカバーしている名曲なだけあって、 時おり街中で《ミスティ》のメロディが耳にはいってきても 「今さら」感がぬぐえないのが正直なところですが、 しかし、作曲者本人、エロール・ガーナー…

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スタン・ゲッツの『ザ・サウンド』評

The Sound/Stan Getz スタン・ゲッツの『ザ・サウンド』評をアップしました。 ▼こちらです♪ ザ・サウンド/スタン・ゲッツ ご存知、ジャズの定番曲にもなった スウェーデン民謡の《ディア・オールド・ストックホルム》。 マイルスやパウエルの演奏が有名ですが、 この曲を「発見」し、録音した人は、ゲッツ。 《ディア・オールド・ストックホルム》の初演…

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ウォーン・マーシュの『ウォーン・マーシュ』評

カフェモンマルトルに、 ウォーン・マーシュの『ウォーン・マーシュ』評をアップしました。 ▼こちらです ウォーン・マーシュ/ウォーン・マーシュ 素っ気無いなんだけれども、 よく聴くと、ようやく味わいにだんだんと気がついてくる。 そこまで達するまでに、 飽きなければ良いのだけれど……。 チェンバースのグイグイベースを楽しめるアルバムでもあります。 …

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ホレス・パーランの《シンシアズ・ダンス》についてをアップしました。

Blue Parlan/Horace Parlan スティープル・チェイスにホレス・パーランが残した 『ブルー・パーラン』といえば、 ミンガスの《グッドバイ・ポークパイハット》や、 モンクの《モンクス・ムード》が代表的ナンバーのアルバム。 重たくメランコリックですね。 なので、 アーシーでブルージーなアルバムと、思っていたら、 そうではないナンバーもあ…

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身体は太いが、神経細やか?/『キャノンボール・テイクス・チャージ』キャノンボール・アダレイ

アルトサックス奏者のキャノンボール・アダレイ。 多そうで、じつは少ない彼の ワンホーン・アルバムがコレ。 Cannonball Takes Charge ジャケットも中身も地味ぃ~ではあるが、これが意外と良い。 肩の力の抜けたブロウで最初から最後まで聴かせるキャノンボール。 共演者をノせるのが巧く、 なおかつ自分自身もノリノリなウイン…

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このペトルチアーニ最高よ。エディ・ルイスとの『デュオ・イン・パリ』

いやぁ~、本当に、本当に、素晴らしい。 当初は、ペトルチアーニのピアノ聴きたさで買ったものですが、 エディ・ルイスのオルガンに すっかり魅了されてしまいました。 ミシェル・ペトルチアーニ&エディ・ルイスの『デュオ・イン・パリ』は、 迷わず2枚目の《枯葉》をかけてみよう。 この力強いタッチのピアノ。 力強いだけではなく、一音一音が非常に明るく力がみなぎっている…

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『ケニー・バレル・アンド・ジョン・コルトレーン』評

Kenny Burrell & John Coltrane 奄美大島在住、 サウンズパルの音のソムリエ・高良俊礼氏より 『ケニー・バレル・アンド・ジョン・コルトレーン』評の原稿をご寄稿いただき、 「カフェモンマルトル」にアップしました。 ▼こちらです(・∀・)b ケニー・バレルとジョン・コルトレーン 音色もアプローチのタイプも異なる二人ですが、 まるでパズルの…

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セシル・テイラー『フォー・オリム』評

For Olim/Cecil Taylor セシル・テイラーの『フォー・オリム』評をアップしました。 ▼こちらです(・∀・)b フォー・オリム/セシル・テイラー ピアノソロです。 テイラーのアルバムの中では、 比較的聴きやすい部類に入るのではないかと思います。 というのも、冒頭の《オリム》というナンバーが、 結構、穏健というか内省的な演奏なのですね…

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オスカー・ピーターソン『ライヴ・アット・ザ・ブルーノート』評

Live At The Blue Note/Oscar Peterson オスカー・ピーターソンの『ライヴ・アット・ザ・ブルーノート』評をアップしました。 ▼こちらです ライヴ・アット・ザ・ブルーノート/オスカー・ピーターソン ピーターソンが奏でるピアノの 圧倒的ドライブ感の秘密は、 右手のシングルトーンに耳を傾ければ よ~く分かる?! ハーブ・エリスのギ…

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コルトレーンのバックでドラムを叩くピート・ラロカのドラミング

Live at the Jazz Gallery 1960 奄美大島在住の「音のソムリエ」高良俊礼さんより、 ご寄稿いただきました。 こちらです(・∀・)b ↓ ジョン・コルトレーンとピート・ラロカのドラミング エルヴィン・ジョーンズとは全く違うピート・ラロカのドラミング。 インパルスなどの後期のコルトレーンの演奏に慣れている人にとっては かなりの違和感を…

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グリフィンのイントロデューシング

快速ブロブロ! ブローしまくるテナーマンの第一人者といえば、 やっぱり、ジョニー・グリフィン! ジョニー・グリフィンの『イントロデューシング』評を 音のソムリエ・高良俊礼氏より ご寄稿いただきました。 ▼こちらです♪ 最強のジャズ・テナー、ジョニー・グリフィン

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デビシルアルバムのケニー・ホイーラーを聴こう

Gone To Earth/David Sylvian フリューゲルホーン奏者のケニー・ホイーラーは、 ECMの『ヌー・ハイ』などでご存知の方も多いことでしょう。 ヌー・ハイ メロディアスで抒情的なフリューゲルを吹くホイーラーですが、 デヴィッド・シルヴィアンの 1枚目と2枚目のソロアルバムに参加した 彼のプレイも、なかなか心に染みてきます。 …

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チャーリー・ラウズを聴こう!

奄美大島在住の「音のソムリエ」、 高良俊礼さんよりご寄稿いただきました。 ▼こちら チャーリー・ラウズを聴こう 地味なイメージがどうしてもつきまとう ラウズのテナーサックスを見直す良い機会かも?

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M.T.B.の『コンセンティング・アダルツ』評

Conceting Adults/M.T.B. マーク・ターナー(ts)、ピーター・バーンスタイン(g)、ブラッド・メルドー(p)、 ラリー・グレナディア(b)、ジェフ・バラード(ds)らによる M.T.B.の『コンセンティング・アダルツ』評をアップしました。 ▼こちらです コンセンティング・アダルツ/M.T.B. ウェイン・ショーター作曲の《リンボ》に、 マク…

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レイザーズ・エッジ(デイヴ・ホランド)評

Razor's Edge/Dave Holland デイヴ・ホランド(b)の『レイザーズ・エッジ』評をアップしました。 ▼こちらです。 レイザーズ・エッジ/デイヴ・ホランド スティーヴ・コールマン(as)、 ケニー・ホイーラー(flh,tp)、 ロビン・ユーバンクス(tb)。 3人の管楽器奏者が繰り広げるめくるめくアンサンブルを、 ズッシリと根っこから支え、 …

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async/坂本龍一

async/坂本龍一 ジャズの紹介ではないんですが、 「最近、こればっか聴いてますっ!」というアルバムが、 3月末に発売された坂本龍一の『async』。 これ、深いです。 ついに、この境地にまで至ったのか、 と思うと同時に、 若い頃から一貫して流れている エッジの立った坂本イズムも底流に流れているんですね。 深い響きのピアノの曲もあれば、 限り…

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トリオ'64/ビル・エヴァンス

Trio'64/Bill Evans ビル・エヴァンスの『トリオ'64』評をアップしました。 ▼こちらです(・∀・)b トリオ'64/ビル・エヴァンス ベースにゲイリー・ピーコックが参加した唯一のアルバムです。 ゲイリー・ピーコックといえば、 キース・ジャレットの「スタンダーズ」のベーシストとしても有名ですが、 エヴァンスがピーコックと組んでいる時のトリオのライ…

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オム/ジョン・コルトレーン

OM/John Coltrane ジョン・コルトレーンの『オム』評をアップしました。 ▼こちらです オム/ジョン・コルトレーン コルトレーン後期の「怖い」問題作でもあります。 冒頭の何やら秘密宗教の呪いの儀式っぽい祝詞(?)を聴いただけで 引いてしまう人も多いかもしれませんが、 演奏そのものは、《アセンション》的なインパクトを コンパクトな編成で、それ以上の効…

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ジャズ批評「ジャズ100年の名曲&名演」に寄稿しています。

『ジャズ批評 2017年05月号』が発売されました。 今回の特集は「ジャズ100年の名曲&名演」。 これに、わたくし、寄稿させていただいています。 好きなジャズの曲は? 好きなジャズの演奏は? この特集の原稿を依頼された際、 改めて己のジャズ観を考え直してみました。 そして、短いテキスト量ではありましたが、 私の考える、というよりも、 私が好きな…

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ナイス・ガイズ/アート・アンサンブル・オブ・シカゴ

Nice Guys/Art Encemble Of Chicago アート・アンサンブル・オブ・シカゴの『ナイス・ガイズ』評をアップしました。 ▼こちらです(・∀・)b ナイス・ガイズ/アート・アンサンブル・オブ・シカゴ なにしろ音が気持ち良い! 明確かつクリアな音像ゆえ、これは優れたオーディオ装置で聴いてみたいと思わせる音です。 また、レゲエベースまでも消化…

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センチメンツ/サヒブ・シハブ

Sentiments/Sahib Shihab 『サヒブズ・ジャズ・パーティ』がなかなか手に入らないとお嘆きの貴兄に。 『ジャズパーティ』に収録されているナンバーが6曲収録されています。 ピアノがケニー・ドリュー、 ベースがペデルセン! ▼収録曲 1. マ・ニー 2. ザ・コール 3. ル・デュ・ラ・ハープ 4. センチメンツ 5. フ…

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ラスト・タンゴ・イン・リオ/ガブリエラ・アンダーズ

Last Tango in Rio/Gabriela Anders ほぼすべての曲で奏でられている バンドネオンの音色が哀愁。 透き通った「微色気」のある声とのブレンディングがたまらない。 なんだかガトー・バルビエリを聴きたくなってしまうのは、 南米特有の哀愁つながりだから? ▼収録曲 1. You Go To My Head 2. Abr…

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Spark/上原ひろみ

Spark/上原ひろみ 先日発売された『ジャズ批評』の「2016年マイベスト特集」ですが、 ノラ・ジョーンズの新譜のほかには、上原ひろみのトリオプロジェクトの新譜、 『Spark』を推されている評者も多かったですね。 私も何度かアマゾンプライムで耳を通してみたのですが、 あいもかわらず、鉄壁のコンビネーション。 というか、より一層コンビネーションが進化した感じ…

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バンフ・セッションズ/ジョン・ストーウェル

Banff Sessions/John Stowell やわらかなギター。 ⇒ジョン・ストーウェル アグレッシブなサックス ⇒デイヴ・リーブマン 攻守自在なベース ⇒ドン・ソンプソン 際立つ3者の個性が美しく調和した スリリングなトリオです。 ▼レビューはこちらです バンフ・セッションズ/ジョン・ストーウェル

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マジカル・シェパード/ミロスラフ・ヴィトウス

Magical Shepherd/Miroslav Vitouš ミロスラフ・ヴィトウスの『マジカル・シェパード』。 ヴィトウスが(4ビート以外で)、 こんなにノリノリなベースを弾くなんて! きっと、ハンコックに乗せられちゃったのかもね。 だからかもしれません、 一瞬、ヘッドハンター的なテイストが音によぎるのは。 ジャック・デ…

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マルーンズ/ジェリ・アレン

Maroons/Geri Allen ジェリ・アレンの『マルーンズ』評をアップしました。 ▼こちら マルーンズ/ジェリ・アレン ジェリの重たく粘る尖ったピアノ。 重たく挑発的なベース。 なかなか刺激的な重量級アルバムです。 曲によっては加わるウォレス・ルーニーのトランペットは、 悪くはないけれども、 無くても良かったかな?というのが個人的な感想。 …

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トウェンティ・ワン/ジェリ・アレン

Twenty One/Geri Allen ジェリ・アレンがブルーノートに トニー・ウィリアムス、ローン・カーターとともに吹き込んだ ピアノトリオによる作品『トウェンティ・ワン』。 このアルバムのレビューをアップしました。 ▼ トウェンティ・ワン/ジェリ・アレン 開放的でノビノビとしたジェリのピアノはもとより、 奔放でワイルドがレンジを誇るトニーのドラミングだけで…

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ミスティ/山本剛

Misty/山本剛 《ミスティ》という名曲は、 演奏者を選ぶ曲だと思う。 弾いて良い人、 歌ってよい人。 残念ながら その逆の人が多かったりするのは、 あまりに曲の「世界」が完成され過ぎているから、 よほどの表現力がないと 結局、曲にからめとられてしまうということなのでしょう。 弾いて良い人ナンバーワンは、 もちろん、作曲者のエロール・ガーナ…

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コルトレーンとドルフィーの《マイルス・モード》

The Complete 1962 Birdland Broadcasts/John Coltrane ジョン・コルトレーン・カルテットに エリック・ドルフィーが参加したライヴ、 『バードランド1962』。 久々に《マイルス・モード》を聴いたんだけど、 こりゃすげー! コルトレーン、ブロブロ吹きまくり! さらに後発のドルフィーのソロは、 もうこりゃ完全に高…

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アメリカの空/オーネット・コールマン

Skies Of America/Ornette Coleman オーネットの曲に、 オーネット自らが編曲し、オーケストラと共演した作品です。 オーネットによるオーケストレーションは、 子どもがクレヨンで単純なデッサンを 違う色を何重にも塗り重ねているような 無邪気な絵を連想してしまう。 骨格も輪郭も太い。 稚拙ではないのだけれども、 決して巧みなア…

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『トリビュート・トゥ・セロニアス '64』の《ウェル・ユー・ニードント》

Tribute To Thelonious '64 バシン! ピキン! まるでピアノの弦の上を、 ハンマーで直接殴りつけるかのようなピアノの音。 バド・パウエルのエキサイティングなピアノの打鍵音が 心臓にズキズキ迫ってくる。 パウエルが敬愛していたセロニアス・モンクの代表曲《ウェル・ユー・ニードント》。 彼が演奏した音源はいくつかのアルバムに封印されていま…

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ルッキン・アット・モンク/ジョニー・グリフィン&エディ・ロックジョウ・デイヴィス

Lookin At Monk/Johnny Griffin & Eddie "Lockjaw" Davis テナーバトルのアルバム! 登場するは、ブリブリテナー吹き2人。 ジョニー・グリフィンとエディ・ロックジョウ・デイヴィス。 で、ルールは「モンクしばり」。 つまり、セロニアス・モンクの曲だけで、 いっちょテナー合戦しましょうや、って感じ。 グリフィン…

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ハート・ドロップス/ヴィンス・ベネディッティ

Heart Drops/Vince Benedetti ダイアナ・クラールが参加している トロンボーン奏者、ヴィンス・ベネディッティのアルバム。 彼女目当てで買ったにもかかわらず、 実際に聴いてみると、 ヴィンスのトロンボーンにも魅了されてしまった! ……という人、多し。 もちろん、ダイアナの歌も堪能することができます。 (・∀・)b …

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イベントレポートがアップされました!

先日、ジャズ喫茶「いーぐる」でおこなわれました 『ビジネスマンのための(こっそり)ジャズ入門』発売記念イベントのレポートが、 シンコーミュージックさんのホームページにアップされました。 ▼こちらです 刊行記念レポート よろしければご覧になってください。 (・∀・)b

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セロニアス・モンク『プレイズ・デューク・エリントン』評

Plays Duke Ellington/Thelonious Monk セロニアス・モンクの『プレイズ・デューク・エリントン』評をアップしました。 ▼こちらです プレイズ・デューク・エリントン/セロニアス・モンク 夜に聴くとじんわりと染みてくる。 オスカー・ペティフォードの暖かくて太くて柔らかいベースの音色、 そして、このような極上の音色で奏でられる 安定…

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ロードゲーム/アート・ペッパー

Roadgame/Art Pepper あまり有名ではないかもしれないけれども、 一度聴けば染みてくる! 後期アート・ペッパーの知られざるライブ盤です。 演奏場所はL.A.のライブハウス「メイデン・ヴォヤージ」。 この時期のペッパーのアルトには、 ジョージ・ケイブルスのピアノがピタリとハマりますね。 ▼収録曲 1. Spoken Introduct…

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デュオ/橋本一子 & 中村喜郎

duo/橋本一子 & 中村喜郎 ピアニスト&ヴォーカリストの橋本一子さんと、 日本のボサノバ界の第一人者の中村喜郎氏のアルバム、 『duo』評をアップしました。 ▼こちら デュオ/橋本一子 & 中村喜郎 しっかりボサノバでありながらも、 ボサノバに新しい息吹が吹き込まれている瑞々しい演奏を楽しめます。 これはオススメ! ▼収録曲 1. Ela …

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リトル・ブロークン・ハーツ/ノラ・ジョーンズ

ノラファンからもスルーされている感のあるアルバムだけれども……。 ノラ好きは、ノラにしっとり感を求めているのかな? ま、このアルバムの曲も、 しっとりまったりではあるのですが、 ジャケからくるイメージと、 エフェクトで加工された音作りから イメージ⇒「洋楽」っぽく感じるのでしょうね。 しかし、 この作品はこの作品で、 なかなかだと思うのですが。 …

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トラヴェリング・マイルス/カサンドラ・ウィルソン

Traveling Miles/Cassandra Wilson 今あらためて聴いてみると、 あらためて良いな~と感じる カサンドラ・ウィルソン、18年前の録音。 ダークでコクがあって深い! 再発されるのは、マイルス映画の公開に合わせてかな? もっとも、マイルス愛奏ナンバーが収録されているからといって、ことさらマイルスを意識して聴く必要はなし。 …

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ソニー・クリスの『ソニーズ・ドリーム』評

Sonny's Dream/Sonny Criss ソニー・クリスの『ソニーズ・ドリーム』評をアップしました。 ▼こちらです('ω')ノ ソニーズ・ドリーム/ソニー・クリス 10人編成の大所帯。 「ニュー・バース・オブ・ザ・クール」というサブタイトルからも、 マイルスの『クールの誕生』を意識したアルバムだということがわかります。 しかし、個人的には、…

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スウィート・ファイヤー/ローランド・カーク

Sweet Fire/Roland Kirk ローランド・カークの『スウィート・ファイヤー』評をアップしました。 ▼こちらです スウィート・ファイヤー/ローランド・カーク パーカーそっくりの《マイ・リトル・スウェード・シューズ》。 大快楽の《マイ・シェリー・アモール》などなど、 「気持ちぃ良か~」が連続のライヴアルバムなのです。

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ユセフ・ラティーフの『ジャズ・ムード』評

Jazz Mood/Yusef Lateef テナーサックス、オーボエ、フルート奏者のユセフ・ラティーフ。 彼の隠れ名盤に『ジャズ・ムード』というアルバムがあるのですが、 これ、ジャズのムードというよりは、 エスニック色漂うアルバムです。 このアルバム評を「カフェモンマルトル」にアップしました。 ▼こちらです ジャズ・ムード/ユセフ・ラティーフ エスニ…

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ザ・キャッツ/トミー・フラナガン&ジョン・コルトレーン

The Cats/Tommy Flanagan & John Coltrane 艶やかに演奏に色を添えるケニー・バレルに、確かなタッチで共演者を鼓舞し、なおかつ自身の存在もイヤミなくアピールするトミー・フラナガンのピアノが素晴らしい。 ベースにダグ・ワトキンス、ドラムにルイス・ヘイズと、ハードバップでは一流クラスの豪華な顔あわせ。 聴きやすさはもちろんだが、それにとどま…

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アット・ストリーヴィル/チャーリー・パーカー

At Storyville/Charlie Parker するすると心地よく「歌い」つつも、 どこかほんのり翳りのある《アウト・オブ・ノーホエア》。 明瞭闊達なれど、 そこはかとなく「佗・寂(わび・さび)」を感じてしまう 《ドント・ブレイム・ミー》。 澄み渡る秋空、 『アット・ストリーヴィル』のパーカーのアルトサックスが 胸に染みてくるのです。 …

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地味にスゴイ!モブレイ

地味にスゴイ!テナーサックス奏者、 ハンク・モブレイについて、個人サイト「カフェモンマルトル」に短評を書きました。 ▼こちらです 地味にスゴイ!テナーサックス奏者 ハンク・モブレイ よろしければ、ご覧になってください。 (・∀・)b

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ソプラノ・サックス/スティーヴ・レイシー

Soprano Sax/Steve Lacy ソプラノサックス奏者、スティーヴ・レイシーの初リーダー作の 『ソプラノ・サックス』。 とても丁寧、 というよりも、 かなり慎重にフレーズを積み重ねてゆくレイシー。 有名スタンダードの《アローン・トゥゲザー》は、 悲しさが微量に滲み出るレイシーのソプラノサックスが発する音色、 そしてフレーズが独特。 …

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テンションが上がるピアノ・ジャズ

テンションが上がるピアノ・ジャズ 『テンションが上がるピアノ・ジャズ』。 この音源、あなどれません。 テンションも上がりますが、 滅茶苦茶良い気分になります。 よくもまあ、こんなにもモリモリと弾いてくれたもんだぁ!って感じです。 音は割れていて、あまり綺麗なピアノの音色ではないんですが、 それがかえって良い雰囲気を醸し出しているんですね。…

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リベレーション・ミュージック・オーケストラ/チャーリー・ヘイデン

Liberation Music Orchestra/Charlie Haden チャーリー・ヘイデンの『リベレーション・ミュージック・オーケストラ』。 デューイ・レッドマン、ドン・チェリー、ガトー・バルビエリ……。 フリー・ジャズ系の「おっかねぇ人」たちが参加していることから、 「名作だけど、あんまり聴かないアルバム」に 位置付けている人も少なくないかもし…

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Answer/矢野沙織

Answer/矢野沙織 《オール・オブ・ミー》、 《ムーン・リヴァー》、 《チュニジアの夜》、 《ワルツ・フォー・デビー》、 《帰ってくれればうれしいわ》、 《レフト・アローン》……。 ゲップが出るほどスタンダード、名曲揃い。 そして、ジャケ写にラストの《ウイスキーが、お好きでしょ》。 もう、こりゃ狙い過ぎてるほどに狙いすぎてるっしょ? といっても過言…

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ノラ・ジョーンズ『デイ・ブレイクス』評

Day Breaks/Norah Jones ノラ・ジョーンズの新作『デイ・ブレイクス』評をアップしました。 ▼こちらです(・∀・)b デイ・ブレイクス/ノラ・ジョーンズ あいもかわらず、ドライでウェッティな ノラ独特の音世界。 ウェイン・ショーターもソプラノサックスで参加していますが、 彼の音の存在感は、相変わらず凄いですね。 ブライアン・ブ…

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ティナ・ブルックスがいるからこその『オープン・セサミ』

Open Sesami/Freddie Hubbard 音色と楽想がピタリと一致しているということ。 これ、特にジャズにはよくあることですが、 《ジプシー・ブルー》など、まさにその典型。 彼作曲のナンバーは、このアルバムには2曲収録されていますが、 なかでも《ジプシー・ブルー》は秀逸。 彼の、あのクスんだ音色で吹かれるからこそ、 聴いていてグッとくる…

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ガボール・ザボの『ジプシー’66』評

Gypsy'66/Gabor Szabo 奄美大島の「音のソムリエ」高良俊礼さんより、ガボール・ザボ評をご寄稿いただきました。 ▼こちらです ガボール・ザボの《イエスタデイ》 私も以前、ガボール・ザボの『ジプシー66』を聴いて、思わずレビューをアップしたことがあるのですが、やはり、ザボは独特。 そして、地味に強烈。 ハマればクセになること請け合いのギタリス…

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トニー・ウィリアムス『フォーリン・イントリーグ』評

Foreign Intrigue/Tony Williams トニー・ウィリアムスの『フォーリン・イントリーグ』評を 個人サイト「カフェモンマルトル」にアップしました。 ▼こちらです フォーリン・イントリーグ/トニー・ウィリアムス マイルス・クインテット時代の演奏にぞっこんな私の場合は、 トニー・ウィリアムスといえば、 シャープでスピード感のあるドラミン…

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セシル・テイラー『イン・フロレセンス』評

In florescence/Cecil Taylor セシル・テイラーの『イン・フロレセンス』評をアップしました。 ▼こちらです(・∀・)b イン・フロレセンス/セシル・テイラー メジャーレーベルのA&Mが発売したセシルのアルバム。 いったいどんな内容なんだろうと興味津々で買ったのが1990年頃。 もう四分の一世紀も経ってしまったか。 …

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デヴィッド・マレイ『アコースティック・オクトファンク」評

Acoustic Octfunk/David Murray カフェモンマルトルに デヴィッド・マレイの『アコースティック・オクトファンク」評をアップしました。 ▼こちらです アコースティック・オクトファンク/デヴィッド・マレイ・カルテット 骨太肉厚ぶりぶりマレイ! エキサイティングでありながらも、 非常にわかりやすい演奏。 それは観客からの反応…

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新刊『ビジネスマンのための(こっそり)ジャズ入門』制作すすんでます!

内緒で読もう「こっそり本」(・∀・)b 現在執筆中の『ビジネスマンのための(こっそり)ジャズ入門』(シンコーミュージック)ですが、 本日ゲラが届き、 現在、赤入れしまくっています。 (・∀・)b 発売日は、10月末、 もしくは11月1日頃の予定とのことです。 これを赤入れしつつ、空きページには残りのコラムを書かねば…… (*_*; 午…

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千のナイフ 坂本龍一

千のナイフ/坂本龍一 坂本龍一の『千のナイフ』のレビュー、 というより《ジ・エンド・オブ・エイジア》についてをアップしました。 ▼こちらです 千のナイフ/坂本龍一 ジャズではないけれども、 ジャズギタリストの渡辺香津美が参加しているということで。 (・∀・)b 渡辺香津美奏でる「炎のギターソロ」もなかなかです。 「火がついたように弾きまくって…

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アンダーカレント/ケニー・ドリュー

Undercurrent/Kenny Drew ケニー・ドリューの『アンダーカレント』評をアップしました。 ▼こちらです アンダーカレント/ケニー・ドリュー かっこいいモブレイ、 かっこいいハバード、 かっこいいリズムセクション(サム・ジョーンズ+ルイス・ヘイズ)を聴くことができます。 来月、シンコーミュージックから発売予定の 『ビジネスマンの…

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JUJU/ウェイン・ショーター

JUJU/Wayne Shorter 肉厚なショーターのテナーサックスの音色も もちろんメチャクチャ美味しいのですが、 この美味しさにさらに拍車をかけてくれる エルヴィンのドラムも、 これまた凄いのです。 もう少し、ドラムのバランスが大きいといいのになぁ なんて耳を凝らしているうちに、 ほんとうにドラムの音しか聞こえなくなってくる。 もしかして、それ…

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The Flamboyan, Queens, New York, 1963/ケニー・ドーハム&ジョー・ヘンダーソン

The Flamboyan, Queens, New York, 1963 これは貴重! ジョー・ヘンダーソンは、デビューする際、 かなりトランぺッターのケニー・ドーハムが尽力したという話は有名ですよね。 彼の初リーダー作『ページ・ワン』の「顔」であるナンバー、 《ブルー・ボサ》も ドーハム作曲ですからね。 この音源は、ニューヨークのジャズ・クラブ「フラ…

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スリング・ショット!/シーズ・スリンガー

Sling Shot!/Cees Slinger シーズ・スリンガー。 オランダのピアニスト。 彼のリーダー作が本邦初CD化です。 なんといっても、クリフォード・ジョーダンのテナーが渋い! ハンク・モブレイにも通ずる、 柔らかなテナーの音色とメロディアスなブロウ。 あ、ラテン調のナンバーだと、 チャーリー・ラウズっぽさも顔を出しているかも。 …

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ハンクとミルト/ハンク・モブレイ・アンド・ヒズ・オールスターズ

Hank Mobley And His All Stars/Hank Mobley 脳内がめちゃ気持ちいい。 音色が脳の中を心地よくマッサージ。 何の音色? もちろん、ミルト・ジャクソンのヴァイブの音色で。 それにコクを加えるモブレイのテナーも こってりと心地よし。 人選の妙。 これ、ブルーノートの社長である アルフレッド…

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ブルー・スプリング/ケニー・ドーハム

Blue Spring/Kenny Dorham タイトルは「スプリング」だけれども、 秋に聴いても良い感じ。 さあ、これから秋だ。 これを手に入れて「秋本番」にそなえよう。 (・∀・)b キャノンボール・アダレイとの共演なんだけれども、 良い意味で正反対なトーンを持つこの2人は 予想以上に良いコンビなのではないでしょうか。 切ないケニー…

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ドリーム・ア・リトル・ドリーム/ジェリー・マリガン

Dream A Little Dream/Gerry Mulligan ジェリー・マリガンのバリトンサックスは、 流麗で流れるよう。 ペッパー・アダムスに代表される他のバリトン奏者のように ゴリゴリしていない。 そこが、聴いている時の気分によっては物足りなさを感じることもあるし、 リラックスしている時に聴けば 心地よく染み込んでくる。 ソフトで…

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スタン・ゲッツ『キャプテン・マーヴェル』評

Captain Marvel/Stan Getz スタン・ゲッツの『キャプテン・マーヴェル』評をアップしました。 ▼こちらです(・∀・)b キャプテン・マーヴェル/スタン・ゲッツ アルバム冒頭を聴くと、 一瞬チック・コリアがリーダーのアルバムなのかと感じてしまいますが、 よく聴くと、やっぱりゲッツの貫禄は凄い。 しかし、チックをはじめ、 トニー・ウィリ…

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デュクレテ・トムソンのズート・シムズ

Zoot Sims On Ducretet Thomson マニアも入門者も 1曲聴けば 「うーん、ジャズってやっぱりいいなぁ」と 思わずため息をもらしてしまう。 「ため息漏らし度」ナンバーワンのアルバムかも? パリを訪れたズートが、 デュクレテ・トムソンというレーベルに吹き込んだアルバム。 肩の力の抜けたズートの演奏。 こちらのリラ…

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