Get Down ソウライヴ

『Get Down』は、 ソウライヴのデビューアルバムです。 個人的には、ソウライヴの諸作の中では、 このアルバムにもっとも愛着を感じるのですが、 その理由のひとつとして、 昔のブルーノートのジャケットを彷彿とさせる ジャケットデザインだということも大きいのかもしれない。 で、中身の音楽も、 このジャケット通りなのだから、 なおグーなんです。(・…

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Doin Something ソウライヴ

シャープでスマート。 それでいて、 グラント・グリーンのオルガントリオのような ネットリ感もキチンと保持しているところが、 ソウライヴの魅力ですね。 スピード感とグルーヴ感あふれる名演揃いの本盤。 若者から往年のブルーノートファンまで、 ガッチリとジャズ心を掴んでくれることでしょう。 ……それでも、 ヘヴィなコテコテが好きな方だと、 「うー…

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Great Summit ルイ・アームストロング デューク・エリントン

ルイ・アームストロング ⇒ジャズの巨人 デューク・エリントンも、 同じく ⇒ジャズの巨人 では、この2人の共演は? ……というと、 ありそうで、ないんですね。 この盤を除くと。 Great Summit 1961年。 このアルバム録音のための、わずか2日間だけが、 この偉大なる2人の巨人が共演した時間だったのです。 内…

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Complete Recordings ビル・エヴァンス チャック・イスラエル

ビル・エヴァンス・トリオを代表するベーシストは? スコット・ラファロ! ……でしょうね。 やっぱり。 筆頭にあがることについては、 私もまったく異論はありません。 では次は? エディ・ゴメス! はいはい、そうですよね。 共演歴長いですし、 長いだけあって たくさん作品残っているし。 「お城のエヴァ…

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クリスチャン・マクブライド The Good Feeling

2011年に発売された、 クリスチャン・マクブライドのビッグバンドのCD、 『The Good Feeling』。 マクブライドのファンは、輸入盤を買われてお聴きになられていたことと思います。 Good Feeling で、今年2014年に彼が来日したことを記念して、 日本語解説付きのCDが発売されました。 ま、輸入盤CDのケースに、 ペラ1枚…

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Easy Living ソニー・ロリンズ

キーボードがジョージ・デュークに、 ドラムがトニー・ウィリアムス。 フュージョン時代のロリンズさんですね。 スティーヴィー・ワンダーの《イズント・シー・ラヴリー》や、 ソプラノサックスによる《イズント・シー・ラヴリー》など、 楽しい演奏満載です。 もちろん、 アコースティックかつ4ビート時代の頃のロリンズのほうが、 クオリティ高いのは言うまでもないので…

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Eclectic マイク・スターン エリック・ジョンソン

わたくし、ギターは弾けないんですが、 エレキギターの姿、形を惚れ惚れと見るのは大好きです。 もちろん、ベースをうっとり見るのも好きですが、 弾けないギターや、ヴァイオリンの姿・形を鑑賞するのも好き。 だから、私にとって楽器屋さんは美術館のようなものなんです。 買い物に行くこともありますが、 むしろ鑑賞しに行くことのほうが多いかも。 で、エレキ…

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イッツ・オール・ライト ウイントン・ケリー

個人的には、ケリーにピッタリなドラマーは、 フィリー・ジョーだと思ってるんですが、 このアルバムに参加しているジミー・コブも悪くない。 そう思わせてくれるのが、 ウイントン・ケリーの『イッツ・オール・ライト』。 演奏の鋭さが若干マイルドになってしまうものの、 万人受けする楽しいケリーのアルバムに仕上がってるんだから。 グローフェの《山道を往く》や、 映…

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Chet Baker Sings And Plays チェット・ベイカー

チェット・ベイカーは、 甘く優しくアナーキーな人だったんだぁ、と改めて。 麻薬やりまくって、海外でも逮捕されまくって、 国外追放されたり、 刑務所暮らしをしたりしていて、 真の悪魔の囁きと誘惑は「快楽」だと誰かが言っていたけど、 とろ〜り、まったり心地よい チェットのヴォーカルから漂うのは、 まぎれもなく、 「こっちへおいで」と誘う こちら…

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E.S.P. マイルス・デイヴィス

ショーター参加の「マイルス4部作」をもっと聴こう! 深夜に『ネフェルティティ』。 夕方『ソーサラー』。 午後のエネルギッシュな活動タイムには『スマイルズ』で気合い充填! では、午前中は? やっぱり『E.S.P. 』でしょ。(・∀・)b フレッシュな気分で一日がはじまります。 E.S.P. ▼収録曲 1. E.S.P. 2. 81 3.…

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BIRD AT ST. NICK'S COMPLETE EDITION チャーリー・パーカー

チャーリー・パーカーの『セント・ニックス』は、 しんみりとした侘び寂びも湛えた雰囲気ゆえ、 わりと愛聴している一枚なんですが、 そのコンプリート盤が ずいぶん前から出ていたんですね。 未聴ではあるのですが、 ちょいと中身が気になりますね。 音がよくなってるのかな?……とか。 BIRD AT ST. NICK'S COMPLETE EDITION…

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ストロード・ロード ブルー・セブン

最近の私のサキコロ鑑賞といえば、 もっぱら、 《ストロード・ロード》と 《ブルー・セブン》の2曲聴きが多いかもしれません。 《セント・トーマス》や《モリタート》などは ⇒飛ばし聴き。(・∀・)b (嫌いだからという理由じゃないよ) 《ストロード・ロード》と《ブルー・セブン》。 この2曲を絞り聴きすると、 なんともタフでハードボイルドな気分にな…

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6 Pieces Of Silver ホレス・シルヴァー

ホレス・シルヴァーの『シックス・ピーシズ・オブ・シルヴァー』は、 まず、ジャケットが良い。 公園のベンチに座り、 新聞を読むシルヴァー。 キマッてるね!(・∀・)b コート姿もカッコいい。 次に、フロントが良い。 だって、アート・ファーマーにハンク・モブレイだもの。 いまひとつ「華」には欠けるかもしれないけど、 たしか…

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エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイヴ・スポット vol.1

もちろんドルフィーやマル・ウォルドロンなくしては、 この双頭コンボの素晴らしさはあり得なかったんですが、 良い意味で、ドルフィーとは異なる個性を有する トランぺッター、ブッカー・リトルなくしては、 このアルバムのこれほどまでの名盤にはなり得なかったことでしょう。 フレーズもさることながら、 音色もゾクッとくるようなジャズっぽさ。 ドルフィーと合わさることで、 それ…

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チャーリー・パーカー BOXセット

以前、取り上げたチャーリー・パーカーのBOXセット、 リマスタリングで音が良くなっているようだし、 値段も1500円ぐらいで安いので 買おうと思ってアマゾンを見たら、 げげっ、 2000円弱に値上がりしてました。 こちら⇒Now's The Time Box set, CD, Import 円安の影響? それとも売れまくってるから値上げ? い…

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ブルース・ウォーク ルー・ドナルドソン

冒頭の数音で、そのアルバムのイメージを決定してしまうアルバムって、 だいたい名盤なんですよね。 たとえば、ソニー・クラークの『クール・ストラッティン』とか、 アート・ブレイキーの『モーニン』とか。 ルー・ドナルドソンの『ブルース・ウォーク』も同様。 バップ寄りで、勢いあふれる演奏の 《ムーヴ》や、 《コーリン・オール・キャッツ》のような曲もあるにもかかわ…

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ダーク・メイガス マイルス・デイヴィス

マイルスの『ダーク・メイガス』や『パンゲア』というと……、 アル・フォスターの ♪ドッ・パーン! ドッ・パーン!…… というラフなドラミングを思い浮かれベる方も多いと思います。 でも、魅力はそれだけじゃないんだなぁ。 『ダーク・メイガス』に関しては、 2曲目の《Wili》のベースが良い! これ聴きドコロですよ。(・∀・)b…

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マイルス・デイヴィス Live in Copenhagen 1964

『マイルス・イン・ベルリン』と同一メンバーによる 1964年のヨーロッパツアーの模様が収録されています。 10月4日、デンマーク。 『マイルス・イン・ベルリン』と同一メンバーということは、 テナーサックスがウェイン・ショーターです。 トニーのシャープなドラミングも凄いですけれども、 ショーターのソロになると、 なんやよ~わからんグジュグジョな世界への扉が開きかけると…

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フルフォース アート・アンサンブル・オブ・シカゴ

Full Force/Art Ensemble Of Chicago 1曲目の長いイントロは、 透明感のある金属系の打楽器たちの音がとても綺麗。 というか、空気の広がりが感じられますね。 さすがECM! と同時に、管楽器の炸裂する迫力と、マラカイ・フェイヴァースのぶっ太いベースの力強さ。 もうこれで完全にやられてしまいます。 (特に《チャーリ…

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Now's The Time 10枚組 チャーリー・パーカー

パーカーのBOXセット『Now's The Time』。 この10枚組チャーリー・パーカー、 音が格段に良くなっているそうです。 耳慣れた演奏内容も、 音質変わるとまた新鮮に聴こえるかも?! しっかし、150曲近くも入って、 それで1500円って、 これ、反則じゃないのっ?! ……て正直思う。 いままで、せっせと音源集めていたアタシって 一…

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ハンク・モブレー・クインテット ベース・オン・ボールズ

『ハンク・モブレー・クインテット』収録の隠れ名演。 それは、《ベース・オン・ボールズ》。 「ベース・オン~」というと、 『ベース・オン・トップ』の ポール・チェンバースを思い浮かべちゃうかもしれないけど、 ここでベースを弾いているのは、 チェンバースの従兄弟でもあるベーシスト、ダグ・ワトキンス。 2人ともハード・バップを代表するベーシストですが、…

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ゼム・ダーティー・ブルース キャノンボール・アダレイ

これぞ、キャノンボールの3本指にはいるほどの傑作アルバムです! なにせ、 《ワーク・ソング》に、 《ダット・デア》に、 《イージー・リヴィング》と、 有名曲、かつ名曲のオンパレード! しかも、安定感ある演奏も素晴らしい。 そうそう、忘れてた。 個人的にはデューク・ピアソン作曲の 《ジーニー》が大好きな曲なんだけど、…

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Indeed リー・モーガン

リー・モーガンの『インディード』は、 ボリュームの大小で、 かなり印象が変わりますよ。 やっぱり大ボリューム推奨。(・∀・)b リー・モーガン特有の速度あるアタック感に ズコーン!とやられるから。 リー・モーガンのトランペットは、 重くないけど鋭く、眩しい。 小ボリュームだと、 どうしても、全体のアンサンブルも含め、 小じんまりとまとまった…

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PIANO SOLO AT TOWN HALL 1971 セシル・テイラー

前回紹介したセシル・テイラーの ピアノソロライヴよりも、 数年前のピアノソロライヴです。 1971年、タウンホールでのピアノソロライヴ。 こちらも、なかなか素晴らしい! セシル・テイラーの美意識というか、 研ぎ澄まされた感覚が そのままピアノの音となって表出しているような感じ。 なかなか気を抜く瞬間を与えてくれないところがサスガ。 それにしても、…

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Air Above Mountain セシル・テイラー

いやぁ、新鮮、新鮮。 セシル・テイラーの新譜、 久々に聴いた気がする。 いや、正確には新譜というよりは、 最近出ていたCDなんだけど。 演奏自体は、1976年なんだけどね。 オーストリアのジャズフェスでのソロパフォーマンス。 『サイレント・タン』や『インデント』が好きな私にとって、 このアルバムの演奏は、 まさに大好物の部類でした。 …

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キャノンボールズ・ボサノヴァ

キャノンボール・アダレイの最高傑作! とまでは言いませんが、 彼の繊細な語り口、 ニュアンスに富んだ表現力を味わうには 最適なアルバムだと思います。 どうしても、そのルックスから、 人懐っこくて饒舌なアルティスト ……というイメージがついて回るかもしれないですが、 じつは、とても柔軟かつ繊細で 楽曲のフレバーに合った これ以上はあり得ない!というほど …

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ストリクトリー・コンフィデンシャル Jazz Giant

バド・パウエルの『ジャズ・ジャイアント』。 20数年愛聴しています。 愛聴しているということは、 何度も何度も聴いているということであり、 何度も何度も聴いているということは、 聴いている時期や気分によって、 好きな曲、 マイブームのような曲も変わってきます。 最近では《ストリクトリー・コンフィデンシャル》が好き。 《テン…

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ブラック・ファイヤー アンドリュー・ヒル

Black Fire/Andrew Hill カッコいいなぁ、やっぱりアンドリュー・ヒルのピアノは。 重くて、黒くて。 しかも不穏な空気を常にたたえた重さ。 ギザッ!と尖っていて、 それでいて鈍器のように重くのしかかる感じ。 アンドリュー・ヒルのアルバムはどれも好きなんですが、 今日は『ブラック・ファイヤー』の《パンプキン》を聴いてます。 …

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Tales Of Another ゲイリー・ピーコック キース・ジャレット ジャック・ディジョネット

ゲイリー・ピーコックの『Tales Of Another』。 リーダーのゲイリー・ピーコック ⇒ベース サイドマンはというと? キース・ジャレット⇒ピアノ ジャック・ディジョネット⇒ドラムス あれ? スタンダーズトリオ? を 結成する前のトリオです。 おそらく、このときの感触が良くて スタンダーズ・トリオ結成にいたった…

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白熱 トミー・フラナガン・トリオ

なんでまた、このような邦題がついたのかは不明ですが、 まあたしかに、勢いある演奏が多いから? なんとプロデュース、テオ・マセロだったのね。 ベース、ロン・カーター。 ドラムス、ロイ・ヘインズ。 にしても、トミフラ奏でる《ルビー・マイ・ディア》は美しい。 白熱 ▼収録曲 1. 52丁目のテーマ 2. スムース・アズ・ザ・ウインド 3. パ…

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カセクシス デニー・ザイトリン

ふっふっふ、 好きなんだなぁ、ザイトリン。o(*^▽^*)o~♪ 硬いピアノ。 だけども何故か叙情的。 その二面性がたまらないのです。 また、スタンダードナンバーの解釈もユニークです。 常に、 彼にしかできないアプローチで 彼しか弾けないピアノを弾いているところが好感。 ジャケットの風貌からも、 なにやらお堅い演奏かな?という先入観…

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マイ・ファニー・ヴァレンタイン ビル・エヴァンス ジム・ホール

たしか日曜日の朝、 フジテレビのバラエティ番組だったと思うけど、 (番組名は忘れた) 一般人の家庭を尋ね、 箪笥の中にある洋服で、 主に主婦の方を見違えるようにコーディネイトするという 番組内のコーナーがあるんですね。 同じ服でも、コーディネイト後は まるで見違えるようになるんです。 そのギャップというか面白みが、 このコーナーの醍醐味なんですが、…

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Without a Song: The 9/11 Concert ソニー・ロリンズ

ソニー・ロリンズの『Without a Song: The 9/11 Concert』 タイトルからもわかるとおり、 9・11テロの直後のコンサートの模様が 収録されたライブアルバムです。 場所はボストンですが、 テロ時、ロリンズはニューヨークにいたんですね。 飛行機使えないなか、 車でボストンに向かって演奏したとのことです。 この時期のロ…

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イッツ・アバウト・タイム ジョー・モレロ 

ブルーベックの《テイク・ファイヴ》でドラムを叩いている人。 ジョー・モレロに対しての認識は、 多くの方は、それぐらいのものなのかもしれません。 しかし、彼のさり気ない超絶技巧も素晴らしいのですが、 テクニカルな面だけではなく、 歌心ある柔軟性のあるドラマーだということがよくわかるのが、 彼のリーダー作の『イッツ・アバウト・タイム』です。 フィル・ウッ…

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アローン・イン・サンフランシスコ Thelonious Monk

モンクのピアノソロ作品では、 『セロニアス・ヒムセルフ』が最高傑作だと信じて疑わないし、 個人的にも、一番大好きなアルバムではあります。 セロニアス・ヒムセルフ+1 では、2番目に好きなのは? となると、 やっぱり『アローン・イン・サンフランシスコ』かな。 この2枚は、いろいろな意味で両極をなしているんですよね。 ヒムセルフ⇒緊張 …

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Voyage スタン・ゲッツ

スタン・ゲッツとケニー・バロンといえば、 最晩年の傑作『ピープル・タイム』が 真っ先に思い浮かぶけれど、 People Time こちらのライヴ盤もいいんだよな~。 VOYAGE 『ピープル・タイム』は、 ゲッツとバロンのデュオだけど、 こちらのほうはベースもドラムも参加しているので、 オーソドックスなんだけれども、 極上な4ビートを楽…

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フランキー・レイン バック・クレイトン ジャズ・スペクタキュラー

フランキー・レインとバック・クレイトンの 『ジャズ・スペクタキュラー』。 ジョン・コルトレーンに影響を与えたという ビッグ・ニック・ニコラスも参加しています。(・∀・)b バック・クレイトンといえば、 ベイシー楽団の花形トランペッター。 カウント・ベイシー好きにとっては 垂涎の内容であることは間違いないんですが、 普段ビッグバンドに馴染みの…

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ザ・ジャズ・メッセンジャーズ+5

とにかくジャケットがカッコいいのです。 もちろん既存の写真で、 見覚えのあるものばかりではあるのだけれども、 こういう並べ方されると、 なんというか、新鮮っす。 そうそう、やっぱりこのムード、このテイストがジャズなんだよ~。 そう思わずにはいられません。 あ、もちろん演奏も。 なんといっても、《ニカの夢》の初演がはいっているのが要注目で…

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ブルージン・アラウンド ケニー・バレル

1960年代初期に録音されていたにもかかわらず、 20年以上もお蔵入りになっていたという ケニー・バレルの隠れ名盤です。 参加ジャズマンも、 ジャック・マクダフ、 イリノイ・ジャケー、 ハンク・ジョーンズと豪華。 比較的短めの演奏時間の中、 ケニー・バレルならではの、 艶やかでブルーなエッセンスが凝縮されているので、 聴きどころ多し!です。 …

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ホイール・オブ・ライフ 渡辺貞夫

渡辺貞夫の『ホイール・オブ・ライフ』には、 なんと! リチャード・ボナが参加!w( ▼o▼ )w マイク・スターンも参加!w( ▼o▼ )w 意外なことに(?)、このお二人、 ナベサダさんとの相性は良いです。 『ホイール・オブ~』というタイトルから、 一瞬クリームを思い出してしまう人もいるかもしれないけど、 エリザベス・キューブ…

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Mingus Moods チャールス・ミンガス

先日、 奄美大島在住の「音のソムリエ」高良俊礼さんの ツイッターを見ていたら、(⇒こちら) あなたがときめく4文字を教えてください ⇒ミンガス これには笑ってしまいましたね。 でも、その気持ち、すっごいよくわかる。 だって、私もときめくかもしれない。 ミンガスといえば…… 私は神保町のカレー屋「エチオピア」にた…

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ダイアルJ.J.5 J.J.ジョンソン

J.J.ジョンソンは、テクニック面でいえば、 おそらくジャズ史随一のトロンボーンの使い手。 しかし、技巧面を前面に出すことよりも、 自分の演奏を 充実した「音楽」として聴かせようという意志も 常にあったはず。 だから、単に正確無比な演奏なだけではなく、 そこにぬくもりとか情感も込めていることは 聴いているとよーくわかります。 控えめだけどね。 …

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枯葉 アーマッド・ジャマル・トリオ

マイルスの名演のひとつ、 《枯葉》。 これの元ネタが聴けるアルバムが、 アーマッド・ジャマルの『アーマッド・ジャマル・トリオ』です。 この時期のマイルスは、 ほんとジャマルに心酔していたようですね。 この曲のみならず、 粒立ち美しき彼のピアノに聴き惚れるべし! アーマッド・ジャマル・トリオ ▼収録曲 1. パーフィディア 2. ラヴ・…

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インディストラクティブル アート・ブレイキー

ゴロゴロゴロ……、ジャーン! 冒頭のドラムが重い重い! ジャーン、ジャーン、ジャーン! ピアノの和音も重い重い! 曲は《ミスター・ジン》。 アート・ブレイキー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズの 隠れ名盤『インディストラクティブル』に収録されている 重たい重たいナンバーです。 ドラムの主は、もちろんアート・ブレイキー。 …

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オーネット 淋しい女

The Shape Of Jazz To Come/Ornette Coleman 身をよじり、もだえるようなメロディと、 身をよじり、もだえるようなニュアンス。 サックスとトランペットのニュアンスの付け方が とても肉感的というか、 心地よく脳みそを引っ掻いてくれる オーネットの代表作、 『ジャズ来たるべきもの』に収録されている有名曲、 《淋しい女》。 …

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ア・ブローイング・セッション リー・モーガン

テナーサックス奏者3人によるテナーバトル、 ジョニー・グリフィンの『ア・ブローイング・セッション』。 一応は「テナーバトル」という触れ込みなんですが、 単なるバトルものとしてではなく、 きちんと音楽としても聴ける作品にしよう! そういう意気込みが感じられるところが、 流石ブルーノートですね。 グリフィン、モブレイ、コルトレーンの3人を 単にバトルさ…

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スタンリー・タレンタイン ザ・マン

ブルージーであると同時に、 歌心も素晴らしいんですよね、 スタンリー・タレンタインは。 彼はデビュー間もない頃、 ローウェル・フルソムのブルースバンドで テナーサックスを吹いていたんだけど、 そのバンドのピアニストが レイ・チャールズだったんですね。 チャールズは、すでにこの頃から作曲をはじめていたというから、 おそらく彼の歌心は、 レイ・チャールズと…

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バド・パウエル・イン・パリ

Bud Powell In Paris/Bud Powell 『バド・パウエル・イン・パリ』は、 秋に聴くとなぜか元気をもらえる1枚です。 他の季節じゃダメなの。 なぜか秋。 なぜなんだろね? 《ハウ・ハイ・ザ・ムーン》のデッカい音シンバルがいいのかな。 とにもかくにも、今日も聴きました。 世評では《ディア・オールド・ストッ…

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バード オリジナル・サウンドトラック

映画『バード』のオリジナル・サウンドトラック。 映画用にチャーリー・パーカーの音源から、 パーカーのアルトサックスの音だけを抽出して、 現代(当時)のミュージシャンが新たに音をかぶせた。 すると? あら不思議。 パーカーの音が一番斬新でモダンに聴こえるのです。 時代を超えた「音の生命力」とはこういうものなのかと思いますね。 …

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ストリクトリー・パウエル

奄美大島在住の「音のソムリエ」高良さんと 先日電話で話したんですけど、 『サウンンズパル』のブログにもアップされているとおり、 最近は『ストリクトリー・パウエル』に ぞっこんなのだとのこと。 (高良さんのブログ記事⇒こちら) 絶頂期のパウエルの気品かおる、 だけども、どこか狂気じみた演奏もいい。 渡欧後の味わい深い演奏も大変すばらしい。 …

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プレイズ・ザ・グレイト・ジャズ・ヒッツ アート・ファーマー

アート・ファーマーの『プレイズ・ザ・グレイト・ジャズ・ヒッツ』。 収録曲見ると、ぜーんぶ有名曲。 しかも、コール・ポーターやガーシュウィンや、 ティンパンアレイ系のポピュラーソングが スタンダード化したナンバーではなく、 ジャズマンのオリジナル曲中心というのが嬉しいですね。 それをアート・ファーマーが吹くと……? 同じトランペッターでも、 …

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ジョー・パス ギターソロ バラード

ジョー・パスの『Unforgettable』が似合う季節になってきました。 ギター1本。 しかもガットギター。 さらにバラード中心。 美しく深い音色と旋律が、 すっと耳に優しくはいりこんでくるんですよね。 ジョー・パスは素晴らしいテクニックの持ち主ですが、 そのようなことは感じさせない 優しくうっとりとさせてくれるギターを弾いてくれます。 …

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ジミー・レイニー LIVE IN TOKYO 1976

通好みのギタリスト、ジミー・レイニー。 彼が来日した時のライブを収録した 『ライヴ・イン・トーキョー1976』。 ギタートリオです。 ベースがサム・ジョーンズ、 ギターがリロイ・ウィリアムス。 繊細でウェットなトーンのイメージの強いレイニーですが、 ここで披露するギターテクと、破綻のない演奏は、 ギタリストのみならず、多くのリスナーを魅了するこ…

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Live at Bradley's ケニー・バロン

ケニー・バロンは、 スタン・ゲッツとデュオで演った 『ピープル・タイム』のピアノが最高だと思ってます。 彼のリーダー作は、 正直、喰わず嫌いという気持ちが大きいのかもしれないけど、 なぜかあまり手がでない。 でも、それを押し殺して 『ライヴ・アット・ブラッドリーズ』を聴いてみると、 意外と、スンナリ心地よく聴けますネ。 《ソーラー》や《ブルームーン》…

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ジャン・ド・フルール グラント・グリーン

秋の夜長にグラント・グリーンの『アイドル・モーメンツ』。 2曲目の《ジャン・ド・フルール》が好きなんです。(・∀・)b まったりした1曲目も たしかにこのアルバムの目玉ですが、 キビキビしていつつも どこか切ない2曲目もお忘れなく! Idle Moments ▼収録曲 1. Idle Moments 2. Jean De Fleur 3. Django…

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ブルージー・バレル ケニー・バレル

キャリア後期のコールマン・ホーキンスのテナーサックスを 手堅くピアノでサポートしたのがトミー・フラナガン。 『ジェリコの戦い」などを聴くと、 とても良いサポートをしつつも、 きちんと自身の色を出していますよね。 で、この2人に、さらにギターのケニー・バレルが加わると? なんとも、艶やかかつムードあふれる演奏に変わるのです。 うっとり、しっとりな名…

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ジャズプロフェッツ ケニー・ドーハム

ケニー・ドーハムの切ないラッパ。 秋が似合うんですよね。 個人的にはジャズ・プロフェッツが大好きなんです。 なぜか? エッジが尖った部分と、 郷愁を感じる部分のバランスが絶妙だからなんだと思います。 カッコいい。 だけどノスタルジー。 やっぱりドーハム・ラッパは秋が似合う。 『ジャズ・プロフェッツ』を聴こう! …

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ブルー・スピリッツ フレディ・ハバード

フレディ・ハバードの『ブルー・スピリッツ』。 フレディのトランペットの演奏そのものよりも、 野心的、 かつドッシリと重心の低いアンサンブルを楽しむアルバムでしょう。 ハバードのトランペットも、 曲想やアレンジに合わせて 音数も控えめ。 ですので、バリバリ吹きまくるフレディが好きな人にとっては、 ちょっと物足りないかもしれません。 しかし、この…

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日本の印象 デイヴ・ブルーベック

ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテットによる『日本の印象』。 タイトル眺めるだけで、 なんともステレオタイプなニッポンワードが並びますが、 演奏のほうも、 《コト・ソング》あたりは かなり「和」を意識したものになっていますね。 ホレス・シルヴァーの『トーキョー・ブルース』と同様、 日本人にとっては興味深い一枚です。 そういえば、ホレスは「トーキョー」のブ…

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ウィムス・オブ・チェンバース ホレス・シルバー

ポール・チェンバースの『ウィムス・オブ・チェンバース』。 このアルバムは、 ベースの楽しさ、というよりは、 ハードバップの楽しさを教えてくれる作品です。(・∀・)b ピアノはホレス・シルバー。 シルバー参加の効果大です。 楽しくリズミック。 彼のコンピング(バッキング)は、 コルトレーン、ドナルド・バードら フロントの管楽器奏者をさり…

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ケニー・バレル 初リーダー作

ケニー・バレル25歳。、 プレスティッジでの初リーダー作です。 すでに、この頃からスタイルが確立されていたんですね。 とても25歳とは思えぬ渋さ! エルヴィン・ジョーンズが参加していることにも注目。 サイドマンということもあるんだろうけど、大人しい。 でも、リズムにはやっぱりバネがあるなぁ。 トミー・フラナガンがさり気なく演奏を引き締めているのも良い…

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結構充実、熱い演奏!コルトレーンのサン・シップ

シャープで鋭くスピード感あふれる コルトレーンのテナーを聴きたければコレ! Sun Ship: the Complete Sessions 特にタイトル曲を聴くと、 なるほど、これを煮詰めて煮詰めて煮詰めていくと、 『インター・ステラースペース』に繋がっていくのかな?と思います。 コルトレーンのプレイのみならず、 ドラムのバッキングパターンも面白いね。 …

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ハンプトン・ホーズ トリオvol.1

白米のようなピアノ。 強烈なインパクトはないけれども、 聴いても聴いても飽きないピアノトリオ。 その代表格がハンプトン・ホーズのトリオでしょうね。 中でも白米度が高いアルバムって、 やっぱりコレだと思うんですよね。 なんだかんだいって、CD棚に手を伸ばす頻度高し。 Trio 1 ▼収録曲 1. I Got Rhythm 2. What Is…

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スコット・ハミルトン バラード

スコット・ハミルトンは、 ジャズを聴き始めの頃、 渋谷にあった 『スイング』(ジャズの映像を鑑賞させてくれるジャズ喫茶)に 足繁く通っていた頃から、 よくリクエストするお客さんがいたので、 映像を通してしょっちゅう鑑賞していたんですが、 正直、いまひとつピンとこなかったんですね。 当時の私は、バリバリの暑苦しいハードバップ野郎だったので、 そのようなハードバップ…

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リアルブック スティーヴ・スワロウ

スティーヴ・スワロウは、個人的には「謎」の多いベーシストだ。 もちろん、カーラ・ブレイとのデュオ『ゴー・トゥゲザー』などは、 メロディアスでわかりやすいラインやソロを弾いているので、 それほど「謎」は感じられないがのだが、 たとえば、彼が紡ぎだす4ビートのベースライン、 これってかなりユニークだ。 (ウッドベースを弾いていた頃から) 私は学生時代から…

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プレイズ・ジミ・ヘンドリックス ギル・エヴァンス

ともすればチープかつ大仰な コーマシャル音楽に陥る水際一歩手前で ギリギリ踏み止まったサウンドの快感。(・∀・)b ギル・エヴァンスは、 奔放だったジミヘンのギターを 奔放なオーケストレーションと、 若手ミュージシャンの奔放な演奏で表現したかったのでしょう。 とにかく頭がクルクルしてしまうほど サウンドがカラフルです。 《エンジェル》では、 …

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猛暑 アイスクリーム・コニッツ

相変わらず続きます、 猛暑。 昨日の東京は、曇っていたにもかかわらず、 蒸し蒸し暑いし、 昼頃から雨が断続的に シトシト降ったりやんだりしていたにもかかわらず、 やっぱり暑かった。 これだけ連日暑い日が続くと、 彼のヒンヤリとしたアルトサックスのサウンドで、 涼みたくなります。 俺のアルトはクーラーかいっ! リー・コニ…

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Red in Bluesville レッド・ガーランド

共演者が変わったからといって、 レッド・ガーランドのピアノのスタイルが変わることはないのだけれど、 ベースが前へ前へとズンズン進んでゆくような 快活な鼓動を提供するポール・チェンバースが、 どっしりと落ち着いてボトムをキープするタイプの サム・ジョーンズに変わったことで、 ずいぶんと、演奏の雰囲気は変わるものです。 真のガーランド好きは、 こういう盤こそ愛聴してい…

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処女航海 ハービー・ハンコック

先日新宿のタワーレコードにいったら、 ハービー・ハンコックの《処女航海》が流れてました。 もう耳タコだし、 この本にも、 さわりで覚えるジャズの名曲25選―名盤ブルーノートから25人のビッグメンが集結! (楽書ブックス) ハービーは「音で“絵”を描こうとした」、 とか、 「サウンドのトーンが印象派的な雰囲気を帯びているのが興味深い」 なんて…

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パウエル スティット

あくまで想像なんですが。 私が好きなジャズマン、 たとえば、マイルス・デイヴィスとか、 セシル・テイラーとか、チャールス・ミンガスとか、 それとか、チャーリー・パーカーとか。 彼らって実際に日常的につきあうとすると、 けっこう「ヤなヤツ」なような気がするんですよね。(; ̄ー ̄A (ブラウニーとかドルフィーやコルトレーンとかはイイヤツっぽいけど……) …

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Art 'N' Zoot アート・ペッパーとズート・シムズの共演盤

アート・ペッパーとズート・シムズの珍しい共演盤。 『アート・ン・ズート』。 互いの持ち味を引き立て合いながらも、 アートとズートの持ち味がフワリと醸し出る。 リラックスして聴ける名演ばかりの名盤です。 夏のお昼寝タイムにも心地よい。(・∀・)b ▼収録曲 1. Wee (Allen's Alley) 2. Over The …

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マイ・フェイヴァリット・シングス ポール・デスモンド

コルトレーンの《マイ・フェイヴァリット・シングス》の印象が よくも悪くも強烈に脳裏に焼き付いている人、多いと思うのですが、 こういう明るく楽しいテイストの《マイ・フェイヴァリット・シングス》もイイですよ。 ここでもポール・デスモンドのアルトが、 軽やかでふうわりとしていて最高です。 デイヴ・ブルーベック・カルテットの隠れ名作! マイ・フェイヴァリッ…

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マイルスデイビス アガルタ

夏だ、猛暑だ、アガルタだ! こういう気候のときこそマイルスの『アガルタ』! 《プレリュード》で盛り上がり、 《マイシャ》で心地よくクールダウン。 いいよ~。 アガルタ ▼収録曲 1. Prelude 2. Maiysha 3. Interlude~Theme From Jack Johnson …

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ザ・マグニフィセント・トロンボーン

好きです、カーティス・フラーのこのアルバム。 ワンホーンという編成も手伝ってか、 フラーの歌心をたっぷりと味わえます。 頭の中に湧き出たメロディーが 100%フレーズとして直結しきれないモドかしさをも含めて、 いや、逆にそのへんが、 すごく暖かくてヒューマンな感じもして 気づけば いつしか一緒にスタンダードを口ずさんでいる自分がいるのです。 …

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アウト・オブ・ザ・ブルー ソニー・レッド

ソニー・レッドの『アウト・オブ・ザ・ブルー』。 むかしからこのジャケット大好きなんです。 内容以上に(笑)。 もちろん、内容も良いのですが、 アルトサックスの軽やかな語り口に慣れ、 そのような淡々、あっさり目のテイストの演奏が続くと、 もう少しドッシリとした感触も欲しくなる。 ……なんて、ゼイタクなことを書いてるな。 ウイントン・ケリーのピアノも好…

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シャドウズ・アンド・ライト ジョニ・ミッチェル

その昔、ジャコ(・パストリアス)のベースを聞くために 買ったにもかかわらず、 最近久々に聴いてみると、 もちろんジャコのベースも変わらず良いのですが、 メセニーのギターも良いし、 ブレッカーのサックスも凄いし、 ライル・メイズのキーボードもツボ押さえてるし、 ドン・アライアスのパーカッションも頑張ってるし……と、 要するに全員素晴らしいのです。 今考えて…

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テンダー・フィーリンズ デューク・ピアソン

さりげなく、じわりと良さが染みてくる ピアノトリオの名盤だと思います。 あまり有名じゃないけどね。 だからといって通がうなるピアノというわけでもなく、 この派手すぎず、控えめながらジンワリとくるテイストは、 初心者の方にも十分伝わるし、感じられるはずだと思いますよ。 やっぱり午前3時に録音されたという《3 A.M.》がいいなぁ~。 テンダー・フィ…

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Still Life (Talking) パット・メセニー

夏。 喉が渇くとコーラが飲みたくなるのと同じように、 最近では、条件反射的に、 耳が乾くとパット・メセニーの『スティル・ライフ』が聴きたくなるのです。 耳に吸い込まれてゆく快楽楽園ミュージック。 爽快、爽やか。 心地よし! Still Life (Talking) ▼収録曲 1. Minuano (Six Eight) 2. So M…

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クリスチャン・マクブライド People Music

個人的にはジャケットもすごく好きです。(・∀・)b People Music こういうストレートアヘッドで、 パンチのある4ビート、 最近は、たくさんあるようで意外と少ない……。 オーソドックスかもしれないけど、 実力の伴ったオーソドックスさは いつの時代も不変です。

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ニュー・フェイセズ ディジー・ガレスピー

ディジー・ガレスピー、 知られざる晩年の名作です。(・∀・)b ブランフォード・マルサリスや、 ケニー・カークランドの参加効果高し! ニューフェイス(セズ)とは、 (当時の)彼ら新人のことを指すのでしょう。 ディジーのトランペットはいつだってイキがいいのだけれど、 やはり世代の違う新人を迎え入れて、よりいっそうサウンドが新鮮になっています。 ニ…

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ユー・ベター・ノウ・イット!!! ライオネル・ハンプトン

最近は「うきうきする」とか「うきうきした気分」という言葉、 あんまり使わないのかな? でもね、ライオネル・ハンプトンの演奏を聴いていると、 うきうきした気分になれる、という表現がとても似合うんですよ。 『ユー・ベター・ノウ・イット!!!』は、 ハンプトンのスモールコンボでの演奏集。 余裕のあるリラックスした演奏ではありますが、 ベテラン中のベテランによる演奏…

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モダン・アメリカン・ミュージック~クライテリア・セッションズ

貴重な音源が発掘されました! ジャコ・パストリアス、デビュー前の秘蔵音源です。 もうこの頃から《ドナ・リー》や《コンティニューム》を演っていたのね。 デビュー前のお馴染みの曲の演奏群、 ファンにとっては嬉しい発見です。 モダン・アメリカン・ミュージック~クライテリア・セッションズ

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レイ・ブラウン モンティ・アレクサンダー ラッセル・マローン

かなり聴きどころの多いトリオ演奏です。 レイ・ブラウンの暖かくて安定したベースワークは言わずもがなですが、 トリッキーなピアノを弾くモンティに唖然としたり、 ラッセル・マローンの独特なギターの音色に耳が吸い込まれたりと。 とにもかくにも2曲目! 熱演《フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン》を聴いてみて! Ray Brown/Monty Ala…

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Alone Again ビル・エヴァンス

こちらもエヴァンスの隠れ名盤。 どうも、髪と髭が伸びた頃のエヴァンスのアルバムって、 あまり世間では(というよりジャズ名盤ガイドのようなものからは) 注目されていないような感じがなきにしもあらず。 でも、むしろ髭と髪が伸びている時期のエヴァンスのほうが ジャズピアニストとしてのキャリアを積み、 さらには辛く悲しい(あるいは楽しい)人生経験を 積み重ねているでいるだけ…

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Since We Met ビル・エヴァンス

あまり話題の俎上に載ることのない ビル・エヴァンスのアルバムですが、 これ、なかなか良いですよ。 ヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ。 というと、どうしてもリヴァーサイド盤を思い出してしまいそうですが、 リヴァーサイドのラファロ、モチアンのトリオの演奏を 鮮やかで透明感のある水彩画だとすれば、 こちらのほうの演奏は、深いコクと落ち着きのある油彩画のような感じ? …

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トランペットの詩人 トニー・フラッセラ

トニー・フラッセラ。 あまり有名なではないかもしれませんが、 レスター・ヤング、 ジェリー・マリガン、 スタン・ゲッツといったサックス奏者との共演歴のあるトランペッターなのです。 彼のトランペットは、 フワリ、というよりは、 モワリ。 もわりと漂うその音色とフレーズは、 好き嫌いは分かれるでしょうが、 独特なテイストを持っていることは確か。 …

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ブッカー・リトル・アンド・フレンド

音色だけで聴けちゃうトランぺッター。 それがブッカー・リトルです。 それに加えてフレーズもセンスも素晴らしいです。 わかりやすくて口ずさめるメロディから、 先鋭的で尖った音符の並びまで 縦横無尽に行き来し、 それが作為的ではなく、 じつに自然に感じるところもリトルの魅力の一つなのです。 もちろん代表作はタイム盤の『ブッカー・リトル』だということに …

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Outward Bound エリック・ドルフィー

エリック・ドルフィーの『アウトワードバウンド』といえば、 例の濃緑色のジャケットがすぐに思い浮かびます。 Outward Bound: Rudy Van Gelder Remasters インパクトかつ、 アルバム中身の演奏を象徴するようなビジュアルなのですが、 こちらのジャケットもカッコいい! Outward Bound ジャズ喫茶…

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No Room for Squares ハンク・モブレイ

ハンク・モブレイの『ノー・ルーム・フォー・スクエアーズ』。 カッコいいアルバムです。 まず、ピアノがアンデリュー・ヒルとハービー・ハンコックゆえ、 これまでのモブレイの諸作とは明らかに異なる 洗練された響きに変わっています。 さらに尖って金属音で空間をゆさぶる フィリー・ジョー・ジョーンズのドラムが めちゃくちゃ「ジャズ」なんですよ~(*^0゚)…

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サブコンシャス・リー リー・コニッツ

台風が去ったと思ったら、 今度は猛烈な暑さ。 今日も暑いです。 ギンギンに。 そんなとき、 キンキンに冷えた部屋で アイスコーヒーを飲みながらヒンヤリ気分で楽しめるジャズ、 それがリー・コニッツの『サブコンシャス・リー』です。(・∀・)b 涼しい気分というよりは、 もう冷たい気分? コニッツのアルトサックスの音色は たしか…

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グルーヴィ レッド・ガーランド

今はCDの時代だから、A面B面関係なく、 最初から最後までぶっ通しで聴く人も多いのだろうけど、 レッド・ガーランドの『グルーヴィ』は、 LPの場合、おそらく人気なのはA面のほうでしょう。 CDだったら前半の3曲。 なんといってもゴキゲンなノリの《Cジャム・ブルース》があるし、 ガーランドのピアノの音色が真珠のようにコロコロと転がる 《ウィル・ユー・スティル・ビー・マ…

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マッズ・ヴィンディング

エンリコ・ピエラヌンツィがリーダーのピアノトリオかと思いきや、 ベーシストがリーダーのピアノトリオなんです。 マッズ・ヴィンディング? 誰? そういう方は、デューク・ジョーダンの 『フライト・トゥ・デンマーク』を思い出してください。 Flight to Denmark たぶん、そんなにベースの音は 印象残ってないと思うけど┐(´…

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キース・ジャレット チャーリー・ヘイデン

ベーシストがゲイリー・ピーコックの時と、 チャーリー・ヘイデンの時とでは、 キースが奏でるピアノの表情が微妙に変わるのが面白いですね。 録音した時期の差というのもあるのでしょうが (この『ラストダンス』は2007年録音)、 スタンダーズ・トリオの時のゲイリー・ピーコックの場合は、 キースの頭の中のイマジネーションを触発し、 このチャーリー・ヘイデンとのデュオの場合は…

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道化師 ミンガス

ミンガスを代表する1枚『道化師』。 冒頭の《ハイチ人戦闘の歌》のミンガスのベースが話題になりがちだけど、 (たしかに太くて攻撃的で迫力) 地味ぃ~に、このアルバムならではのムード形成に尽力している カーティス・ポーターのサックスにも注目!(・∀・)b ミンガスに殴られて前歯が折れたという ジミー・ネッパーのトロンボーンには、 この逸話も手伝って耳がいくんですが、 …

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レディ・ジャズ

そそるジャケットです。 手にとってみてみたら、 なんと2枚組で44曲も収録されて、 めちゃくちゃ安い! w(゚o゚)w ビリー・ホリデイやアビー・リンカーンなど、 女性ジャズヴォーカリスト名前は聞いたことあるけど、 実際はどんな歌を歌う人なんだろう? と興味のある初心者の方に特におすすめしたいです。 ノラ・ジョーンズもはいっているし。 逆に…

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Complete Science Fiction Sessions オーネット・コールマン

オーネット・コールマンの『サイエンス・フィクション』。 「なんでもあり?」のやりたい放題に感じるんだけれども、 そこには一本、オーネット流の筋が通っている、 というか、 結局は何をやってもオーネットはオーネットの音楽になってしまう、 というか、 ならざるを得ない?┐(´~`)┌ 女性ヴォーカル、 サウンドエフェク…

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アイル・キャッチ・ザ・サン ソニー・クリス

ソニー・クリスの朗々としたアルトが好きです。 こちらは、プレスティッジ最後の録音。 秀逸なリズムセクションにも恵まれて、 クリスはなんの迷いもなく、 ストレートなアルトサックスを聴かせてくれます。 ジャケットから受ける印象は地味かもしれませんが、 実際は、アルバムの音を耳にした瞬間、 サーッと視界が広がってゆく心地よさを感じます。 アイル・キャッチ…

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