ソニー・ボーイ ソニー・ロリンズ

かなり前に、こちらにも書きましたが、 ジャズだからこそ許される、 「いい意味でのいい加減さ」と、 プレスティッジというレーベルが持つ特有の 「いい意味でのいい加減さ」が 面白い具合に良い方向に作用し、 なおかつ、ロリンズの演奏力で、 「なんとか聴ける作品」として成立してしまっている 興味深いアルバム、 それが、『ソニー・ボーイ』なのです。(・∀・)b…

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セシル・テイラー コンキスタドール

少し前までは、中古CDにも高値がついていて なかなか買いづらいだろうなぁ~と思っていた セシル・テイラーの『コンキスタドール』 ですが、 最近は、1000円ちょっとで買えるCDをよく見かけるので、 とても良い傾向だと思っています。 セシル・テイラーのこと、 「フリージャズ」の人ということで、 この「フリージャズ」という言葉で 「聴かず嫌い…

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ボビー・ハッチャーソン ライヴ・アット・モントルー

あるピアニストのマネージャーが 以前、こう仰っていました。 プロとはいえども、 共演者との打ち合わせ不足や、 共通認識が取れていなかったりなどの理由で、 アンサンブルがズッコけてしまいそうになることも無いわけではない。 もちろん、場数を踏んでいるプロのジャズマンたちは そのようなことはあまりないのだが、 本当に実力のある人は、 万が一、そのような状況に陥って…

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限りなき探求 ミロスラフ・ヴィトウス

急激な変動を続ける国際社会! そんなワールドワイドな緊迫感を音楽で表現するのであれば、 ミロスラフ・ヴィトウスの『限りなき探求』でしょう。 特に1曲目の《フリーダム・ジャズ・ダンス》。 なんかヤバい。 いや、かなりヤバい雰囲気。 リーダーのヴィトウスの脈打つベースはもちろんのこと、 ハービー・ハンコックのエレピも、 ジョーへンのテナーサックスも、 マクラ…

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ルー・ドナルドソン スウィング・アンド・ソウル

チャーリー・パーカーばりに、 するすると滑らかに起伏のあるフレーズを吹きこなす ビ・バッパーの頃のルー・ドナルドソン、 いいですねぇ。 オルガンやギターを入れて、 コテコテになりすぎなずに、 軽やかなあっさりテイストの ファンキー、ファンキー、ルーさんも、 いいですねぇ。 しかし、個人的に、一番好きなルーさんの路線は、 その中間あたりの時期。 ピアノ…

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ジャッキー・マクリーン スウィング・スワング・スウィンギン

Swing Swang Swingin/Jackie McLean ちょっとした手違いで、 個人ページ「カフェモンマルトル」のデータがパー! w(゜ロ゜;w バックアップも取っていなかった! w(゜ロ゜;w 昨年末より、せっせと旧ページからの 移転作業をして、2100記事ぐらいまでを 移植したのですが、 また最初からやり直し。 w(゜ロ゜;w …

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ハービー・ニコルス ラヴ・グルーム・キャッシュ・ラヴ

ハービー・ニコルスといえば、 ブルーノートの『ハービー・ニコルス・トリオ』が有名ですが、 ベツレヘムに残した 『ラヴ・グルーム・キャッシュ・ラヴ』もなかなか良いです。 ニコルスのピアノは、 たいへんユニークではありますが、 決して難解で聴きにくいものではありません。 よく聴くと「そこはかとなくヘン」に感じ、 しかし、その「ヘン」さに気付けば、 その変…

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ヤンシー・キョロシーのピアノ

一聴、オーソドックスに感じるかもしれませんが、 聴けば聴くほど、 なんかヘン。 そのヘンさが気持ち良くなってくる。 ヤンシー・キョロシーのピアノは、 なかなかユニークです。 ルーマニア出身、 ドイツに亡命、 そして亡命中のレコーディングした 『アイデンティフィケーション』。 久々に聴いて、 「イイね♪」とニヤリとしてしまいました。 …

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タル エディ・コスタ

ゴリゴリと硬いピアノの音を、 直角に弾いていくエディ・コスタ。 しかし、いかんせん彼がピアニストとして演奏した音源って それほど多くはないんですよね。 しかし、硬質なピアノの音色とノリは癖になる。 もっと聴きたい! あ、そうだ! タル・ファーロウの『タル』があるじゃないですか。 タルのギターの魅力を味わえるのはもちろんのこと、 エ…

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サン・シップ ジョン・コルトレーン

ジョン・コルトレーンの『サン・シップ』評をアップしました。 ▼こちらです サン・シップ/ジョン・コルトレーン 『至上の愛』でコルトレーンかっこいい!と思った方は、 『至上の愛』だけで終わらせるのはもったいない! さらに、磨きのかかった『サン・シップ』。 さらに、贅肉が削ぎ落とされてシャープになった『サン・シップ』を聴いてみよう! Sun Ship …

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坂本龍馬の拳銃 スガダイロー

打撃力の強い鍵盤にガツン!とやられてみましょう。 スガダイローの『坂本龍馬の拳銃』は、 かなりハードに迫ってくるピアノトリオでありながらも、 シリアスではなく、むしろコミカルな感覚? ダークでありながらも、爽快さすら感じられる 日本人の身体感覚の底流に脈々と流れているであろう 独特かつ本質的に「スウィングしない」リズム感と共鳴し、 新鮮な驚きと懐かしさを提供して…

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パリ・ブルース スティーヴ・レイシー ギル・エヴァンス

スティーヴ・レイシーのソプラノサックスと、 ギル・エヴァンスのエレピ(曲によってはピアノ)。 この両者が作り出す、静かなる緊張感。 「間」を大切にする二人。 だからこそ? この二人が形作る「間」が、濃密な空気感として、 なにか重たい意味を持って 聞き手に投げかけてくるのです。 やっぱり、ミンガス作曲の 《リインカーネーション・オブ・ア・ラ…

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Absence メロディ・ガルドー

最初にジャケット見たときは、 洋楽ポップスの新譜かな?と思ったんですが、 あるいは、ジャズだったらヴィーナスレコードかな? ……とも思ったんですが、 メロディ・ガルドーの3作目でした。 個人的には、やはり、 ジャズっぽいフレヴァーに満ちている デビューアルバムが好きなのですが、 ボサノヴァや、サンバ、タンゴなど 南米音楽の要素を取り入れた本作も、 …

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ニッポン・ソウル キャノンボール・アダレイ

キャノンボール・アダレイ・セクステットが 来日した時のコンサートの模様が収録された『ニッポン・ソウル』。 さて、《ニッポン・ソウル》はどんな曲かというと? 特に、日本の「よな抜き旋律」などを意識したものではなく、 キャノンボールの文脈における、 キャノンボールならではの大らかな曲調、そして演奏です。 無理して日本っぽくしようとしていないところが かえ…

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エヴァンスとともに過ごす休日の提案

エヴァンス好きの休日の過ごし方の提案。 ヴィレッジ・ヴァンガードのライヴの 「コンプリート盤」を通し聴きする! ベースがスコット・ラファロ、 ドラムスがポール・モチアンの時のトリオのライヴね。 この時期のエヴァンスは、 ヴィレッジ・ヴァンガードでライブを行い、 3枚のアルバムとして編集されて出ています。 『エクルプロレーションズ』 『ワルツ・フォ…

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サン・ラー入門 スペース・イズ・ザ・プレイス

私は、その昔、YMOやクラフトワークを聴いて、 シンセサイザーってすげぇ!と思いました。 未来の楽器だぁ! と。 シンセにも色々な種類があって、 当時は、プロフェット5や、アープ・オデッセイなどの機種がありました。 とても高価で、小学生の私にとっては 家を買うことぐらい実感の沸かない値段でしたが、 なぜか機種名と音色の特徴はなんとなく把握してい…

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ウォルター・デイヴィスのパウエル的なピアノ

我々の多くが耳に馴染んでいる ウォルター・デイヴィスのピアノの音って、 ジャズ・メッセンジャーズでのピアノや、 ブルーノートの『デイヴィス・カップ』のピアノだったりします。 いずれも、管楽器入りの編成の中でのピアノですね。 では、ピアノトリオになると? 意外なことに、かなりバド・パウエル。 いや、もうそっくりそのまんま、 バド・パウエルのコピーといってもい…

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クリフォード・ブラウンが弾くピアノ

トランぺッターではありますが、 クリフォード・ブラウンはピアノもうまい! エリック・ドルフィーの自宅で ブラウニーが弾いたプライベート録音を聴いていると、 ごくごく初期のホレス・シルヴァーに 似ているところも散見されるんですよね。 ということは? やはり、ピアノ面においては ブラウニーもパウエルの影響を受けているんですね。 シルヴァーの初…

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インターモジュレーション ビル・エヴァンス ジム・ホール

ボキャブラリーは豊富なんだけど、 ひけらかすような話し方は一切しない2人のインテリ。 ビル・エヴァンスとジム・ホール。 この2人の賢者が温厚な表情で穏やかに、 しかしながら、本質的を突いた会話をすると、 このような音が生まれるんでしょうね。 Intermodulation ▼収録曲 1. I've Got You Under My Skin 2. My Ma…

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キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴ

『キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴ』。 このアルバムをキャノンボールのベストに挙げる人も多いですね。 選曲もバラエティに富み、 流れにもメリハリがあり、 一瞬たりとも飽きずに最後まで聴きとおせる好アルバムです。 ウイントン・ケリーのピアノの好サポートが効いているのかもしれません。 まさに「火」ですね。 やつはタバコに火をつけるライター(マ…

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パーシー・ヒース

ポール・チェンバースのベースのスタイルも、 さらに、ロン・カーターのベースのスタイルも、 結局のところ、源流をたどると、 パーシー・ジョーンズに行き着くんですよね。 そのことに関して、「カフェモンマルトル」に 詳しくいろいろと書いてみました。 ▼こちらです パーシー・ヒースこそ、モダンジャズベースの教科書 オーソドックス、かつ地味な印象をぬぐえないベースゆえ、…

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チャーリー・ヘイデン入門

Segments/Charlie Haden 昨年の夏に惜しくも亡くなられた 名ベーシスト、チャーリー・ヘイデン。 彼が参加したアルバムの数は膨大です。 晩年はデュオ作品も多く出していて、 どれから聞いていいのかわからない人も多いのではないかと思います。 オーネットやドン・チェリー、ガトー・バルビエリのような いわゆるトガッたサックス吹きの伴奏も数多くやって…

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ジャズ・メッセンジャーズ LIVE IN JAPAN 1961

『ライヴ・イン・ジャパン』 これを聞かずして、 アート・ブレイキー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズを 語るなかれ! そう、強気に出ても まったく大丈夫なアルバムです。 2枚組。 全演奏、高濃度、高密度、高エネルギー! ショーターにモーガン。 最強のフロントかもですね、歴代ジャズメッセンジャーズの中でも。 私は、61年の来日…

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ザ・ランプローラー リー・モーガン

リー・モーガンといえば、『ザ・サイドワインダー』のほうが、 このアルバムよりも有名なのはどういうわけなんでしょう? 内容、というか、 全体的なカッコ良さは、 断然『ザ・ランプローラー』のほうが上だと思うんですけどね……。 《サイドワインダー》は、 「ジャズロックのはしり」という 活字的なトピックスがあるぶん、知名度が高くなっちゃっているのかな? でも、こちらも負け…

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ルック・アウト スタンリー・タレンタイン

このアルバムの何がいいかって、 バックがホレス・パーランのトリオなんですよ。 しかも、あの名盤『アス・スリー』を録音した時期のパーランのトリオなので、 勢いというか、黒い重さが充実していた時期でもあるんですね。 このズッシリ黒いバックに、 タレンタインもズッシリ黒いテナーを吹きます。 ヤバいです。 最高です。 しかも、パーランとタレンタインは幼なじみだといいま…

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ジャッジメント アンドリュー・ヒル

アンドリュー・ヒルの『ジャッジメント』。 常に独特な緊張感をかもし出すアンドリュー・ヒルのピアノに、 ドスの効いたエルヴィンのドラム。 くわえて、ベーシストも重量級のリチャード・デイヴィスですから、 もし、この3人がトリオを組んだら、 たぶん、一部のマニアなら狂喜乱舞するかもしれないけど、 まったくもって一般受けはしない ドスの効いたアルバムが出来上がっていたこ…

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ミルト・ジャクソン・カルテット

2015年。 今年は、『ミルト・ジャクソン・カルテット』のように、 一見地味だけど、 爽やかで、だけど腰のある粘っこさとコクもある一年にしたいと思っています。 抑制の効いたバネのあるリズムセクションと、 奔放な歌心を発揮して、音色もノリも気持ちよすぎるミルトのヴァイブ。 暖かい部屋で、ゆったりとくつろぎながら聴くにはもってこいのアルバムです。 今年も一年、宜しく…

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思い出デモンズ・ダンス

ジャッキー・マクリーンのブルーノート最終作、 『デモンズ・ダンス』。 と同時に、このアルバムのレコーディング後、 しばらくシーンから遠ざかってしまいます。 年末に《スイート・ラヴ・オブ・マイン》を聴くと、 その年の出来事が走馬灯のようによみがえるのです。 年の絞めに『デモンズ・ダンス』。 なかなかオツです。(・∀・)b デモンズ・ダンス ▼収…

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ケニー・バロン チャーリー・ヘイデン

チャーリー・ヘイデンとケニー・バロンのデュオ 『Night and the City』。 その昔、 青山の「ブルーノート」に ケニー・バロンとチャーリー・ヘイデンのデュオを 聴きに行ったことがあるのですが、 演奏は、 「こっちのほうが、全然いいやん!」と思いました。 やっぱりハコの大きさの問題とか、 その日の気分とか、 いろいろな要素が演奏…

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ホセ・ジェイムズ イエスタデイ・アイ・ハド・ザ・ブルース

来年2015年は? ビリー・ホリデイの生誕100周年です。 それを記念して(?)ヴォーカリストのホセ・ジェイムズが ビリーの愛唄曲でトリビュート! 来年2015年2月4日発売です。(・∀・)b イエスタデイ・アイ・ハド・ザ・ブルース ▼収録曲 1. グッド・モーニング・ハートエイク 2. ボディ・アンド・ソウル 3. ファイン・アンド・メロウ 4.…

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ジ・アート・オブ・ペッパー/アート・ペッパー

The Art Of Pepper/Art Pepper アート・ペッパーの『ジ・アート・オブ・ペッパー』。 やっぱり、アート・ペッパーは初期がいいですね。 そして、この頃のペッパーがやっぱり最高。 アドリブの冴えに加えて、 冴えているんだけど情緒もある。 この不思議な配合っぷりは、 初期のペッパー以外、誰が出せようや。 《そよ風と…

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私は26才 ブリジット・フォンテーヌ

先日、アート・アンサンブル・オブ・シカゴのベーシスト、 マラカイ・フェイヴァースのベースを聴いて、 「ウッドベースをやってみようかなぁ」と思ったと書きましたが、 (⇒こちら) マラカイのベースがいいなぁと思ったキッカケが、 ブリジット・フォンテーヌとマラカイのデュオ、 《私は26才》だったのです。 気怠いヴォーカルと太いベース。 この2つの音があれば、 …

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オスカー・ペティフォードの真髄

もっと多くの人に聴いてもらいたい 『オスカー・ペティフォードの真髄』。 男一匹ベーシスト、オスカー・ペティフォード! この太さ、力強さ。 なんと頼もしい安定感。 まさにジャズベーシストの鑑です!(>▽<)/ モノラル録音がかえって良い。 彼が発するベースの力強さと暖かさの両方が 増幅されているように感じられるのです。 《スターダスト》…

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チャーリー・パーシップ・アンド・ザ・ジャズ・ステイツメン

うん、強い! 頼もしい! チャーリー・パーシップのドラミングをご堪能あれ! フロントは、 フレディー・ハバード(tp)、 マーカス・ベルグレイヴ(tp)、 ローランド・アレキサンダー(ts) ……どすえ。(・∀・)b パーシップの初リーダー作です。 チャーリー・パーシップ・アンド・ザ・ジャズ・ステイツメン ▼収録曲 1. セヴンズ 2.…

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リッチVSローチ~2大ドラマーの対決

リッチとローチ。 語感は似ているけど、 ドラミングはまったく違いますね。 どちらが好み? ……となると、耳にしている頻度の多さからすると、 やはり、「モダンジャズ」のマックス・ローチ! ……ってことになるんでしょうが、 どうして、どうして、 スケール感の大きさや 歌心のようなものは、 バディ・リッチのほうが「格」が上に思えてならない。 …

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トゥーツ・シールマンス ビル・エヴァンス

ハーモニカって、 こんなにも切なくて美しい楽器なんだよ。 そんなことを教えてくれるアルバムです。 トゥーツ・シールマンスの入門盤にも最適かもしれませんね。 もちろんビル・エヴァンスのエレクトリックピアノも、 シールマンスのハーモニカに美しく溶け込んでいます。 一人で静かなひとときを過ごしたい時には、 なかなかのオススメ盤です。 アフィニティ ▼収録曲…

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まぐまぐ大賞受賞しました。

このブログのメールマガジン、 『高野雲の快楽ジャズ通信【Jazz Magazine】』が、 まぐまぐ大賞2014【無料部門】エンターテイメント10位にランクインしました。 ヾ( ̄∇ ̄=ノ ワーイ♪ <<推薦者コメント>> 名盤紹介は世のジャズオヤジを喜ばせてくれるナイスチョイスばかりでさすが高野さんといったところ。 ハードバップ、ビバップ、ディキシー、ビッグバンドなど…

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Gerry Mulligan Meets Johnny Hodges ジェリー・マリガン ジョニー・ホッジス

『マリガン・ミーツ・ホッジス』。 バリトンサックスのジェリー・マリガンと、 アルトの名手、ジョニー・ホッジス。 まさにジャケットどおりの音とムードです。 陳腐な言い方ですが、 「これぞ大人のジャズ」ってところでしょう。 名手ならではの貫禄か? 落ち着いた余裕のプレイ。 心が落ち着き、和みます。 一流のバーテンダーがいる店で ゆったり…

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クリスマス・アルバム フランク・シナトラ

一家に一枚常備すると吉。 フランク・シナトラの『クリスマス・アルバム』。 ほんのりゴージャズ&ハッピーなサウンドと歌唱です。 一年のうち、 限られた季節に数回かけるアルバムがあっても良いんじゃない? 家庭がハッピーで暖かな空気に覆われるのであれば。(・∀・)b クリスマス・アルバム ▼収録曲 1. ジングル・ベル 2. クリスマス・ソング …

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But Beautiful ビル・エヴァンス スタン・ゲッツ

スタン・ゲッツもビル・エヴァンスも、 一見ダンディでいながらも、 その実、かなり変人というか、 トンデモない人だったりする。 彼らが演奏も同様。 一聴、良質なジャズでありながらも、 音の奥に潜む「野獣性」は 常人離れしていることはなはだし。 だからこそ、、、 彼らは時代を超えて 第一級のジャズマンとしての存在感を 死後もなお放ち続けている…

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Sandu ベースソロ

《Sandu》のベースソロが大好きなんです。 ♪ボンボンボン……と、 軽快、陽気に4ビートのウォーキングのベースライン。 テーマも明るい曲想のブルースで大好きなのですが、 ジョージ・モロウのシンプルなウォーキングベースを聞くたびに、 今日も頑張るぞ!(午前中に聴いた場合) 今日もいい日だった!(夜に聴いた場合) いずれも、今日が「いい日」になってくれ…

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The Melody At Night, With You キース・ジャレット

キース・ジャレットのピアノは好きなんだけど、 どうも、あの「唸り声」が……。 ……という方にはうってつけのアルバムです。 「あの声」、はいっていません。(・∀・)b キースの深く沈みこむようなピアノソロをご堪能あれ! The Melody At Night, With You ▼収録曲 1. I Loves You Porgy 2. I Got I…

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チャーリー・ヘイデン ドン・チェリー

チャーリー・ヘイデンがリーダーの 『ザ・モントリオール・テープス』は、 様々なジャズマンとの共演の音源が出ていますが、 本日はドン・チェリーとの共演盤をご紹介。 ドン・チェリーをフロントに、 あとはチャーリー・ヘイデンのベースと、 エド・ブラックウェルというシンプルな編成。 このピアノレストリオの演奏、 なかなか気持ちいいのです。 メロディアスなドン…

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Riverside Tenor Sessions セロニアス・モンク

最近気になるモンクのレコードが、 この7枚組セット。 Riverside Tenor Sessions ジャケットのポートレイトが素晴らしすぎですよね。 リヴァーサイドのモンクの音源はすべて揃えているんだけど、 パッケージ変われば聴こえ方が変わるかも。 ……買おうかな。

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ヘレン・メリル ビル・エヴァンス

クリフォード・ブラウンと共演した 《ユード・ビー・ソー・ナイス~》がはいってる盤もいいけど、 個人的には、こちらのほうが、 よりヘレン・メリル“らしさ”が出ていると思います。 ビル・エヴァンスとの共演盤。 歌唱は、どこまでも自然体です。(・∀・)b ザ・ニアネス・オブ・ユー ▼収録曲 1. バイ・バイ・ブラックバード 2. ホエン・ザ・サン・カム…

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クッキン ブッカー・アーヴィン

いやぁ~、ホレス・パーランのピアノが最高! 《ウェル、ウェル》だけでも聴いてみて! 奄美大島の「音のソムリエ」高良さんも書いているけど、 (こちら⇒ジャズは不良の音楽だ) 執拗に「これでもか、これでもか!」と 同じフレーズを連発する ホレス・パーランのピアノ、 かな~り「ワル」ですよ。 もちろんアーヴィンのテナーも最高。 身体の内側から裏返っちゃうん…

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Get Down ソウライヴ

『Get Down』は、 ソウライヴのデビューアルバムです。 個人的には、ソウライヴの諸作の中では、 このアルバムにもっとも愛着を感じるのですが、 その理由のひとつとして、 昔のブルーノートのジャケットを彷彿とさせる ジャケットデザインだということも大きいのかもしれない。 で、中身の音楽も、 このジャケット通りなのだから、 なおグーなんです。(・…

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Doin Something ソウライヴ

シャープでスマート。 それでいて、 グラント・グリーンのオルガントリオのような ネットリ感もキチンと保持しているところが、 ソウライヴの魅力ですね。 スピード感とグルーヴ感あふれる名演揃いの本盤。 若者から往年のブルーノートファンまで、 ガッチリとジャズ心を掴んでくれることでしょう。 ……それでも、 ヘヴィなコテコテが好きな方だと、 「うー…

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Great Summit ルイ・アームストロング デューク・エリントン

ルイ・アームストロング ⇒ジャズの巨人 デューク・エリントンも、 同じく ⇒ジャズの巨人 では、この2人の共演は? ……というと、 ありそうで、ないんですね。 この盤を除くと。 Great Summit 1961年。 このアルバム録音のための、わずか2日間だけが、 この偉大なる2人の巨人が共演した時間だったのです。 内…

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Complete Recordings ビル・エヴァンス チャック・イスラエル

ビル・エヴァンス・トリオを代表するベーシストは? スコット・ラファロ! ……でしょうね。 やっぱり。 筆頭にあがることについては、 私もまったく異論はありません。 では次は? エディ・ゴメス! はいはい、そうですよね。 共演歴長いですし、 長いだけあって たくさん作品残っているし。 「お城のエヴァ…

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クリスチャン・マクブライド The Good Feeling

2011年に発売された、 クリスチャン・マクブライドのビッグバンドのCD、 『The Good Feeling』。 マクブライドのファンは、輸入盤を買われてお聴きになられていたことと思います。 Good Feeling で、今年2014年に彼が来日したことを記念して、 日本語解説付きのCDが発売されました。 ま、輸入盤CDのケースに、 ペラ1枚…

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Easy Living ソニー・ロリンズ

キーボードがジョージ・デュークに、 ドラムがトニー・ウィリアムス。 フュージョン時代のロリンズさんですね。 スティーヴィー・ワンダーの《イズント・シー・ラヴリー》や、 ソプラノサックスによる《イズント・シー・ラヴリー》など、 楽しい演奏満載です。 もちろん、 アコースティックかつ4ビート時代の頃のロリンズのほうが、 クオリティ高いのは言うまでもないので…

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Eclectic マイク・スターン エリック・ジョンソン

わたくし、ギターは弾けないんですが、 エレキギターの姿、形を惚れ惚れと見るのは大好きです。 もちろん、ベースをうっとり見るのも好きですが、 弾けないギターや、ヴァイオリンの姿・形を鑑賞するのも好き。 だから、私にとって楽器屋さんは美術館のようなものなんです。 買い物に行くこともありますが、 むしろ鑑賞しに行くことのほうが多いかも。 で、エレキ…

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イッツ・オール・ライト ウイントン・ケリー

個人的には、ケリーにピッタリなドラマーは、 フィリー・ジョーだと思ってるんですが、 このアルバムに参加しているジミー・コブも悪くない。 そう思わせてくれるのが、 ウイントン・ケリーの『イッツ・オール・ライト』。 演奏の鋭さが若干マイルドになってしまうものの、 万人受けする楽しいケリーのアルバムに仕上がってるんだから。 グローフェの《山道を往く》や、 映…

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Chet Baker Sings And Plays チェット・ベイカー

チェット・ベイカーは、 甘く優しくアナーキーな人だったんだぁ、と改めて。 麻薬やりまくって、海外でも逮捕されまくって、 国外追放されたり、 刑務所暮らしをしたりしていて、 真の悪魔の囁きと誘惑は「快楽」だと誰かが言っていたけど、 とろ〜り、まったり心地よい チェットのヴォーカルから漂うのは、 まぎれもなく、 「こっちへおいで」と誘う こちら…

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E.S.P. マイルス・デイヴィス

ショーター参加の「マイルス4部作」をもっと聴こう! 深夜に『ネフェルティティ』。 夕方『ソーサラー』。 午後のエネルギッシュな活動タイムには『スマイルズ』で気合い充填! では、午前中は? やっぱり『E.S.P. 』でしょ。(・∀・)b フレッシュな気分で一日がはじまります。 E.S.P. ▼収録曲 1. E.S.P. 2. 81 3.…

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BIRD AT ST. NICK'S COMPLETE EDITION チャーリー・パーカー

チャーリー・パーカーの『セント・ニックス』は、 しんみりとした侘び寂びも湛えた雰囲気ゆえ、 わりと愛聴している一枚なんですが、 そのコンプリート盤が ずいぶん前から出ていたんですね。 未聴ではあるのですが、 ちょいと中身が気になりますね。 音がよくなってるのかな?……とか。 BIRD AT ST. NICK'S COMPLETE EDITION…

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ストロード・ロード ブルー・セブン

最近の私のサキコロ鑑賞といえば、 もっぱら、 《ストロード・ロード》と 《ブルー・セブン》の2曲聴きが多いかもしれません。 《セント・トーマス》や《モリタート》などは ⇒飛ばし聴き。(・∀・)b (嫌いだからという理由じゃないよ) 《ストロード・ロード》と《ブルー・セブン》。 この2曲を絞り聴きすると、 なんともタフでハードボイルドな気分にな…

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6 Pieces Of Silver ホレス・シルヴァー

ホレス・シルヴァーの『シックス・ピーシズ・オブ・シルヴァー』は、 まず、ジャケットが良い。 公園のベンチに座り、 新聞を読むシルヴァー。 キマッてるね!(・∀・)b コート姿もカッコいい。 次に、フロントが良い。 だって、アート・ファーマーにハンク・モブレイだもの。 いまひとつ「華」には欠けるかもしれないけど、 たしか…

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ワルツ・フォー・デビー ビル・エヴァンス

たくさん聴きすぎて耳にタコができるほどのアルバムを 「耳タコ盤」というようですが、 ビル・エヴァンスの『ワルツ・フォー・デビー』は、 いつまで経っても 何回聴いても、 なかなか「耳タコ盤」にさせてくれないのです……。 なにげに凄すぎるアルバムということだね。(・∀・)b ワルツ・フォー・デビイ+4 ▼こちらのページにレビューを書いています。 カフ…

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エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイヴ・スポット vol.1

もちろんドルフィーやマル・ウォルドロンなくしては、 この双頭コンボの素晴らしさはあり得なかったんですが、 良い意味で、ドルフィーとは異なる個性を有する トランぺッター、ブッカー・リトルなくしては、 このアルバムのこれほどまでの名盤にはなり得なかったことでしょう。 フレーズもさることながら、 音色もゾクッとくるようなジャズっぽさ。 ドルフィーと合わさることで、 それ…

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チャーリー・パーカー BOXセット

以前、取り上げたチャーリー・パーカーのBOXセット、 リマスタリングで音が良くなっているようだし、 値段も1500円ぐらいで安いので 買おうと思ってアマゾンを見たら、 げげっ、 2000円弱に値上がりしてました。 こちら⇒Now's The Time Box set, CD, Import 円安の影響? それとも売れまくってるから値上げ? い…

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ブルース・ウォーク ルー・ドナルドソン

冒頭の数音で、そのアルバムのイメージを決定してしまうアルバムって、 だいたい名盤なんですよね。 たとえば、ソニー・クラークの『クール・ストラッティン』とか、 アート・ブレイキーの『モーニン』とか。 ルー・ドナルドソンの『ブルース・ウォーク』も同様。 バップ寄りで、勢いあふれる演奏の 《ムーヴ》や、 《コーリン・オール・キャッツ》のような曲もあるにもかかわ…

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ダーク・メイガス マイルス・デイヴィス

マイルスの『ダーク・メイガス』や『パンゲア』というと……、 アル・フォスターの ♪ドッ・パーン! ドッ・パーン!…… というラフなドラミングを思い浮かれベる方も多いと思います。 でも、魅力はそれだけじゃないんだなぁ。 『ダーク・メイガス』に関しては、 2曲目の《Wili》のベースが良い! これ聴きドコロですよ。(・∀・)b…

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マイルス・デイヴィス Live in Copenhagen 1964

『マイルス・イン・ベルリン』と同一メンバーによる 1964年のヨーロッパツアーの模様が収録されています。 10月4日、デンマーク。 『マイルス・イン・ベルリン』と同一メンバーということは、 テナーサックスがウェイン・ショーターです。 トニーのシャープなドラミングも凄いですけれども、 ショーターのソロになると、 なんやよ~わからんグジュグジョな世界への扉が開きかけると…

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フルフォース アート・アンサンブル・オブ・シカゴ

Full Force/Art Ensemble Of Chicago 1曲目の長いイントロは、 透明感のある金属系の打楽器たちの音がとても綺麗。 というか、空気の広がりが感じられますね。 さすがECM! と同時に、管楽器の炸裂する迫力と、マラカイ・フェイヴァースのぶっ太いベースの力強さ。 もうこれで完全にやられてしまいます。 (特に《チャーリ…

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Now's The Time 10枚組 チャーリー・パーカー

パーカーのBOXセット『Now's The Time』。 この10枚組チャーリー・パーカー、 音が格段に良くなっているそうです。 耳慣れた演奏内容も、 音質変わるとまた新鮮に聴こえるかも?! しっかし、150曲近くも入って、 それで1500円って、 これ、反則じゃないのっ?! ……て正直思う。 いままで、せっせと音源集めていたアタシって 一…

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ハンク・モブレー・クインテット ベース・オン・ボールズ

『ハンク・モブレー・クインテット』収録の隠れ名演。 それは、《ベース・オン・ボールズ》。 「ベース・オン~」というと、 『ベース・オン・トップ』の ポール・チェンバースを思い浮かべちゃうかもしれないけど、 ここでベースを弾いているのは、 チェンバースの従兄弟でもあるベーシスト、ダグ・ワトキンス。 2人ともハード・バップを代表するベーシストですが、…

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ディグ マイルス・デイヴィス

リーダー作よりも、 明らかにマイルスのサイドマンとして参加している時のほうが 良いプレイをしていたってジャズマン、 けっこう多いと思います。 その筆頭格がロン・カーター(笑)。 あと、レッド・ガーランドも。 ガーランドは、リーダー作は素晴らしいものが多いのですが、 マイルスの下で演奏しているピアノのほうが、 ピリリと山椒のような刺激と緊張感に満ちた…

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ゼム・ダーティー・ブルース キャノンボール・アダレイ

これぞ、キャノンボールの3本指にはいるほどの傑作アルバムです! なにせ、 《ワーク・ソング》に、 《ダット・デア》に、 《イージー・リヴィング》と、 有名曲、かつ名曲のオンパレード! しかも、安定感ある演奏も素晴らしい。 そうそう、忘れてた。 個人的にはデューク・ピアソン作曲の 《ジーニー》が大好きな曲なんだけど、…

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Indeed リー・モーガン

リー・モーガンの『インディード』は、 ボリュームの大小で、 かなり印象が変わりますよ。 やっぱり大ボリューム推奨。(・∀・)b リー・モーガン特有の速度あるアタック感に ズコーン!とやられるから。 リー・モーガンのトランペットは、 重くないけど鋭く、眩しい。 小ボリュームだと、 どうしても、全体のアンサンブルも含め、 小じんまりとまとまった…

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PIANO SOLO AT TOWN HALL 1971 セシル・テイラー

前回紹介したセシル・テイラーの ピアノソロライヴよりも、 数年前のピアノソロライヴです。 1971年、タウンホールでのピアノソロライヴ。 こちらも、なかなか素晴らしい! セシル・テイラーの美意識というか、 研ぎ澄まされた感覚が そのままピアノの音となって表出しているような感じ。 なかなか気を抜く瞬間を与えてくれないところがサスガ。 それにしても、…

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Air Above Mountain セシル・テイラー

いやぁ、新鮮、新鮮。 セシル・テイラーの新譜、 久々に聴いた気がする。 いや、正確には新譜というよりは、 最近出ていたCDなんだけど。 演奏自体は、1976年なんだけどね。 オーストリアのジャズフェスでのソロパフォーマンス。 『サイレント・タン』や『インデント』が好きな私にとって、 このアルバムの演奏は、 まさに大好物の部類でした。 …

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キャノンボールズ・ボサノヴァ

キャノンボール・アダレイの最高傑作! とまでは言いませんが、 彼の繊細な語り口、 ニュアンスに富んだ表現力を味わうには 最適なアルバムだと思います。 どうしても、そのルックスから、 人懐っこくて饒舌なアルティスト ……というイメージがついて回るかもしれないですが、 じつは、とても柔軟かつ繊細で 楽曲のフレバーに合った これ以上はあり得ない!というほど …

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ストリクトリー・コンフィデンシャル Jazz Giant

バド・パウエルの『ジャズ・ジャイアント』。 20数年愛聴しています。 愛聴しているということは、 何度も何度も聴いているということであり、 何度も何度も聴いているということは、 聴いている時期や気分によって、 好きな曲、 マイブームのような曲も変わってきます。 最近では《ストリクトリー・コンフィデンシャル》が好き。 《テン…

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ブラック・ファイヤー アンドリュー・ヒル

Black Fire/Andrew Hill カッコいいなぁ、やっぱりアンドリュー・ヒルのピアノは。 重くて、黒くて。 しかも不穏な空気を常にたたえた重さ。 ギザッ!と尖っていて、 それでいて鈍器のように重くのしかかる感じ。 アンドリュー・ヒルのアルバムはどれも好きなんですが、 今日は『ブラック・ファイヤー』の《パンプキン》を聴いてます。 …

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Tales Of Another ゲイリー・ピーコック キース・ジャレット ジャック・ディジョネット

ゲイリー・ピーコックの『Tales Of Another』。 リーダーのゲイリー・ピーコック ⇒ベース サイドマンはというと? キース・ジャレット⇒ピアノ ジャック・ディジョネット⇒ドラムス あれ? スタンダーズトリオ? を 結成する前のトリオです。 おそらく、このときの感触が良くて スタンダーズ・トリオ結成にいたった…

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白熱 トミー・フラナガン・トリオ

なんでまた、このような邦題がついたのかは不明ですが、 まあたしかに、勢いある演奏が多いから? なんとプロデュース、テオ・マセロだったのね。 ベース、ロン・カーター。 ドラムス、ロイ・ヘインズ。 にしても、トミフラ奏でる《ルビー・マイ・ディア》は美しい。 白熱 ▼収録曲 1. 52丁目のテーマ 2. スムース・アズ・ザ・ウインド 3. パ…

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カセクシス デニー・ザイトリン

ふっふっふ、 好きなんだなぁ、ザイトリン。o(*^▽^*)o~♪ 硬いピアノ。 だけども何故か叙情的。 その二面性がたまらないのです。 また、スタンダードナンバーの解釈もユニークです。 常に、 彼にしかできないアプローチで 彼しか弾けないピアノを弾いているところが好感。 ジャケットの風貌からも、 なにやらお堅い演奏かな?という先入観…

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マイ・ファニー・ヴァレンタイン ビル・エヴァンス ジム・ホール

たしか日曜日の朝、 フジテレビのバラエティ番組だったと思うけど、 (番組名は忘れた) 一般人の家庭を尋ね、 箪笥の中にある洋服で、 主に主婦の方を見違えるようにコーディネイトするという 番組内のコーナーがあるんですね。 同じ服でも、コーディネイト後は まるで見違えるようになるんです。 そのギャップというか面白みが、 このコーナーの醍醐味なんですが、…

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Without a Song: The 9/11 Concert ソニー・ロリンズ

ソニー・ロリンズの『Without a Song: The 9/11 Concert』 タイトルからもわかるとおり、 9・11テロの直後のコンサートの模様が 収録されたライブアルバムです。 場所はボストンですが、 テロ時、ロリンズはニューヨークにいたんですね。 飛行機使えないなか、 車でボストンに向かって演奏したとのことです。 この時期のロ…

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イッツ・アバウト・タイム ジョー・モレロ 

ブルーベックの《テイク・ファイヴ》でドラムを叩いている人。 ジョー・モレロに対しての認識は、 多くの方は、それぐらいのものなのかもしれません。 しかし、彼のさり気ない超絶技巧も素晴らしいのですが、 テクニカルな面だけではなく、 歌心ある柔軟性のあるドラマーだということがよくわかるのが、 彼のリーダー作の『イッツ・アバウト・タイム』です。 フィル・ウッ…

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アローン・イン・サンフランシスコ Thelonious Monk

モンクのピアノソロ作品では、 『セロニアス・ヒムセルフ』が最高傑作だと信じて疑わないし、 個人的にも、一番大好きなアルバムではあります。 セロニアス・ヒムセルフ+1 では、2番目に好きなのは? となると、 やっぱり『アローン・イン・サンフランシスコ』かな。 この2枚は、いろいろな意味で両極をなしているんですよね。 ヒムセルフ⇒緊張 …

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Voyage スタン・ゲッツ

スタン・ゲッツとケニー・バロンといえば、 最晩年の傑作『ピープル・タイム』が 真っ先に思い浮かぶけれど、 People Time こちらのライヴ盤もいいんだよな~。 VOYAGE 『ピープル・タイム』は、 ゲッツとバロンのデュオだけど、 こちらのほうはベースもドラムも参加しているので、 オーソドックスなんだけれども、 極上な4ビートを楽…

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フランキー・レイン バック・クレイトン ジャズ・スペクタキュラー

フランキー・レインとバック・クレイトンの 『ジャズ・スペクタキュラー』。 ジョン・コルトレーンに影響を与えたという ビッグ・ニック・ニコラスも参加しています。(・∀・)b バック・クレイトンといえば、 ベイシー楽団の花形トランペッター。 カウント・ベイシー好きにとっては 垂涎の内容であることは間違いないんですが、 普段ビッグバンドに馴染みの…

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ザ・ジャズ・メッセンジャーズ+5

とにかくジャケットがカッコいいのです。 もちろん既存の写真で、 見覚えのあるものばかりではあるのだけれども、 こういう並べ方されると、 なんというか、新鮮っす。 そうそう、やっぱりこのムード、このテイストがジャズなんだよ~。 そう思わずにはいられません。 あ、もちろん演奏も。 なんといっても、《ニカの夢》の初演がはいっているのが要注目で…

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ブルージン・アラウンド ケニー・バレル

1960年代初期に録音されていたにもかかわらず、 20年以上もお蔵入りになっていたという ケニー・バレルの隠れ名盤です。 参加ジャズマンも、 ジャック・マクダフ、 イリノイ・ジャケー、 ハンク・ジョーンズと豪華。 比較的短めの演奏時間の中、 ケニー・バレルならではの、 艶やかでブルーなエッセンスが凝縮されているので、 聴きどころ多し!です。 …

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ホイール・オブ・ライフ 渡辺貞夫

渡辺貞夫の『ホイール・オブ・ライフ』には、 なんと! リチャード・ボナが参加!w( ▼o▼ )w マイク・スターンも参加!w( ▼o▼ )w 意外なことに(?)、このお二人、 ナベサダさんとの相性は良いです。 『ホイール・オブ~』というタイトルから、 一瞬クリームを思い出してしまう人もいるかもしれないけど、 エリザベス・キューブ…

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Solid グラント・グリーン

グラント・グリーンって…… コテコテなジャズファンクな人でしょ? あるいは、 なんか、おんなじフレーズを ネットリ&こねこねと しつこく繰り返す人でしょ? あるいは、 なんか、演歌チックなギター弾いてたよねぇ~ などなどと感じている 硬派なジャズファンがいたとしたら(今時いるのかな?) このアルバムをおすすめしたいで…

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Mingus Moods チャールス・ミンガス

先日、 奄美大島在住の「音のソムリエ」高良俊礼さんの ツイッターを見ていたら、(⇒こちら) あなたがときめく4文字を教えてください ⇒ミンガス これには笑ってしまいましたね。 でも、その気持ち、すっごいよくわかる。 だって、私もときめくかもしれない。 ミンガスといえば…… 私は神保町のカレー屋「エチオピア」にた…

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ダイアルJ.J.5 J.J.ジョンソン

J.J.ジョンソンは、テクニック面でいえば、 おそらくジャズ史随一のトロンボーンの使い手。 しかし、技巧面を前面に出すことよりも、 自分の演奏を 充実した「音楽」として聴かせようという意志も 常にあったはず。 だから、単に正確無比な演奏なだけではなく、 そこにぬくもりとか情感も込めていることは 聴いているとよーくわかります。 控えめだけどね。 …

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枯葉 アーマッド・ジャマル・トリオ

マイルスの名演のひとつ、 《枯葉》。 これの元ネタが聴けるアルバムが、 アーマッド・ジャマルの『アーマッド・ジャマル・トリオ』です。 この時期のマイルスは、 ほんとジャマルに心酔していたようですね。 この曲のみならず、 粒立ち美しき彼のピアノに聴き惚れるべし! アーマッド・ジャマル・トリオ ▼収録曲 1. パーフィディア 2. ラヴ・…

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インディストラクティブル アート・ブレイキー

ゴロゴロゴロ……、ジャーン! 冒頭のドラムが重い重い! ジャーン、ジャーン、ジャーン! ピアノの和音も重い重い! 曲は《ミスター・ジン》。 アート・ブレイキー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズの 隠れ名盤『インディストラクティブル』に収録されている 重たい重たいナンバーです。 ドラムの主は、もちろんアート・ブレイキー。 …

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オーネット 淋しい女

The Shape Of Jazz To Come/Ornette Coleman 身をよじり、もだえるようなメロディと、 身をよじり、もだえるようなニュアンス。 サックスとトランペットのニュアンスの付け方が とても肉感的というか、 心地よく脳みそを引っ掻いてくれる オーネットの代表作、 『ジャズ来たるべきもの』に収録されている有名曲、 《淋しい女》。 …

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ア・ブローイング・セッション リー・モーガン

テナーサックス奏者3人によるテナーバトル、 ジョニー・グリフィンの『ア・ブローイング・セッション』。 一応は「テナーバトル」という触れ込みなんですが、 単なるバトルものとしてではなく、 きちんと音楽としても聴ける作品にしよう! そういう意気込みが感じられるところが、 流石ブルーノートですね。 グリフィン、モブレイ、コルトレーンの3人を 単にバトルさ…

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スタンリー・タレンタイン ザ・マン

ブルージーであると同時に、 歌心も素晴らしいんですよね、 スタンリー・タレンタインは。 彼はデビュー間もない頃、 ローウェル・フルソムのブルースバンドで テナーサックスを吹いていたんだけど、 そのバンドのピアニストが レイ・チャールズだったんですね。 チャールズは、すでにこの頃から作曲をはじめていたというから、 おそらく彼の歌心は、 レイ・チャールズと…

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バド・パウエル・イン・パリ

Bud Powell In Paris/Bud Powell 『バド・パウエル・イン・パリ』は、 秋に聴くとなぜか元気をもらえる1枚です。 他の季節じゃダメなの。 なぜか秋。 なぜなんだろね? 《ハウ・ハイ・ザ・ムーン》のデッカい音シンバルがいいのかな。 とにもかくにも、今日も聴きました。 世評では《ディア・オールド・ストッ…

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