ジョー・パス ギターソロ バラード

ジョー・パスの『Unforgettable』が似合う季節になってきました。 ギター1本。 しかもガットギター。 さらにバラード中心。 美しく深い音色と旋律が、 すっと耳に優しくはいりこんでくるんですよね。 ジョー・パスは素晴らしいテクニックの持ち主ですが、 そのようなことは感じさせない 優しくうっとりとさせてくれるギターを弾いてくれます。 …

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ジミー・レイニー LIVE IN TOKYO 1976

通好みのギタリスト、ジミー・レイニー。 彼が来日した時のライブを収録した 『ライヴ・イン・トーキョー1976』。 ギタートリオです。 ベースがサム・ジョーンズ、 ギターがリロイ・ウィリアムス。 繊細でウェットなトーンのイメージの強いレイニーですが、 ここで披露するギターテクと、破綻のない演奏は、 ギタリストのみならず、多くのリスナーを魅了するこ…

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Live at Bradley's ケニー・バロン

ケニー・バロンは、 スタン・ゲッツとデュオで演った 『ピープル・タイム』のピアノが最高だと思ってます。 彼のリーダー作は、 正直、喰わず嫌いという気持ちが大きいのかもしれないけど、 なぜかあまり手がでない。 でも、それを押し殺して 『ライヴ・アット・ブラッドリーズ』を聴いてみると、 意外と、スンナリ心地よく聴けますネ。 《ソーラー》や《ブルームーン》…

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ジャン・ド・フルール グラント・グリーン

秋の夜長にグラント・グリーンの『アイドル・モーメンツ』。 2曲目の《ジャン・ド・フルール》が好きなんです。(・∀・)b まったりした1曲目も たしかにこのアルバムの目玉ですが、 キビキビしていつつも どこか切ない2曲目もお忘れなく! Idle Moments ▼収録曲 1. Idle Moments 2. Jean De Fleur 3. Django…

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ブルージー・バレル ケニー・バレル

キャリア後期のコールマン・ホーキンスのテナーサックスを 手堅くピアノでサポートしたのがトミー・フラナガン。 『ジェリコの戦い」などを聴くと、 とても良いサポートをしつつも、 きちんと自身の色を出していますよね。 で、この2人に、さらにギターのケニー・バレルが加わると? なんとも、艶やかかつムードあふれる演奏に変わるのです。 うっとり、しっとりな名…

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ジャズプロフェッツ ケニー・ドーハム

ケニー・ドーハムの切ないラッパ。 秋が似合うんですよね。 個人的にはジャズ・プロフェッツが大好きなんです。 なぜか? エッジが尖った部分と、 郷愁を感じる部分のバランスが絶妙だからなんだと思います。 カッコいい。 だけどノスタルジー。 やっぱりドーハム・ラッパは秋が似合う。 『ジャズ・プロフェッツ』を聴こう! …

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ブルー・スピリッツ フレディ・ハバード

フレディ・ハバードの『ブルー・スピリッツ』。 フレディのトランペットの演奏そのものよりも、 野心的、 かつドッシリと重心の低いアンサンブルを楽しむアルバムでしょう。 ハバードのトランペットも、 曲想やアレンジに合わせて 音数も控えめ。 ですので、バリバリ吹きまくるフレディが好きな人にとっては、 ちょっと物足りないかもしれません。 しかし、この…

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日本の印象 デイヴ・ブルーベック

ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテットによる『日本の印象』。 タイトル眺めるだけで、 なんともステレオタイプなニッポンワードが並びますが、 演奏のほうも、 《コト・ソング》あたりは かなり「和」を意識したものになっていますね。 ホレス・シルヴァーの『トーキョー・ブルース』と同様、 日本人にとっては興味深い一枚です。 そういえば、ホレスは「トーキョー」のブ…

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ウィムス・オブ・チェンバース ホレス・シルバー

ポール・チェンバースの『ウィムス・オブ・チェンバース』。 このアルバムは、 ベースの楽しさ、というよりは、 ハードバップの楽しさを教えてくれる作品です。(・∀・)b ピアノはホレス・シルバー。 シルバー参加の効果大です。 楽しくリズミック。 彼のコンピング(バッキング)は、 コルトレーン、ドナルド・バードら フロントの管楽器奏者をさり…

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ムーヴィング・アウト ソニー・ロリンズ

こういうジャズを演りたい。 なんだかんだいっても、 こんな4ビートができれば、 こんなに心地の良い4ビートを演奏できる技量と仲間がいれば、 たとえ暮らしが多少貧しくても、 とても素敵で楽しい人生なんじゃないかと思う今日この頃。 楽器やってる人は、 プロアマ問わず、 きっと同じこと考えている人も多いはず。 ……だと思うんだけど、どうなのかな? …

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セロニアス・モンク・アンド・ソニー・ロリンズ

モンクの熱狂的だけど醒めた部分が混在し、 冷ややかだけども内部には情念が渦巻いているようなピアノ。 晩年の『ロンドン・コレクション』にも通ずる 不思議なピアノの肌触り。 そんなモンクにしか出せないピアノのテイストを ピアノトリオで楽しめるのが、 『セロニアス・モンク・アンド・ソニー・ロリンズ』の 《ワーク》 なんです。 …

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ケニー・バレル 初リーダー作

ケニー・バレル25歳。、 プレスティッジでの初リーダー作です。 すでに、この頃からスタイルが確立されていたんですね。 とても25歳とは思えぬ渋さ! エルヴィン・ジョーンズが参加していることにも注目。 サイドマンということもあるんだろうけど、大人しい。 でも、リズムにはやっぱりバネがあるなぁ。 トミー・フラナガンがさり気なく演奏を引き締めているのも良い…

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結構充実、熱い演奏!コルトレーンのサン・シップ

シャープで鋭くスピード感あふれる コルトレーンのテナーを聴きたければコレ! Sun Ship: the Complete Sessions 特にタイトル曲を聴くと、 なるほど、これを煮詰めて煮詰めて煮詰めていくと、 『インター・ステラースペース』に繋がっていくのかな?と思います。 コルトレーンのプレイのみならず、 ドラムのバッキングパターンも面白いね。 …

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ポール・デスモンド 入門

ポール・デスモンドの『フィーリング・ブルー』。 渋くてムードあるジャケットです。 おお、デスモンドはこんなアルバムも出していたのか。 しかし、曲目を見ると、 『テイク・テン』や『デスモンド・ブルー』などで 見覚えのある曲が。 そう、これ、デスモンドのベストなんですね。 RCA時代の。 でも、選曲は良いと思うので、 デスモンドのアルバム…

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ハンプトン・ホーズ トリオvol.1

白米のようなピアノ。 強烈なインパクトはないけれども、 聴いても聴いても飽きないピアノトリオ。 その代表格がハンプトン・ホーズのトリオでしょうね。 中でも白米度が高いアルバムって、 やっぱりコレだと思うんですよね。 なんだかんだいって、CD棚に手を伸ばす頻度高し。 Trio 1 ▼収録曲 1. I Got Rhythm 2. What Is…

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スコット・ハミルトン バラード

スコット・ハミルトンは、 ジャズを聴き始めの頃、 渋谷にあった 『スイング』(ジャズの映像を鑑賞させてくれるジャズ喫茶)に 足繁く通っていた頃から、 よくリクエストするお客さんがいたので、 映像を通してしょっちゅう鑑賞していたんですが、 正直、いまひとつピンとこなかったんですね。 当時の私は、バリバリの暑苦しいハードバップ野郎だったので、 そのようなハードバップ…

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リアルブック スティーヴ・スワロウ

スティーヴ・スワロウは、個人的には「謎」の多いベーシストだ。 もちろん、カーラ・ブレイとのデュオ『ゴー・トゥゲザー』などは、 メロディアスでわかりやすいラインやソロを弾いているので、 それほど「謎」は感じられないがのだが、 たとえば、彼が紡ぎだす4ビートのベースライン、 これってかなりユニークだ。 (ウッドベースを弾いていた頃から) 私は学生時代から…

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プレイズ・ジミ・ヘンドリックス ギル・エヴァンス

ともすればチープかつ大仰な コーマシャル音楽に陥る水際一歩手前で ギリギリ踏み止まったサウンドの快感。(・∀・)b ギル・エヴァンスは、 奔放だったジミヘンのギターを 奔放なオーケストレーションと、 若手ミュージシャンの奔放な演奏で表現したかったのでしょう。 とにかく頭がクルクルしてしまうほど サウンドがカラフルです。 《エンジェル》では、 …

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猛暑 アイスクリーム・コニッツ

相変わらず続きます、 猛暑。 昨日の東京は、曇っていたにもかかわらず、 蒸し蒸し暑いし、 昼頃から雨が断続的に シトシト降ったりやんだりしていたにもかかわらず、 やっぱり暑かった。 これだけ連日暑い日が続くと、 彼のヒンヤリとしたアルトサックスのサウンドで、 涼みたくなります。 俺のアルトはクーラーかいっ! リー・コニ…

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Red in Bluesville レッド・ガーランド

共演者が変わったからといって、 レッド・ガーランドのピアノのスタイルが変わることはないのだけれど、 ベースが前へ前へとズンズン進んでゆくような 快活な鼓動を提供するポール・チェンバースが、 どっしりと落ち着いてボトムをキープするタイプの サム・ジョーンズに変わったことで、 ずいぶんと、演奏の雰囲気は変わるものです。 真のガーランド好きは、 こういう盤こそ愛聴してい…

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ジャッキー・マクリーン メイキン・ザ・チェンジズ

ライブでジャズの生演奏に接していると、 プロ、アマ問わず、 熱演が眼前で繰り広げられると、 思わず「頑張れ!」と応援したくなります。 CDの場合は結果がわかっている、 というか、 ヘンな演奏や、失敗っぽい演奏は商品化しないだろうという 暗黙の安心感があるので、 応援するという気持ちはあまり沸き起こりません。 もちろん、手に汗握る演奏に…

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処女航海 ハービー・ハンコック

先日新宿のタワーレコードにいったら、 ハービー・ハンコックの《処女航海》が流れてました。 もう耳タコだし、 この本にも、 さわりで覚えるジャズの名曲25選―名盤ブルーノートから25人のビッグメンが集結! (楽書ブックス) ハービーは「音で“絵”を描こうとした」、 とか、 「サウンドのトーンが印象派的な雰囲気を帯びているのが興味深い」 なんて…

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パウエル スティット

あくまで想像なんですが。 私が好きなジャズマン、 たとえば、マイルス・デイヴィスとか、 セシル・テイラーとか、チャールス・ミンガスとか、 それとか、チャーリー・パーカーとか。 彼らって実際に日常的につきあうとすると、 けっこう「ヤなヤツ」なような気がするんですよね。(; ̄ー ̄A (ブラウニーとかドルフィーやコルトレーンとかはイイヤツっぽいけど……) …

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Art 'N' Zoot アート・ペッパーとズート・シムズの共演盤

アート・ペッパーとズート・シムズの珍しい共演盤。 『アート・ン・ズート』。 互いの持ち味を引き立て合いながらも、 アートとズートの持ち味がフワリと醸し出る。 リラックスして聴ける名演ばかりの名盤です。 夏のお昼寝タイムにも心地よい。(・∀・)b ▼収録曲 1. Wee (Allen's Alley) 2. Over The …

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マイ・フェイヴァリット・シングス ポール・デスモンド

コルトレーンの《マイ・フェイヴァリット・シングス》の印象が よくも悪くも強烈に脳裏に焼き付いている人、多いと思うのですが、 こういう明るく楽しいテイストの《マイ・フェイヴァリット・シングス》もイイですよ。 ここでもポール・デスモンドのアルトが、 軽やかでふうわりとしていて最高です。 デイヴ・ブルーベック・カルテットの隠れ名作! マイ・フェイヴァリッ…

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マイルスデイビス アガルタ

夏だ、猛暑だ、アガルタだ! こういう気候のときこそマイルスの『アガルタ』! 《プレリュード》で盛り上がり、 《マイシャ》で心地よくクールダウン。 いいよ~。 アガルタ ▼収録曲 1. Prelude 2. Maiysha 3. Interlude~Theme From Jack Johnson …

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Up & Down ホレス・パーラン

パーランのピアノに加え、 タッカーのベース、グリーンのギター。 うーむ、黒い。 コクが深い。 グッと重心の低い演奏が続くので、 聴きごたえ満点です。 Up & Down ▼収録曲 1. The Book's Beat (Rudy Van Gelder Edition) (2009 Digital Remaster) 2. Up And Down …

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ザ・マグニフィセント・トロンボーン

好きです、カーティス・フラーのこのアルバム。 ワンホーンという編成も手伝ってか、 フラーの歌心をたっぷりと味わえます。 頭の中に湧き出たメロディーが 100%フレーズとして直結しきれないモドかしさをも含めて、 いや、逆にそのへんが、 すごく暖かくてヒューマンな感じもして 気づけば いつしか一緒にスタンダードを口ずさんでいる自分がいるのです。 …

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アウト・オブ・ザ・ブルー ソニー・レッド

ソニー・レッドの『アウト・オブ・ザ・ブルー』。 むかしからこのジャケット大好きなんです。 内容以上に(笑)。 もちろん、内容も良いのですが、 アルトサックスの軽やかな語り口に慣れ、 そのような淡々、あっさり目のテイストの演奏が続くと、 もう少しドッシリとした感触も欲しくなる。 ……なんて、ゼイタクなことを書いてるな。 ウイントン・ケリーのピアノも好…

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シャドウズ・アンド・ライト ジョニ・ミッチェル

その昔、ジャコ(・パストリアス)のベースを聞くために 買ったにもかかわらず、 最近久々に聴いてみると、 もちろんジャコのベースも変わらず良いのですが、 メセニーのギターも良いし、 ブレッカーのサックスも凄いし、 ライル・メイズのキーボードもツボ押さえてるし、 ドン・アライアスのパーカッションも頑張ってるし……と、 要するに全員素晴らしいのです。 今考えて…

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テンダー・フィーリンズ デューク・ピアソン

さりげなく、じわりと良さが染みてくる ピアノトリオの名盤だと思います。 あまり有名じゃないけどね。 だからといって通がうなるピアノというわけでもなく、 この派手すぎず、控えめながらジンワリとくるテイストは、 初心者の方にも十分伝わるし、感じられるはずだと思いますよ。 やっぱり午前3時に録音されたという《3 A.M.》がいいなぁ~。 テンダー・フィ…

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Still Life (Talking) パット・メセニー

夏。 喉が渇くとコーラが飲みたくなるのと同じように、 最近では、条件反射的に、 耳が乾くとパット・メセニーの『スティル・ライフ』が聴きたくなるのです。 耳に吸い込まれてゆく快楽楽園ミュージック。 爽快、爽やか。 心地よし! Still Life (Talking) ▼収録曲 1. Minuano (Six Eight) 2. So M…

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クリスチャン・マクブライド People Music

個人的にはジャケットもすごく好きです。(・∀・)b People Music こういうストレートアヘッドで、 パンチのある4ビート、 最近は、たくさんあるようで意外と少ない……。 オーソドックスかもしれないけど、 実力の伴ったオーソドックスさは いつの時代も不変です。

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ニュー・フェイセズ ディジー・ガレスピー

ディジー・ガレスピー、 知られざる晩年の名作です。(・∀・)b ブランフォード・マルサリスや、 ケニー・カークランドの参加効果高し! ニューフェイス(セズ)とは、 (当時の)彼ら新人のことを指すのでしょう。 ディジーのトランペットはいつだってイキがいいのだけれど、 やはり世代の違う新人を迎え入れて、よりいっそうサウンドが新鮮になっています。 ニ…

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ユー・ベター・ノウ・イット!!! ライオネル・ハンプトン

最近は「うきうきする」とか「うきうきした気分」という言葉、 あんまり使わないのかな? でもね、ライオネル・ハンプトンの演奏を聴いていると、 うきうきした気分になれる、という表現がとても似合うんですよ。 『ユー・ベター・ノウ・イット!!!』は、 ハンプトンのスモールコンボでの演奏集。 余裕のあるリラックスした演奏ではありますが、 ベテラン中のベテランによる演奏…

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モダン・アメリカン・ミュージック~クライテリア・セッションズ

貴重な音源が発掘されました! ジャコ・パストリアス、デビュー前の秘蔵音源です。 もうこの頃から《ドナ・リー》や《コンティニューム》を演っていたのね。 デビュー前のお馴染みの曲の演奏群、 ファンにとっては嬉しい発見です。 モダン・アメリカン・ミュージック~クライテリア・セッションズ

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レイ・ブラウン モンティ・アレクサンダー ラッセル・マローン

かなり聴きどころの多いトリオ演奏です。 レイ・ブラウンの暖かくて安定したベースワークは言わずもがなですが、 トリッキーなピアノを弾くモンティに唖然としたり、 ラッセル・マローンの独特なギターの音色に耳が吸い込まれたりと。 とにもかくにも2曲目! 熱演《フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン》を聴いてみて! Ray Brown/Monty Ala…

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Alone Again ビル・エヴァンス

こちらもエヴァンスの隠れ名盤。 どうも、髪と髭が伸びた頃のエヴァンスのアルバムって、 あまり世間では(というよりジャズ名盤ガイドのようなものからは) 注目されていないような感じがなきにしもあらず。 でも、むしろ髭と髪が伸びている時期のエヴァンスのほうが ジャズピアニストとしてのキャリアを積み、 さらには辛く悲しい(あるいは楽しい)人生経験を 積み重ねているでいるだけ…

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Since We Met ビル・エヴァンス

あまり話題の俎上に載ることのない ビル・エヴァンスのアルバムですが、 これ、なかなか良いですよ。 ヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ。 というと、どうしてもリヴァーサイド盤を思い出してしまいそうですが、 リヴァーサイドのラファロ、モチアンのトリオの演奏を 鮮やかで透明感のある水彩画だとすれば、 こちらのほうの演奏は、深いコクと落ち着きのある油彩画のような感じ? …

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トランペットの詩人 トニー・フラッセラ

トニー・フラッセラ。 あまり有名なではないかもしれませんが、 レスター・ヤング、 ジェリー・マリガン、 スタン・ゲッツといったサックス奏者との共演歴のあるトランペッターなのです。 彼のトランペットは、 フワリ、というよりは、 モワリ。 もわりと漂うその音色とフレーズは、 好き嫌いは分かれるでしょうが、 独特なテイストを持っていることは確か。 …

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ブッカー・リトル・アンド・フレンド

音色だけで聴けちゃうトランぺッター。 それがブッカー・リトルです。 それに加えてフレーズもセンスも素晴らしいです。 わかりやすくて口ずさめるメロディから、 先鋭的で尖った音符の並びまで 縦横無尽に行き来し、 それが作為的ではなく、 じつに自然に感じるところもリトルの魅力の一つなのです。 もちろん代表作はタイム盤の『ブッカー・リトル』だということに …

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Outward Bound エリック・ドルフィー

エリック・ドルフィーの『アウトワードバウンド』といえば、 例の濃緑色のジャケットがすぐに思い浮かびます。 Outward Bound: Rudy Van Gelder Remasters インパクトかつ、 アルバム中身の演奏を象徴するようなビジュアルなのですが、 こちらのジャケットもカッコいい! Outward Bound ジャズ喫茶…

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No Room for Squares ハンク・モブレイ

ハンク・モブレイの『ノー・ルーム・フォー・スクエアーズ』。 カッコいいアルバムです。 まず、ピアノがアンデリュー・ヒルとハービー・ハンコックゆえ、 これまでのモブレイの諸作とは明らかに異なる 洗練された響きに変わっています。 さらに尖って金属音で空間をゆさぶる フィリー・ジョー・ジョーンズのドラムが めちゃくちゃ「ジャズ」なんですよ~(*^0゚)…

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リーピン・アンド・ローピン ソニー・クラーク

ソニー・クラークのラストレコーディングである。 そいう先入観をもってジャケットを見ると、 むむっなるほど、死の前のアルバムな雰囲気! ……と思ってしまいがち。 ▼むむっ…… しかし、実際は、ラストレコーディングといっても 亡くなる1数ヶ月前の録音だし、 中身の演奏も、「まるで死を予期していたかのような」というよな ありがちな表現は、まったく当て嵌まりま…

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サブコンシャス・リー リー・コニッツ

台風が去ったと思ったら、 今度は猛烈な暑さ。 今日も暑いです。 ギンギンに。 そんなとき、 キンキンに冷えた部屋で アイスコーヒーを飲みながらヒンヤリ気分で楽しめるジャズ、 それがリー・コニッツの『サブコンシャス・リー』です。(・∀・)b 涼しい気分というよりは、 もう冷たい気分? コニッツのアルトサックスの音色は たしか…

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グルーヴィ レッド・ガーランド

今はCDの時代だから、A面B面関係なく、 最初から最後までぶっ通しで聴く人も多いのだろうけど、 レッド・ガーランドの『グルーヴィ』は、 LPの場合、おそらく人気なのはA面のほうでしょう。 CDだったら前半の3曲。 なんといってもゴキゲンなノリの《Cジャム・ブルース》があるし、 ガーランドのピアノの音色が真珠のようにコロコロと転がる 《ウィル・ユー・スティル・ビー・マ…

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マッズ・ヴィンディング

エンリコ・ピエラヌンツィがリーダーのピアノトリオかと思いきや、 ベーシストがリーダーのピアノトリオなんです。 マッズ・ヴィンディング? 誰? そういう方は、デューク・ジョーダンの 『フライト・トゥ・デンマーク』を思い出してください。 Flight to Denmark たぶん、そんなにベースの音は 印象残ってないと思うけど┐(´…

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キース・ジャレット チャーリー・ヘイデン

ベーシストがゲイリー・ピーコックの時と、 チャーリー・ヘイデンの時とでは、 キースが奏でるピアノの表情が微妙に変わるのが面白いですね。 録音した時期の差というのもあるのでしょうが (この『ラストダンス』は2007年録音)、 スタンダーズ・トリオの時のゲイリー・ピーコックの場合は、 キースの頭の中のイマジネーションを触発し、 このチャーリー・ヘイデンとのデュオの場合は…

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道化師 ミンガス

ミンガスを代表する1枚『道化師』。 冒頭の《ハイチ人戦闘の歌》のミンガスのベースが話題になりがちだけど、 (たしかに太くて攻撃的で迫力) 地味ぃ~に、このアルバムならではのムード形成に尽力している カーティス・ポーターのサックスにも注目!(・∀・)b ミンガスに殴られて前歯が折れたという ジミー・ネッパーのトロンボーンには、 この逸話も手伝って耳がいくんですが、 …

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レディ・ジャズ

そそるジャケットです。 手にとってみてみたら、 なんと2枚組で44曲も収録されて、 めちゃくちゃ安い! w(゚o゚)w ビリー・ホリデイやアビー・リンカーンなど、 女性ジャズヴォーカリスト名前は聞いたことあるけど、 実際はどんな歌を歌う人なんだろう? と興味のある初心者の方に特におすすめしたいです。 ノラ・ジョーンズもはいっているし。 逆に…

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Complete Science Fiction Sessions オーネット・コールマン

オーネット・コールマンの『サイエンス・フィクション』。 「なんでもあり?」のやりたい放題に感じるんだけれども、 そこには一本、オーネット流の筋が通っている、 というか、 結局は何をやってもオーネットはオーネットの音楽になってしまう、 というか、 ならざるを得ない?┐(´~`)┌ 女性ヴォーカル、 サウンドエフェク…

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アイル・キャッチ・ザ・サン ソニー・クリス

ソニー・クリスの朗々としたアルトが好きです。 こちらは、プレスティッジ最後の録音。 秀逸なリズムセクションにも恵まれて、 クリスはなんの迷いもなく、 ストレートなアルトサックスを聴かせてくれます。 ジャケットから受ける印象は地味かもしれませんが、 実際は、アルバムの音を耳にした瞬間、 サーッと視界が広がってゆく心地よさを感じます。 アイル・キャッチ…

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ライヴ・フロム・ザ・ショーボート フィル・ウッズ

迷いのないド直球ストレートの 白熱、真摯、熱血アルトサックス。 4ビートとアルトにかける情熱は誰にも負けません! そんなフィル・ウッズの声が アルトサックスを通して伝わってくるような 気魄のライブ盤です! これをウッズのベストに挙げる人、多いですね(・∀・)b ライヴ・フロム・ザ・ショーボート ▼収録曲 disc1 1. ア・スリーピン…

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ハンク・モブレイ ブルー・ボサ

ジョヘンではなく、、、 モブレイが吹く《ブルー・ボサ》を聴きたい人! こちらです(・∀・)b ブルー・ボッサアーティスト: ハンク・モブレー,ケニー・ドリュー,ニールス・ペデルセン,アルバート・ヒース出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC発売日: 2014/06/18メディア: CD ハンク・モブレイが、'67年渡欧の際に、 「カフェモ…

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スターダスト ライオネル・ハンプトン

かのタモリ氏が、 「死ぬ前に一枚だけ聞くとしたらこのアルバム」 と評していたのを何かで読み、 ますますこのアルバムを聴くようになり、 ますます好きになりました。 時代を超えて、ライオネル・ハンプトンのヴァイヴや、 スラム・スチュワートのハミング・ベースは、 私たちを心地よく刺激しつづけてくれるのです。 スターダスト ▼…

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ジョンスコ メセニー

もうコレが録音されてから、 20年以上経ってるんですね( ̄Д ̄;; (1993年12月 NYパワーステーションで録音) ジョンスコとメセニー。 それだけで豪華なんですが、 ベースがスティーヴ・スワロウで、 ドラムスがビル・スチュワートですから、 最強の布陣といっても過言ではないでしょう。 パット・メセニー・グループのサウンドが耳に馴染んでいるメセニ…

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ハービー・ハンコック ジャコ・パストリアス

HERBIE HANCOCK WITH JACO PASTORIOUS ハービー・ハンコックとジャコ・パストリアスの共演ライブ、 音質は良くないのですが、 耐えられないほどではありません。 いや、むしろこれぐらいの音質のほうが、 この白熱したライブが醸し出すヤバい感じを強調されているかのよう。 ハンコックのレギュラーバンドのベーシストの ポール・ジャクソ…

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エニシング・ゴーズ ポール・デスモンド

ポール・デスモンドのアルトサックスの音色が好きなんですが、 彼の芯があるのに、クリーミーな音色で奏でられる コール・ポーター曲のメロディが、 なんとも、なんとも甘美で素敵なのです(・∀・)b リーダーはブルーベックですが、 一瞬、デスモンドのアルバムだと勘違いして、 CD棚の「D」のコーナーに手が伸びてしまうこともしばしば。 エニシング・ゴーズ ▼…

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松本茜 プレイング・ニューヨーク

ミドルテンポにおけるピアノのタッチにも注目。 ほどよい粘りとコクのあるタッチも 彼女の素敵な魅力の一つなのです。 50年代のハードバップやファンキージャズの黒人ピアニストのような コテコテな感じ、 あるいは、 糸を引くような粘りではなく、 かといって、 チック・コリアや上原ひろみのように鋭い立ち上がりでもなく、 ほんのり噛めば噛むほど味が出る良質なお米の…

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コンサート・バイ・ザ・シー エロール・ガーナー

本当に、本当に素晴らしいアルバムです。 聴いているときの嬉しい気分、 聴き終えたあとの充実感。 こんなに気持ちが満たされるアルバムは滅多にありません。 落ち込んだときには、迷わずこれをかけてみよう! ガーナーのピアノと観客の熱気&声援から エネルギーをチャージしてください。 それにしても、 《イッツ・オール・ライト・ウィズ・ミー 》…

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フォレスト・フラワー キース・ジャレット

チャールス・ロイドの『フォレスト・フラワー』。 たまに聴くと、やっぱり素晴らしいアルバムです。 鮮やかなキース・ジャレットのピアノもいいし、 甘く太いロイドのテナーサックスももちろんイイ。 というか、この対比いいんだろうね。(*^0゚)v それに、ドラムがジャック・ディジョネットだし、 ベースがセシル・マクビーだし、……と、 最強の布陣ではないで…

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カーメン・シングス・モンク

伸びやかで しなやかな ジョージ・ムラーツのベース。 ウッドベースの純粋な音色とはちょっと違う音色なので 「電気くさいよ~」と嫌う人もいるかもしれないけど、 私は好き。 もちろん、「アンプ増幅」のベースの音が嫌いなベーシストもいるけど、 (ロン・カーターやエディ・ゴメスなど) ジョージ・ムラーツやニールス・ペデルセンの場合は、 私にとっては「ツボ…

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ラヴ・チャント 直立猿人

雨が降り止まぬ土曜日、 「この雨、いつ頃やむんだろうな~」などと思いつつ 気だるい午後をボンヤリ過ごしながら、 ミンガス『直立猿人』の《ラヴ・チャント》を ぼんやり聴くのも悪くないですね。 メランコリックな雰囲気をたたえたナンバーです。 印象的なマル・ウォルドロンのピアノ、 この曲のムードにふさわしいタンバリン。 タンバリンじゃなかったら、…

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粘土の城壁 アンリ・テキシェ

粘土の城壁! フィル・ウッズとヨーロピアン・リズムマシーンで活躍した ベーシスト、アンリ・テキシェによる 怒涛のピアノレストリオです。 トニー・ラヴェソンのシャープなドラミング、 息子、セバスチャン・テキシェのグイグイ迫ってくるサックス。 (あるいはクラリネット) ウッドベース(コントラバス)って、 こんな楽器だったっけ?と開い…

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コンプリート・コンサーツ ジョン・コルトレーン

コルトレーンが『アセンション』を録音した 一か月後のライブです。 フランスのアンティーブとパリにて。 メンバーはいつものコルトレーン・カルテットです。 エルヴィン、マッコイ、ギャリソンの4人ね( ̄∀ ̄)v THE COMPLETE CONCERTS ▼収録曲 disc:1 1. Announcements 2. Naima 3. Ascen…

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スピリチュアル・ユニティ アルバート・アイラー

アルバート・アイラーの『スピリチュアル・ユニティ』。 とにかくサニー・マレイのドラムが凄いのです。 ドラマーが彼ではなかったら、 『スピリチュアル・ユニティ』は また違う雰囲気の作品になっていたのではないかと。 彼のシンバルの煽りがなければ、 アイラーもここまで吠えることなく もっと無難で中途半端な作品になっていたかもしれない。 …

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アパートメント デクスター・ゴードン

デクスター・ゴードンの『アパートメント』は、 内容はとても素晴らしいのに、 ジャケットで損をしているアルバムだと思うんですよね。 ジャケ写のゴードン、 いい表情をしているんですが、 おそらく初心者にとっては触手が伸びない、 というか、 だったら、まだ名盤本などでよく見かける 『ゴー』や『アワ・マン・イン・パリ』のほうが外れがなさ…

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ブルー・マイナー クール・ストラッティン

Cool Struttin'/Sonny Clark 中学生で放送委員の息子は、ことさらジャズが好きというわけでもないのですが、コルトレーンの『ブルー・トレイン』と、ソニー・クラークの『クール・ストラッティン』は好きな模様。 給食中の放送で時々、これら好きなジャズをかけているようです。 思いっきりベースをブーストさせて(笑)。 先日、息子は大好きな《ブルー・マイナ…

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バラード コルトレーン

久々に先ほど、家の中でじっくりと聴いてみたんですが、 うーん、やはり全曲遠しで聴くと同じよ~に聴こえちゃいますね。 ※《オール・オア・ナッシング・アット・オール》は除く 吹き方もマッコイのピアノ伴奏もワンパターンなんですよね。 ワンパタン⇒ハプニングが少ない だから? ⇒安心して聴ける よって、 ⇒バーなどで安心して…

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ストロード・ロード ダグ・ワトキンス

名盤『サキソフォン・コロッサス』は、 聴くときの気分や、シチュエーションによって、 毎回グッとくる場所が違うんですが、 ということは、 それだけ聴きどころがたくさんあるということなのでしょう。 私がもっともよく「くる」箇所は、 《ブルー・セヴン》の出だしのベースと、 《ストロード・ロード》のドラムが抜けて、 ベースが剥き出しになった瞬間です。 な…

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ノラ・ジョーンズ Come Away With Me

Come Away With Me/Norah Jones 《シュート・ザ・ムーン》のように 午後に聴くと爽やかな気分になれるようなナンバーもあるけれど、 基本、ノラ・ジョーンズの『カム・アウェイ・ウィズ・ミー』は、 深夜にゆったりとした気分で聴くと心地よいですね。 CDはワインではないから熟成されるわけではないけれども、 発売当時に聴いたときの新鮮さが、 今聴くと…

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ドゥー・バップ マイルス・デイヴィス

マイルス・デイヴィスの晩年の傑作 『ドゥー・バップ』評をアップしました。 ▼こちらです ドゥー・バップ バックのトラックがヒップホップであれ4ビートであれ、 やっぱりマイルスはマイルスなんです。 だからこそ、 数あるマイルスのアルバムの中でも、 特に大好きな1枚なのです。 今聴いても、 いや、今聴くからこそ、 色々なことが見えてくるような気がしま…

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サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン

《バードランドの子守歌》がこのアルバムの目玉であることは間違いないんだけど、 そればかりに耳を奪われて、 他の曲の良さをスルーしていた自分。 超名歌唱の《バードランドの子守歌》の次のナンバー、 《パリの4月》もなかなかです。 じっとりと、 重くゆったりと情感を込めて歌うサラ。 そんなサラを控えめに彩る クリフォード・ブラウンのトランペットも 「ジャズ…

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ポートレート・イン・ジャズ スコット・ラファロ

ビル・エヴァンスの『ポートレイト・イン・ジャズ』に収録されている 《ブルー・イン・グリーン》。 ピアノトリオで奏でられる《ブルー・イン・グリーン》は、 その美しいメロディやハーモニーゆえ、 ピアノに耳が80%以上傾いてしまいがちですが、 たまにはベース中心に鑑賞してみましょう。 スローテンポにおける ベースワークの教科書になるのではないかと思うほど、 素晴らし…

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ア・シンプル・マター・オブ・コンヴィクション ビル・エヴァンス

ビル・エヴァンスが初めてエディ・ゴメスと共演したアルバムが、 『ア・シンプル・マター・オブ・コンヴィクション』です。 ゴメスのベースの音色が、 とても太くて円やかです。 おそらく、このアルバムの録音技師が ルディ・ヴァン・ゲルダーだということも関係しているのかも。 ゴメスのベースが、エヴァンスのピアノと綺麗に調和しているのです。 そして、鋭角的な…

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ハンク・ジョーンズ サムシン・エルス

泣く子も黙るブルーノート1595番。 マイルスのミュート・トランペットもいいけれど、 時にはハンク・ジョーンズのピアノにも注目! なんて繊細でデリケートなサポートなんだ! レッド・ガーランドでもビル・エヴァンスでもない、 もう一つの「歌ものマイルス」のコンボの理想形が、 ピアニスト、ハンク・ジョーンズを中心とする このリズム隊なのではないかと思うのです。…

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Christine Jensen

クリスチャン・イエンセン率いるビッグバンドは、 バンマスのイエンセン自身がサックス奏者ということもあるのか、 特にブラスのアレンジが秀逸、かつ凝っています。 そして、その凝ったアレンジに応える ホーン陣の演奏技量も素晴らしいのです。 Treelines

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ソロ・オン・ヴォーグ セロニアス・モンク

モンクのソロピアノが好きだ。 一番好きなのは『セロニアス・ヒムセルフ』で、 これは深夜にひとり静かにしんみりと聴きたいですね。 セロニアス・ヒムセルフ+1 二番目に好きなのが『アローン・イン・サンフランシスコ』で、 これは晴れた日に洗濯物を干しながら聴くと気分がいいです(・∀・)b アローン・イン・サンフランシスコ 三番目に好きなのが『ソ…

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タウン・ホール・コンサート ミンガス

ミンガスの諸作の中では、これが一番好きです。 《ソー・ロング・エリック》のテーマが聞こえてきただけで鳥肌! なんてスケールが大きく、 起伏に富んだアンサンブルなんだろうと思います。 最初はドルフィーの吹奏に圧倒されるでしょうが、 だんだんジョニー・コールズの怪しい魅力にも嵌ってくると思いますよ。 Town Hall Concert ▼収録曲 1…

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スプリング トニー・ウィリアムス

Spring/Tony Williams この張り詰めた緊張感。 アルバム全曲、 最後まで、このテンションを維持しつづける力量が、 まずスゴイ。 ついで、若干19歳の年齢で、 誰にも真似できぬ独自の世界を構築してしまっているスゴさ。 私なんぞ、19歳のときに何してたかといったら、 たぶん、昼寝していたか、 喫茶店でゴロゴロしていたか、 それぐら…

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ブルックマイヤー・アンド・フレンズ

『ブルックマイヤー&フレンズ』は、  贅沢なアルバムです。    何が? パーソネルが。 テナーサックスがスタン・ゲッツ、 ヴァイブがゲイリー・バートン ⇒from スタン・ゲッツ・カルテット ベースがロン・カーター、 ピアノがハービー・ハンコック。 ⇒from マイルス・デイヴィス・クインテット …

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ガトー・バルビエリ

ガトー入門に最適なカップリングCDです。 ガトー・バルビエリの代表作『アンダーファイヤー』と、 『ボリヴィア』の2枚が1つに。 ⇒お得! サイドメンの人選も今考えれば凄い人たちで、 若き日の ジョン・アバークロンビー、 ロニー・リストン・スミス、 スタンリー・クラーク、 アイアート・モレイラ達のプレイが聴けるところもミソ。 特に、ジョン・アバー…

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ゴンサロ・ルバルカバ・トリオ・アット・モントルー

ゴンサロ・ルバルカバ、 最初の1枚は、やっぱりコレでしょう! 早い、正確、わかりやすい! ノリノリ、興奮、エキサイティング! ああ、なんて陳腐な言葉しか出てこないんだ。 ┐(´~`)┌ あとは聴いてくだされ。 ゴンサロの力強く疾走するピアノを支える チャーリー・ヘイデンのベースも、 ポール・モチアンのドラムもサスガです。 …

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マーク・ウイットフィールド

7th Avenue Stroll/Mark Whitfield ギタリスト、マーク・ウイットフィールドの 『セブンス・アヴェニュー・ストロール』。 滑らかで洗練されたギターサウンドには、 エレガントでセンスの良いリズム隊がふさわしい。 このアルバムで、 マーク・ウイットフィールドのギターを彩るリズムセクションは、 ピアノがトミー・フラナガン。 …

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クリスチャン・イエンセン・オーケストラ

ピンボケながらも妙にそそられるジャケットに惹かれて購入。 正直、あまり期待していなかったんですが、 複雑な楽曲でありながらも、 スッと耳にはいってくるアレンジの妙と アンサンブルの技量に驚き( ̄ー ̄; 滑らかなギル・エヴァンス・オーケストラ? 慣れると、めちゃ気持ちいいです♪ Habitat

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ルイス・ヴァン・ダイク

トリオで奏でるヒット曲と映画のナンバーを ピアノトリオで楽しめる ルイス・ヴァン・ダイクの『ナイトウィングス』。 ベースがニールス・ペデルセンという強力サポート。 親しみやすいメロディで聴きやすいのですが、 それだけではなく、 饒舌なペデルセンに触発されたのか、 はりきるヴァン・ダイクの溌剌としたピアノが聴きものなのです。 ナイ…

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リタ・ライス

オランダのシンガーリタ・ライス。 ハスキーさと潤いの両方の成分が含まれた なんともいえない歌声、、、 いいですね~( ̄0 ̄) この『アワ・フェイヴァリット・ソングス』は、 ピアノが、夫のピム・ヤコブス。 彼女の歌声をくるむようなピアノも、 また良いのです。 オランダのシンガーといえば、 日本ではアン・バートンが人気ですが、 リタ・ラ…

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ビル・エヴァンス ジャック・ディジョネット

ビル・エヴァンスの 『アット・モントルー・ジャズ・フェスティヴァル』。 ジャック・ディジョネットの「攻め」のドラミングが、 エヴァンス・トリオのカンフル剤となっています。 突っ込み気味のエディ・ゴメスのベースも ここではいい効果を出していると思います。 (音質は好みではないけど) ギャラなどの関係で、ディジョネットの参加は 一瞬で終わってしまい…

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ミスター・ウイルソン テディ・ウイルソン

アマゾンのレビューを読んでいたら、 レコードが欲しくなっちゃいました。 ▼こちら ミスター・ウイルソン 素敵なジャケットの 素敵なピアノトリオ作品。 たまにはモダン以前のスタイリスト、 テディ・ウィルソンのピアノに耳を傾けるのも オツなものです。(・∀・)b ミスター・ウイルソン ▼収録曲 1. 煙が目にしみる 2. ロゼッタ 3. …

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アール・ハインズ ファーザ

渋いジャケ写ですね。 まるでブルースマン。 一瞬、ライトニン・ホプキンスのような 長老格のブルースマンかと思いましたよ。 とはいえ、アール・ハインズも、 ジャズピアノにおいては長老格。 なにせ「ジャズピアノの父」と呼ばれている方ですからね。 このアルバムの内容は、一言でいえば、簡潔明瞭。 わかりやすく、潔い! 12曲、36分があっ…

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ハンプトン・ホーズ ハンプトン・ホース

ハンプトン・ホーズ or ハンプトン・ホース? ホーズとホース。 皆さんはどちらで呼んでいる? 個人的にはホーズと言ってます。 ホースだと、なんか水を撒くホースみたいで┐(´~`)┌ それはそうと、 親しみやすいハンプトン・ホーズのピアノトリオといえば、 これでしょう。 65年の録音です。 初期の頃に比べる…

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ラウンジ・リザーズ

一時期、フェイクジャズと呼ばれていたようですが、 たとえフェイクだとしても、 フェイクのセンスが素晴らしすぎるのです。 ちゃんと演奏すれば(?)ちゃんと出来る人達が、 「ちゃんと」という中心軸から気持ちよく逸脱。 そして、そのズレの距離感やセンスが メンバー全員共有しているんですね。 だから、演奏が破綻しなどころか、 むしろスリリングな緊張感も獲得して…

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マーク・リボーのトリオ

マーク・リボーのトリオです。 なんでも出来ちゃうバカテクギタリストなんですが、 いわゆる、センスも独特というか、 我々一般大衆のセンスを超越しすぎた ぶっ飛びセンスを持つ人なので、 変態ギタリストといっても良いかもしれません(^^; いやぁ、でも、この炸裂するパワーはいったいナンなんでしょ? カッコ良すぎです。 このアグレッシブな演奏は、 身体も脳も…

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ハードバップの肉汁したたるソニーズ・クリブ

ハードバップ好きは皆大好きな ソニー・クラーク、2枚目のリーダー作です。 ソニー・クラークのピアノはもちろんのこと、 フロントの3管が、いま考えればすごく豪華! ドナルド・バード、 ジョン・コルトレーン、 カーティス・フラーですからね。 ハードバップの肉汁したたる おいしい1枚!(・∀・)b Sonny's Crib▼収録曲 1. Wi…

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ミスターP.C.のジョン・コルトレーン

マイナーブルース《ミスターP.C.》演奏を聴くと、 この時期のコルトレーンは、 定められたコード進行からハミ出していくのが間近なのだと感じられます。 小節ごとに決められたコードに従って 律儀にアドリブを繰り広げていますが(それも猛烈な勢いで)、 でも、 もうこの時期のコルトレーンにとっては、 小節ごとに変化していくコード進行は、細かすぎて スケールの小さい箱庭…

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アニタ・オデイ Pick Yourself Up

『真夏の夜のジャズ』のアニタ・オデイをご覧になった方は、 こちらも是非! 『ピック・ユアセルフ・アップ』。 絶頂期のアニタを代表する1枚ですね。 観客を圧倒していた 《スゥイート・ジョージア・ブラウン》が収録されています(・∀・)b Pick Yourself Up▼収録曲 1. Don't Be That Way 2. Let's Face Th…

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Consecration ビル・エヴァンス

亡くなる直前のビル・エヴァンスの白熱ライヴの記録。 もちろん先入観込みでの感想だけれども、 生き急いでる感じすらする性急な《あなたと夜と音楽と》、 ドラムスとの4小節⇒2小節交換がスリリングで、 何をそんなに急いでいるの?と感じてしまう 《酒とバラの日々》。 演奏のクオリティ云々ではなく、 ただただエヴァンスのピアノにかける情熱、迫力に圧倒されてしまうの…

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集団投射

もし、気軽にCDをトレイに乗せて 再生ボタンを押したとしたら……、 これら一連の行為を 激しく後悔してしまうであろう「衝撃」の音! w(゚ロ゚;w 高柳昌行のギター、 阿部薫のサックスが繰り出す 超・即興演奏です。 w(゚ロ゚;w 集団投射-Mass Projection ▼収録曲 1. 集団投射-1 2. 集団投射-2 …

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