The Last Sessions/Lee Morgan
ジャパンのフレットレス奏者である故・ミック・カーン。
私は彼の特徴的なベースが大好きで、だからこそベースを始めたということがあるんですけれども、とにもかくにもミック・カーンのベースは独特なんですよ。
フレットレスの特性を活かした大胆なスライドや、音程を揺らすような奏法。
さらに、ヴォーカルのメロディに張り合うか…
Into The Silence/Avichai Cohen
ベーシストではなく、トランペッターのほうのアヴィシャイ・コーエンね。
ECMでの録音。
あれ、ECMで?って最初は思ったものです。
彼の力強いトランペットは、もちろんそのサウンドの隙間からはほとばしる情熱とともに、それと相反するかのような痛々しいほどの哀しみのニュアンスが滲み出ることがあるのだけれども、EC…
Early Years Recordings/Jaco Pastorius
いきなり《ドナ・リー》や《トレイシー》を引っさげて、パパッとデビューしたわけではないということが、ジャコ・パストリアスの『アーリー・イヤーズ・レコーディングス』を聴くとよく分かります。
ジャコにはジャコなりの試行錯誤があり、衝撃の『ジャコ・パストリアスの肖像』にいたるまでの道のりがあったのだということ…
Jam For Your Bread/Red Mitchel
レッド・ミッチェルの代表作。
たしか、『サム・ホット・サム・スイート・サム・ワイルド』というタイトルだったと思うんだけど、
⇒サム・ホット・サム・スイート・サム・ワイルド/レッド・ミッチェル
さっきアマゾンで見てみたら、『ジャム・フォー・ユア・ブレッド』というタイトルになっていましたね。
収録曲も同じ…
Great Concert of Charles Mingus/Charles Mingus
怒涛の2枚組!
グレートなのは演奏内容だけではなく、ジャケ写もグレイト!
ジャケットのミンガス、やっぱり怖ぇ~!
私はエリック・ドルフィーが好きで、ドルフィー経由でミンガスが好きになったくちです。
ドルフィーを聴くつもりでミンガスの音楽を最初は聴いていたのですが、面…
Full Force/Art Encemble Of Chicago
アート・アンサンブル・オブ・シカゴのベーシスト、マラカイ・フェイヴァースのベース、昔からすごく好きでした。
なにしろ、音もグルーヴも太いし、ウネるんですよ、すごく。
私もそんなベース弾けたらなぁ、と思い、『フル・フォース』の中で、印象的なベースの一部をウッドベースで弾いてみて、動画を以下の記事にア…
The Sidewinder/Lee Morgan
リー・モーガンの代表曲、《ザ・サイドワインダー》。
この曲のボブ・クランショウのベースの
重さ、太さ、粘り、重心の低さに気づいてからというものの、
それ以外の音は、
まったくといっていいほど聞こえなくなってしまった。
と、書くと大げさではありますが、
でも、《ザ・サイドワインダー》は、ベース中心で聴…
レイ・ブラウンの太陽エネルギー!
明るいパワーを放射するピアニスト、
ジーン・ハリスとの共演で
「陽」のオーラの発散度50%増し!
レイ・ブラウンがリーダーの
ゴキゲンなピアノトリオです。
Soular Energy
▼収録曲
1. Exactly Like You
2. Cry Me A River
3. Teach Me Tonig…
それほど愛着のあるアルバムというわけではないにもかかわらず、“この1曲”があるために、時々棚から取り出して聴いてしまうというアルバム、ありませんか?
私にとっては、ロン・カーターの『パレード』がそうです。
Parade [CD, Import, From US] / Ron Carter (CD -...
《ジプシー》という曲の、ロンの4ビートの刻みが凄い。耳が引き込ま…
本日2011年5月15日より、ちょうど58年前の1953年5月15日に、ビ・バップの巨匠たち(チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー、バド・パウエル、チャールス・ミンガス、マックス・ローチ)が、カナダはトロントのマッセイホールに集結し、ライブを繰り広げました。
Jazz at Massey Hall
演奏、アンサンブルにはそれほど一体感は感じられないのに、演奏に引き込…
上原ひろみが参加!
スタンリーのベースもこれでもか!と堪能できる快作。
▼収録曲
1. Soldier
2. Fulani
3. Here's Why Tears Dry
4. I Wanna Play for You Too
5. Bass Folk Song No. 10
6. No Mystery
7. How Is The Weather Up There?
…
久々にジャコ・パストリアスの『ライヴ・イン・ニューヨーク vol.1』を聴いています。
Live in New York City, Vol. 1: Punk Jazzアーティスト: 出版社/メーカー: Big Bear発売日: 1992/03/24メディア: CDハイラム・ブロック、ケンウッド・デナードのトリオ編成のvol.2も良いのですが、私はニューヨークのシリーズでは、vol.1…
本日放送の第24回「高野 雲の快楽ジャズ通信~What Is This Thing Called Jazz?」のテーマは、ジャコ。
ベーシストのジャコ・パストリアスの特集でお送りします。
コミュニティFMでは本日午後8時より。
衛星デジタルラジオ・ミュージックバードでは、明日の午後10時からの放送になります。
ゲストは、ジャコ・パストリアス研究家にして、サイト「じ…
Bass On Top/Paul Chambers
本日、コミュニティFMで夜8時から放送される『高野 雲の快楽ジャズ通信~What Is This Thing Called Jazz?』 のテーマは、「ポール・チェンバース」です。
私が大好きなベーシストの特集を放送することが出来てとても嬉しいです。
本日は、番組中でかけた曲の紹介をサラリと。
「チェンバース的快感」…