「異物」同士の衝突が、かえって音楽を活性化させてしまう~椎名林檎とマイルス・デイヴィス

Dark Magus/Miles Davis 10年前の2001年に書いたテキストに少々加筆しました。 「椎名林檎とマイルス・デイヴィス」というタイトルのエッセイです。 ⇒こちらです デビュー当時の椎名林檎は、亀田誠二という戦闘的なベースと見事な調和を果たす歌唱をし、同じく、異なる音楽性のミュージシャンをあえて起用することによって、音楽のスケールを増していたエレクトリック…

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放送第26回 MJQ特集 (3)

先日のMJQ特集の際に、『コンコルド』というアルバムの《朝日のように爽やかに》をかける前に、対位法の説明をし、バッハの音源をかけ、キーボードをディレクター嬢と手分けをして少し弾くなどの解説をしてみました。 そうしたら、リスナーの方から、 「普段は聞き流していたジョン・ルイスのピアノに耳がいくようになった」 「ピアノはヴァイブの後ろで和音を弾いているものとばかり思っていた…

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放送第26回 MJQ特集 (2)

今回、MJQ特集のアフターアワーズ編でかけた《ジャンゴ》は、ミッシェル・ルグランの『ルグラン・ジャズ』に収録されているバージョンです。 このアルバムは、ルグランが新婚旅行でニューヨークに行った際に録音されたものです。 個人的にはこのヴァージョンが大好き。 スローテンポのイントロの後、アドリブに入った瞬間のマイルスの「ピッ!」の一声(?)が、なんともかっこよく、にくたらしいほどに…

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放送第26回 MJQ特集(1)

DJANGO/MODERN JAZZ QUARTET 本日午後8時、明日の午後10時より放送される「快楽ジャズ通信」のテーマは、モダン・ジャズ・カルテット。 MJQの特集です。 今回番組内でかけたアルバムと曲紹介をサクッといきたいと思います。 なお今回よりこの番組は翌週木曜日のミュージックバードcrosscultureチャンネルの午後11時からの1時間でも放送されます。 …

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3週間でバークリーをやめたザヴィヌル

アメリカに到着して三週間もたたないうちに、彼はバークリーを去った。しかし、学校に入ったことが間違いだったというわけではない。それどころか、評価の高い学校に奨学生として迎えられるという事実がなければ、アメリカへ入国することさえ難しかったかもしれないのだ。(ブライアン・グラサー『ザヴィヌル~ウェザー・リポートを作った男』より) ザヴィヌル―ウェザー・リポートを創った男

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超絶豪華なテクニシャン揃いの名作『ロックン・ロックド・ロック』

深町純(key) 和田アキラ(g) 富倉安生(b) 山木秀夫(ds) というベテランミュージシャン勢たちによって結成されたロック色の濃いフュージョンというべきかな? 超敏腕プログレッシブ・フュージョン・グループによる、アルバム。 現在残されているアルバムは3枚だが、これは2枚目のもの。 1980年代初頭に録音された、聴きごたえ、音楽性の高い1枚。 ロックン・ロックド・…

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