ソニー・クラーク 朝日のようにさわやかに

ソニー・クラークの『ソノー・クラーク・トリオ』。 あ、タイム盤ではなくて、ブルーノートのほうね。 このアルバムの代表曲といえば、 なんといっても《朝日のようにさわやかに》ですが、 聴きドコロといえば、 なんといっても、アドリブ後半の倍テンです! 売店、 じゃなくて、 倍テン=倍速テンポ のことね。 ソニー・クラ…

続きを読む

ハーレム・ブルース フィニアス・ニューボーン

フィニアス・ニューボーンJr.の『ハーレム・ブルース』。 これ、2曲目の《スイート・アンド・ラヴリー》が泣けるんですわ。 そう、モンク作曲のナンバーね。 セロニアス・モンクが作る曲から漂う 独特な匂いが良い意味で脱臭され、 でも、きちんとエッセンスは残した状態で、 演奏の隅から隅まで、くまなく超絶テクニック。 「うーん、凄…

続きを読む

コンプリート・ボックス・ビル・エヴァンス・オン・ヴァーヴ

The Complete Box Bill Evans On Verve 1997年に発売されたら、発売と同時に即完売! ビル・エヴァンスのヴァーヴ時代のレコーディング、 18枚のCDに完全収録されたコンプリート・ボックス・セットです。 未発表演奏も多数収録。 22bitデジタルリマスター音源採用、 ブックレット(英語)付! …

続きを読む

バド・パウエルの芸術

ジャズ歴を積めば積むほど 染みてくるはず、この凄さ。 最初はどこが凄いのか もしかしたらピンとこない人も多いかもしれないけど、 ピアノトリオのいわば原点であり、原典がコレ。 バド・パウエルの芸術! たくさんのピアニストが、こういうふうに弾きたいと憧れました。 たくさんのピアニストたちが、これをコピーしました。 このスタイルを色濃く受…

続きを読む

ドド・マーマローサのグリーン・ドルフィン・ストリート

ドド・マーマローサの『ドドズ・バック』は 聴きどころ満載の素敵なピアノトリオのアルバムです。 良いところを挙げればキリがないのですが、 今回は彼のピアノのタッチについて。 けっこう重たいタッチですよね? バド・パウエルを彷彿とさせる、 ズシン!とくる重量感あふれるピアノの音色です。 この音色と、ドドが持つ独特の揺れるようなタイム感。 …

続きを読む

レッド・ガーランド

名イントロ。 あまり語られることはないけれど、 レッド・ガーランドは名イントロを生み出すピアニストの1人だと思います。 アート・ペッパーの『ミーツ・ザ・リズムセクション』の1曲目、 《帰ってくれればうれしいわ》のイントロを もういちど聴いてごらん。 なんて小粋な橋渡しをアート・ペッパーにしているんだろう。 そう思いません? アート・…

続きを読む

ラスト・ワルツ ビル・エヴァンス

ビル・エヴァンスの『ラスト・ワルツ』。 Last Waltz: Final Recordings Live Box エヴァンス晩年のライブの模様を 8枚組のCDに収録したボックスセットです。 エヴァンスの晩年といえば、 『コンセクレイション~ラスト・コンプリート・コレクション』という ボックスセットも出ていますが、 そこには収録されていない演奏がまだまだあったん…

続きを読む

アーマッド・ジャマル 代表作

アーマッド・ジャマルが少ない音数で勝負できるのは、 一音一音のピアノの音の粒立ちの美しさにあるのだと思います。 たぶん、最近の速弾きピアニストには求めえない 気品すらたたえた音色です。 それがよく分かるジャマルの代表的名盤が 『パーシング・ラウンジ』なのです。 心地よし。 小粋。 大人チックなまったりとしたいやらしさのないお洒落感。 …

続きを読む

バウンシング・ウィズ・バド Bud Powell

いつもはマスターテイクしか聴いていないんだけど、 たまに《バウンシング・ウィズ・バド》の別テイクを聴くと楽しいです。 アドリブの順番がパウエルに回ってきて、 パウエルが繰り出すピアノソロの出だしがなんとも可愛らしいのです。 ♪タラリン・タッ・タッ・タッ・タ……のフレーズの、 ♪タッタッタ……と跳ねるところが、 なんとも陽気で、ほのぼのとした気分になるのです。 …

続きを読む

ハンプトン・ホーズ For Real

ハンプトン・ホーズの隠れ(?)名盤。 なんたって、ベースがスコット・ラファロですから。 「ビル・エヴァンスと組む前のラファロは、ピアノトリオでどういうベースを弾いていたの?」 という興味も満たせることでしょう。 エヴァンスとの共演があまりにも有名なので、 スコット・ラファロといえば、 「メロディアスで音数の多いベーシスト」というイメージが強いのでし…

続きを読む

バド・パウエルの『ブルース・フォー・ブッフォマン』

バド・パウエル最後の(?)名盤、 『ブルース・フォー・ブッフォマン』評をアップしました。 ▼こちらです。 Blues For Bouffemont 個人的には後期パウエルの中では、 『イン・パリ』以上の傑作なんじゃないかと思っています。 ▼収録曲 1. In The Mood For A Classic 2. Like Someone In Lov…

続きを読む

パウエル最後のアルバム『リターン・オブ・バド・パウエル』

バド・パウエル最後のスタジオ録音作品が 『リターン・オブ・バド・パウエル』です。 まるで自身の死を予期していたかのように、 長らく活動拠点としていた欧州から ニューヨークに戻り、 何枚かの吹き込みをしますが、 その中のでも最後の録音となるのがこの作品です。 出だしの1曲、 《アイ・ノウ・ザット・ユー・ノウ》。 うーむ、ピアノのフレーズの一音一音が、 …

続きを読む

ライヴ・アット・イースト1993+コンサート1996 キース・ジャレット

DISC-1 キース・ジャレット・トリオが マイルスに捧げた一夜限りの野外コンサート。 1993年7月25日オープン・シアター・イーストでの映像。 DISC-2 皇太子ご夫妻も観覧された 1996年3月30日渋谷のオーチャード・ホールでのライブ。 トリオ(スタンダーズ)の詳細な ディスコグラフィー付き(・∀・)b ▼収録曲 DISC-1…

続きを読む

夏うたJAZZ 松本茜

松本茜&ニュー・ロマン・トリオが今年発表した 『夏うたJAZZ』が、 アマゾンで846円で売り出されています。 な、なんと定価の2,625円から68%オフ! 廉価で手にはいるのは嬉しいのだけれども、 茜ちゃんファンとしては ちょっと複雑な気分です。 持っていなかったので、 当然買います! 夏うたJAZZアーティスト: 松本茜(…

続きを読む

アーマッド・ジャマル 3 Original Album Classics

アーマッド・ジャマルって、 マイルスがらみのエピソードから 名前こそは有名なピアニストではありますが、 実際のところ、彼のアルバムをたくさん持っている、聞いているという人は少ないのではないでしょうか? ま、いちばん無難というかオーソドックスなところで『バット・ノット・フォー・ミー』なら持ってますよ~、が関の山だったり。 バット・ノット・フォー・ミーアーテ…

続きを読む

Up & Down Horace Parlan

昨日に引き続きホレス・パーラン。 『アップ・アンド・ダウン』ね。 うーむ、これも黒い。 これもジャズ喫茶名盤なのではないでしょうか? 『アス・スリー』のトリオに、テナーサックス奏者のブッカー・アーヴィン、ギタリストにグラント・グリーンが加わった「濃ゆ~い」5人で繰り広げる、黒くて重くてオイシイ作品です。 特に、ブッカー・アーヴィンのテナー…

続きを読む

ブルー・パーラン ホレス・パーラン

ジャズ喫茶名盤といってもいいですね。 なぜか家で聴くよりも ジャズ喫茶で珈琲を飲みながら聴いたほうがグッと音がしみこんでくる。 ダニー・リッチモンドの力強いシンバルワークもバシバシと胸に迫ってくる。 胸をはってリクエストできるアルバムなのではないかと。 作曲者のセロニアス・モンク以外のピアニストが弾く《モンクス・ムード》は、個人的にはコレがベ…

続きを読む

ニュー・トリスターノ

雨が降るたびに涼しさが増す今日この頃。 秋が近付いてきます。 涼しく、日が短くなってきている日々の夜は、 色々なものごとをじっくりと考える良い機会。 そんなときは、 レニー・トリスターノの 『トリスターノ』のような厳格なピアノが相応しいのではないかと。 厳格すぎるかな? しかし、恐ろしいほど深~いのです。 New …

続きを読む

ライヴ・イン・マルシアック 上原ひろみ

上原ひろみの新譜『ムーヴ』にガツーン!とやられた人は、是非、映像のほうも。 メンバーは、『ムーヴ』と同じく、アンソニー・ジャクソンとサイモン・フィリップスのザ・トリオ・プロジェクトです。 昨年の2011年10月26日から30日までの5日間、 5つの都市(ケルン、ブラティスラヴァ、ザルツブルグ、チューリッヒ、サシーレ)でのメイキング映像もオマケについています。…

続きを読む

上原ひろみ 新譜

上原ひろみの新譜、 なかなか良いです。 ムーヴ [SACD] / 上原ひろみ, アンソニー・ジャクソン, サイモン・フィリップス かっこいい。 演奏のクオリティ高すぎ! 先日は、アンソニー・ジャクソンのベースが聴ければいいや的なことを書いたけど、いやいやピアノもドラムもすばらしいです。 唯一の欠点は、 真剣に聴くと、こちら…

続きを読む

トミー・フラナガン30歳のときの落ち着いたピアノトリオ

派手な内容ではないけれど、噛めば噛むほど味が出る、端正かつ上品なピアノトリオ。 トミー・フラナガンが30歳のときの録音で、この落ち着きっぷりはなかなか。 ▼収録曲 1. イン・ザ・ブルー・オブ・ジ・イヴニングス 2. ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド 3. ヴェルヴェット・ムーン 4. カム・サンデイ 5. ボーン・トゥ・ビー・ブルー 6. ジェス・ファイン 7. イン・…

続きを読む

バド・パウエル『ザ・ロンリー・ワン』評

本日2012年4月27日より、ちょうど57年前の1955年4月27日に、バド・パウエルはアルバム『ザ・ロンリー・ワン』の冒頭3曲、 《コンファメーション》、 《スター・アイズ》、 《ララバイ・イン・リズム》を録音しました。 バド・パウエル中期独特の重たいタッチとダークな感触が封じ込められたこのアルバム。 パウエルのダークな側面が色濃く出ています。 一般…

続きを読む

パウエルとモンク

あくまで個人的な話ですが、私の場合、ジャズに迷ったら、モンクかパーカー、パウエルに還ればいいと思っています。 とはいえ、あまりジャズに迷ったことってないんですけどね(笑)。 時代とかスタイルとか新しい古いとかは関係なしに、聴きたいときに聴きたいものを聴いているだけなので。 ただ、何を聴こうか一瞬躊躇してしまうときは、上記アーティストのコーナーの棚に手が伸びているとい…

続きを読む

ニューロマントリオ(松本茜)『JAZZで聴くバッハ』評

先日の予告どおり、松本茜(ニューロマントリオ)『ジャズで聴くバッハ』評をアップしました。 ⇒こちらです。 ネット銀行の電話保留音に使用されていることからも、信用第一でお客様に安心を提供する業種の宣伝、広報担当の方は、一度、この音源の使用をご検討されてみたらいかがでしょう? と、ファンゆえの宣伝(笑)。

続きを読む

トミフラの《ダラーナ》が染みる!

ここのところ連日飲みで、タクシー帰りの日々(涙)。 昨日も深夜にヘベレケになって帰宅し、 手が伸びたアルバムが、トミー・フラナガンの『オーバーシーズ』。 2曲目の《チェルシー・ブリッジ》が大好きで、それを聴こうと思ったのですが、昨日は《ダラーナ》が染みましたね。 追い酒の日本酒を飲みながら、うーん、いい気分。 エレガントな《柳よ泣いておくれ》もいい感じで…

続きを読む

ブルーマンデイ? 曇った月曜日、これを聴いて元気になろう!

本日、曇り空。 12月も近い寒い陽気の月曜日。 テレビの天気予報では 洗濯物も乾きにくいなんていってますね。 なんだか、ふさぎ込んでしまいそうな一週間のスタート、 いわゆる「ブルーマンデイ」な気分の方も いらっしゃるかもしれませんが、 そんなときには、 エロール・ガーナーの 『コンサート・バイ・ザ・シー』を聴いて元気になろう! グイグイ押せ押せのビハインド…

続きを読む

トミフラの《チェルシー・ブリッジ》

今朝から東京は、肌寒くなってきた気候にさらに拍車をかけるかのような冷え冷えとした雨が降っています。 皆さまお風邪などひかれぬよう。 暖かい部屋で飲む、暖かいコーヒーやココアが恋しくなるような日ですが、と同時に暖かくリラックスできる音楽もあったほうがいいですよね。 今、私はコーヒーを飲みながら、久々にトミー・フラナガンの『オーヴァー・シーズ』を聴いています。 …

続きを読む

ミシェル・ペトルチアーニ『トリオ・イン・トーキョー』評

アンソニー・ジャクソン奏でるエレクトリックベースの安定した重低音が大好きです。 なので時折、ミシェル・ペトルチアーニが晩年結成していたピアノトリオ、スティーヴ・ガットがドラムで、アンソニー・ジャクソンがベースのトリオがむしょうに聴きたくなります。 そんなときに引っ張りだすのがコレ。 『トリオ・イン・トーキョー』です。 Trio in Tokyo [Im…

続きを読む

Tommy Flanagan『Over Seas』評

本日2011年8月15日より ちょうど54年前の本日1957年8月15日に、 J.J.ジョンソンのヨーロッパツアーにサイドマンとして同行した、 トミー・フラナガン、ウィルバー・リトル、エルヴィン・ジョーンズは、ピアノトリオの名盤『オーヴァー・シーズ』をレコーディングしました。 親分のJ.J.には内緒の録音(笑)。 夜、こっそり一行はホテルを抜け出してスタジオに駆けつけ録…

続きを読む

Michel Petrucciani『Power Of Three』評

本日2011年7月14日より、ちょうど25年前の1986年7月14日のモントルー・ジャズ・フェスティヴァルにて、ミシェル・ペトルチアーニと、ウェイン・ショーター、ジム・ホールの3人が繰り広げた、心温まるハイクオリティな演奏が収録されたアルバムが『パワー・オブ・スリー』です。 音の輪郭がしっかりとしたペトルチアーニのピアノに、ショーターのサックスとジム・ホールのギターのハ…

続きを読む

ジャズピアノ 楽譜 独学

ジャズピアノの演奏は、クラシックと違って、独学も可能だと私は思っています。 アマチュアであれば、自分の持っている技量に応じて、その持っている技量の中で折り合いをつけながら最大限の表現が出来れば、それはとても楽しいことだし、人前で演奏し、あるいは人前で演奏する機会が増え、人から褒められれば、さらにはモチベーションが上がり、よりいっそう精進してみよう!という気になるからです。 も…

続きを読む

ピアノの無料楽譜

アクセス解析をしていると、よく「ピアノの無料楽譜」という言葉で検索されて、どういうわけか、このHPに辿りつかれる方が多いようです。 無料楽譜がダウンロードできるサイトはいくつかあるのですが、個人的にはそれらをまとめたリンク集的なサイトの、こちらがオススメです。 ジャズのみならず、クラシック、洋楽、ポップスなど、それぞれジャンルにわかれた楽譜をダウンロード出来るサイトが集約…

続きを読む

上原ひろみとエロール・ガーナー

タイムコントロール/上原ひろみ 先日、4/19に放送された「笑っていいとも!」の録画、ようやく観ることが出来ました。 テレフォンショッキングのゲストは、清水ミチコさんからの紹介の上原ひろみさん。 ちょうどアルバムの『ヴォイス』がグラミー賞受賞直後ということもあり、話題性も十分。 ヴォイス [CD+DVD, Limited Edition] / 上原ひろみ …

続きを読む

ジョージ・ウォーリントン・イズ・バック

ジョージ・ウォーリントンといえば、白人パウエル系ピアニストとして知られていますが、おそらく多くの方が知っている彼の作品は、50年代のごくごく初期のものが多いのではないでしょうか? 『ジョージ・ウォーリントン・イズ・バック』は、83年に録音された作品で、なんと26年ぶりの録音です。 しかも、ピアノソロ。 パウエル風の力強い右手のメロディラインは健在ですが、月日を経たことによって、…

続きを読む

上原ひろみ『プレイス・トゥ・ビー・ツアー・エディション(DVD付) 』

2009年に、上原ひろみがブルーノート東京でおこなったライヴ映像2曲分の映像を収録したツアー・エディション限定DVD付き。 本編のほうは、2009年3月20、21日にニューヨーク、アヴァター・スタジオにて録音された演奏。 ▼収録曲 ディスク:1 1. BQE 2. シュー・ア・ラ・クレーム 3. シシリアン・ブルー 4. ベルン、ベイビー、ベルン 5. サムウェア…

続きを読む

ピアニスト・松本茜さん/今月のライブスケジュール

ピアニスト・松本茜さんの今月のライブスケジュールです。 10月16日(土)小岩COCHI (問)03-3671-1288 10月18日(月)大塚グレコ (問)03-3916-9551 10月23日(土)西新井カフェクレール (問)03-3880-6645 10月24日(日)高田馬場HOT HOU…

続きを読む

ジャケ写が「おおっ!ギャングみたいだ!」カッコいい3人。『オーヴァー・シーズ』のコンプリート盤

トミフラ好きは、このジャケットの『オーヴァー・シーズ』も要チェックだよ! 若き日の、エルヴィン、トミフラ、ウィルバーのトリオ3人。 うーん、ギャングみたい(笑)。 かっこいい! Complete Overseas SessionTommy FlanaganAis発売日 2010-10-12価格:¥1,320(税込)発送可能時期:在庫あり。

続きを読む

アキコ・グレース、新トリオ結成

ピアニストのアキコ・グレースさんが、新しいトリオを結成しました。 新ユニット名は、「AGTC(アキコ・グレーストリオ・コレクティヴ)」。 今月10月の28日(木)に名古屋で、 そして翌29日(金)に大阪でお披露目ライブを行う予定。 ▼さらに10月のライブの予定 10月23日(土)横浜ドルフィー      (問)045-261-4542 10月28日(木)名古屋ラブリー  …

続きを読む

放送第104回「セシル・テイラー特集(最終回」

ここのところ、あまり東京にいず、ネット出来る時間もだいたい日に多くて15分ぐらいなので、なかなか充実した記事をかけずに申し訳ありませんです<(_ _)> どうやら自宅には、先週金曜日にミュージックバードから昨日、本日、来週木曜日に放送の最終回の「セシル・テイラー特集」の同録が届いているらしいですが、いまだ未聴。 いったいどんな番組内容に編集されているのやら、 という…

続きを読む

山中千尋『フォーエヴァー・ビギンズ』

一曲目の《ソー・ロング》からツカみ抜群! 躍動感あふれる演奏が続く。 筒美京平作の《サマーウェーブ》に思わずニヤリ。 ▼収録曲 1. ソー・ロング 2. ブルー・パール 3. サマーウェーブ 4. チェロキー 5. w.w.w. 6. グッド・モーニング・ハートエイク 7. 想い出と優しさ 8. フォーエヴァー・ビギンズ 9. ザ・ムーン・ワズ・イエロー …

続きを読む

Dodo Marmarosa『ドドズ・バック』評

ソウルに行ってました。さきほど帰ってきたところです。 今回は、焼き肉とエステ、そして、ソウル市内の電信柱とクレーンの撮影がメインの趣旨だったので、残念ながらジャズクラブを訪問する余裕はありませんでしたが、朝の散歩などにはiPodでジャズを聴いてましたよ。 私が海外に行くときには必ず「気分の定点観測アルバム」として持参する音源が、ピアニスト、ドド・マーマロサの『ドドズ・バック』。 …

続きを読む

エンディング・テーマは西山瞳さんの曲です。

ブログ読者の方から番組のエンディングテーマの問い合わせ投稿がありましたので、改めて。 番組最後に流している曲は西山瞳さんの『パララックス』収録の《ジ・アザー・サイド・ミッドナイト》です。 パララックスアーティスト: 西山瞳,坂崎拓也,清水勇博,馬場孝喜出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)発売日: 2008/09/17メディア: CD 人力ドラムンベースっぽい…

続きを読む

放送第99回「ホレス・シルヴァー特集」(7)

今回のシルヴァー特集にかけたラストナンバーは、『イッツ・ゴット・トゥー・ビー・ファンキー』よりタイトル曲。 It's Got to Be Funkyアーティスト: 出版社/メーカー: Sony発売日: 1993/06/08メディア: CD 1990年代のシルヴァーの録音です。 何十年たっても、シルヴァーが好きなバッキングやリフのリズムパターンは、 ♪チャラッ ラ~ だという…

続きを読む

放送第99回「ホレス・シルヴァー特集」(6)

《ニカの夢》、《ソング・フォー・マイ・ファーザー》、《シスター・セディ》などの代表曲は、みなさんさんざん聴いているはずなんで、もういいでしょ →だからかけないからね →それよりもっと他の素晴らしい曲や演奏を聴いて →ホレスの魅力を再発見しましょうよ なホレス・シルヴァー特集、6曲目は『ザ・ケープ・ヴァーディーン・ブルース』よりタイトル曲。 ザ・ケープ・ヴァーディーン・ブルースア…

続きを読む

放送第99回「ホレス・シルヴァー特集」(5)

ホレス・シルヴァー特集、5曲目は《ストローリン》。 お手手のシルヴァーこと『ホレス・スコープ』より。 ホレス・スコープアーティスト: ホレス・シルヴァー,ブルー・ミッチェル,ジュニア・クック,ジーン・テイラー,ロイ・ブルックス出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン発売日: 2009/06/10メディア: CD 《ニカの夢》で有名なアルバムですが、3回聴けば、「しばらくは…

続きを読む

放送第99回「ホレス・シルヴァー特集」(4)

ホレス・シルヴァー特集、4曲目はハンク・モブレイの『ハンク・モブレイ・クインテット』より《ベース・オン・ボールズ》。 Hank Mobley Quintetアーティスト: 出版社/メーカー: Blue Note Records発売日: 2008/08/08メディア: CD 典型的なブルースですが、さり気なく光る、ホレスのブルース演奏のうまさを味わってみましょう。

続きを読む

放送第99回「ホレス・シルヴァー特集」(3)

今回は《シスタ・セディ》も《ソング・フォー・マイ・ファーザー》もかけないホレス・シルヴァー特集です。 番組中でかけた曲の3曲目は、ブルーノートのマイルス・デイヴィスがリーダーのセッションより《ウェル・ユー・ニードント》。 Miles Davis: Volume 1アーティスト: 出版社/メーカー: Blue Note Records発売日: 1990/10/25メディア: CD …

続きを読む

放送第99回「ホレス・シルヴァー特集」(2)

本日より放送の快楽ジャズ通信の特集はホレス・シルヴァー。 《シスタ・セディ》も《ソング・フォー・マイ・ファーザー》もかけないホレス・シルヴァー特集です。 番組中でかけた曲の2曲目は『ブロウイン・ザ・ブルース・アウェイ』より《セント・バイタスの踊り》。 メロディ明日で溌剌としたピアノ・トリオをお楽しみください。 ブローイン・ザ・ブルース・アウェイアーティスト: ホレス・シルヴァ…

続きを読む

放送第99回「ホレス・シルヴァー特集」(1)

本日より放送の快楽ジャズ通信の特集はホレス・シルヴァー。 番組中でかけた曲をアップします。 1曲目は『セレナーデ・トゥ・ア・ソウル・シスター』より《サイケデリック・サリー》。 セレナーデ・トゥ・ア・ソウル・シスターアーティスト: ホレス・シルヴァー,ジョン・ウィリアムス(ベーシスト),スタンリー・タレンタイン,ベニー・モウピン,チャールズ・トリヴァー,ビリー・コブハム,ボブ…

続きを読む

放送第99回目はホレス・シルヴァー特集です。

本日からのラジオ盤「快楽ジャズ通信」の特集は「ホレス・シルヴァー」です。 番組予告のポッドキャスト編は、こちらで聴けます。 《ソング・フォー・マイ・ファーザー》も《シスター・セディ》もかけないホレス・シルヴァー特集(笑)。 というより、これらの有名かつキャッチーなナンバーをかけずにホレスの魅力を探る内容です。 ポッドキャスト編は、⇒こちらでどうぞ。

続きを読む

ヘレン・メリルがプロデュースしたハロルド・アーレンの作品集。

1978年に録音された、トミー・フラナガンのピアノトリオで、ハロルド・アーレンの作品集。 トリオのメンバーは、ベースにジョージ・ムラーツ、ドラムスがコニー・ケイ。 なんとプロデュースは、ヘレン・メリル。 トミフラのピアノの美しさはもちろんのこと、ヘレン・メリルも1曲参加という珍しいアルバム。 Tommy Flanagan Plays the MusTommy Flana…

続きを読む

放送第98回「中村尚子さんを迎えて」(4)

ゲストに中村尚子さんをお迎えしてお送りしている今回の「快楽ジャズ通信」、番組ラストでかけた曲は、春犬バンドのアルバム『アフター・イメージ』より、バンド名の由来となった《春の夕暮れに犬は踊る》。 Afterimageアーティスト: 春犬バンド出版社/メーカー: インディーズ・メーカー発売日: 2003/09/25メディア: CD 夕暮れ時に「早くお家に帰らなくちゃ!」 聴いている…

続きを読む

放送第98回「中村尚子さんを迎えて」(3)

ゲストには中村尚子さんをお迎えしてお送りしている今回の「快楽ジャズ通信」、番組中3曲目でかけた曲は、同じく『新緑の中に雨が降っている』より、タイトル曲の《新緑の中に雨が降っている》。 新緑の中に雨が降っているアーティスト: 中村尚子,古澤良治郎出版社/メーカー: インディーズ・メーカー発売日: 2009/06/03メディア: CD 以前もゲスト出演いただいたときにもかけたナンバーです…

続きを読む

放送第98回「中村尚子さんを迎えて」(2)

本日午後8時よりコミュニティ、明日の午後10時と、木曜の午後11時からはミュージックバードで放送される「快楽ジャズ通信」のゲストは中村尚子さん。 番組2曲目でかけたナンバーは、中村尚子さんのアルバム『新緑の中に雨が降っている』より、《地下鉄にて》。 新緑の中に雨が降っているアーティスト: 中村尚子,古澤良治郎出版社/メーカー: インディーズ・メーカー発売日: 2009/06/03…

続きを読む

放送第98回「中村尚子さんを迎えて」(1)

本日午後8時、 明日の午後10時、 木曜の午後11時から放送される「快楽ジャズ通信」。 ゲストには中村尚子さんをお迎えして「音育」の話を色々とお伺いしました。 まず番組1曲目でかけた曲は、中村さんのバンド「春犬バンド」のアルバム『遠い国』より、タイトル曲の《遠い国》。 遠い国アーティスト: 春犬バンド出版社/メーカー: インディーズ・メーカー発売日: 2002/05/25メ…

続きを読む

パウエル入門者には聴かせたくないアルバム

バド・パウエルの珍盤(?)の『バドイズム』! 渡欧後のバド・パウエルが「ゴールデン・サークル」で行ったライブ演奏は、スティープル・チェイスからの「アット・ザ・ゴールデン・サークル」のvol.1~5に収録されていて、ファンからも定評があります。 At the Golden Circle 1アーティスト: 出版社/メーカー: Steeplechase発売日: 1995/0…

続きを読む

フリージャズは、ライブの観客の盛り上がりが聴きどころのガイドになる

今、9月最終週分の放送の収録に向けて、セシル・テイラーの音楽を聴きまくり中なんですが、 「やっぱり、これはかけたほうがいいよね!」な1枚が、ライブ盤の『サイレント・タン』なんですね。 Silent Tonguesアーティスト: 出版社/メーカー: Freedom -- Navarre --発売日: 1987/10/01メディア: CD もちろん、名盤とされている『インデント』も素晴らし…

続きを読む

山中湖よりのぞむ富士山

先日までは霧がかかって頭がみえなかった富士山でしたが、今日は珍しくてっぺんの部分が顔を出してくれました。 当り前だけれども雪がほとんど無いですね。 朝の散歩のiPodジャズは、もちろんドド・マーマロサの『ドドズ・バック!』です。 ドドス・バック!アーティスト: ドド・マーマローサ,リチャード・エヴァンス,マーシャル・トンプソン出版社/メーカー: UNIVERSAL CL…

続きを読む

いっきさんの番組レポート

いっきさんが「茜先生にピアノを習おう!」の回のレポートを書いてくださいました。 こちら⇒相変わらずカワイイ松本茜さんでした! いつもいつもありがとうございます! ▼松本茜さん最新作『美ピアノ』 美ピアノ BEAUTY cinema PIANOアーティスト: 松本茜出版社/メーカー: ジェスフィール発売日: 2010/07/28メディア: CD

続きを読む

放送第96回『茜先生のピアノ教室』(9)

番組ラストでかけたナンバーは、最近の新譜『美ピアノ(BEAUTY cinema PIANO)』より、《オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ》。 美ピアノ BEAUTY cinema PIANOアーティスト: 松本茜出版社/メーカー: ジェスフィール発売日: 2010/07/28メディア: CD 帯にちっちゃく「松本茜」とクレジットされているだけなので、ひょっとしたらピアニストが誰だか…

続きを読む

放送第96回『茜先生のピアノ教室』(8)

バカラックジャズの《ウォーク・オン・バイ》の次におかけしたナンバーは《ウォーキン》。 茜さんは、今年の2月、卒業前後から「ピアノソロ・100曲プロジェクト活動」をはじめています。 一ヶ月に10曲というハイペースでの発表です。 携帯サイトやiTunesからダウンロードして聴くことが出来ます。 ⇒こちらからどうぞ ※1曲200円です

続きを読む

放送第96回『茜先生のピアノ教室』(7)

『プレイング・ニューヨーク』の《マイ・ディア》の次にかけた曲は、ニュー・ロマン・トリオ(松本茜さんピアノ)の『ジャズで聴くバカラック』より《ウォーク・オン・バイ》。 ジャズで聴くバカラック BACHARACH JAZZアーティスト: 松尾明,松本茜,山下弘治出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント発売日: 2008/12/24メディア: CD 横乗り、横揺れの気持…

続きを読む

放送第96回『茜先生のピアノ教室』(6)

えーと、ちょっと不満を書きますとですね、いくつかのブログやレビューなどを徘徊しますと、どうも、 松本茜=ビ・バップ風ピアニスト という括りと認識で終わっちゃっているような気がするんですよ。 たしかにその通りではあるのですが、それだけではないんだよ~と言いたいのであります。 特に2枚目の松本茜の『プレイング・ニューヨーク』は、 “若手女性ピアニストが、今風のビ・バップ…

続きを読む

放送第96回『茜先生のピアノ教室』(5)

もう少し松本茜『プレイング・ニューヨーク』の《マイ・ディア》ネタで引っ張りますが(笑)、そういえば、私は大貫妙子やシュガー・ベイブが好きで、なかでも《蜃気楼の街》という曲が大好きでして、もしかして、私の《マイ・ディア》好きは、《蜃気楼の街》好きが起因しているのではないのかと(笑)。 この歌が持つ雰囲気、メロディが好きな人は、きっと《マイ・ディア》にもはまると思いますよ。 …

続きを読む

放送第96回『茜先生のピアノ教室』(4)

松本茜さんの『プレイング・ニューヨーク』に収録されている中でも、私がイチオシのナンバー《マイ・ディア》について、もう少し。 先日、四谷の荒木町にある「ゆうむ」で「高野 雲のジャズ聴き会」を行った際にも《マイ・ディア》をかけたんですね。 そうしたら、お客さんからの反応も上々でした。 昼下がりにiPodでこの曲を聴きながら街を歩くと、すごく気分がいいんですよ、まさに昼ジャズです…

続きを読む

放送第96回『茜先生のピアノ教室』(3)

番組で2曲目でかけた曲が、松本茜さんのセカンドアルバム『プレイング・ニューヨーク』より《マイ・ディア》。 プレイング・ニューヨークアーティスト: 松本茜,ナット・リーヴス,ジョー・ファンズワース出版社/メーカー: T&Kエンタテインメント発売日: 2010/01/20メディア: CD この曲、私、大好きなんですよ。 今年の『スイング・ジャーナル』の作曲部門のベストに彼女がランク…

続きを読む

放送第96回『茜先生のピアノ教室』(2)

今回の放送でかけた最初の曲は、松本茜さんのデビューアルバム、『フィニアスに恋して』より《スピーク・ロウ》。 フィニアスに恋して~10代で最初で最後のレコーディング~アーティスト: 松本茜,山下弘治,正清泉出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)発売日: 2008/05/28メディア: CD 茜ちゃん19歳のときの演奏です。 …

続きを読む

放送第96回『茜先生のピアノ教室』(1)

本日より3回にわたって(※)放送されるラジオ盤「快楽ジャズ通信」の特集は「茜先生のジャズピアノ教室」です。 ゲストは、ご存じ、ピアニスト松本茜さん。 今年、大学を卒業して、現在は演奏活動と同時に、ジャズピアノ教室の先生もしているのです。 そこで、今回は、茜先生にジャズピアノを習うことに! とにもかくにも、オンエア前に、ポッドキャスト編をお聞きください。 …

続きを読む

放送第96回『トランサイトのお二人を迎えて』(4)

番組最後でかけた曲は、《ファイヤー・ワルツ》。 これは最近発売された『KSSU 小山彰太 スペシャル・ユニット』からで、演奏メンバーは、 ドラム:小山彰太 ピアノ:スガダイロー ベース:川村竜 のトリオ。 とにかく、イントロから《ファイヤー・ワルツ》のテーマにいたるまでのフリー・インプロヴィゼーションが長い長い(笑)。 しかし、ただ長いでけではなくスリルと起伏に富ん…

続きを読む

放送第94回「おすすめピアノトリオ特集」(9)

オススメピアノトリオのラスト曲。 これは、コミュニティFMでは放送されないナンバーです。 なぜかというと、 コミュニティFM=55分 PCM放送=60分 と、CMの有無で番組の尺が5分違うんですね。 なので、最後に私が選んだナンバー、ベーシスト・藤原清登がリーダーの『ジ・イン・クラウド』から《シスター・セディ》。 これは、ミュージックバードをお聞…

続きを読む

放送第94回「おすすめピアノトリオ特集」(8)

おすすめピアノトリオの8曲目はtommyさんの選曲ですが、おお!ついに最終兵器を出してきましたよ! デューク・エリントンの『ピアノ・イン・ザ・フォーグラウンド』。 このアルバムを爆弾と言わずしてなにが爆弾でしょう!?(笑) Piano in the Foregroundアーティスト: 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.発売日: 2009/12/01…

続きを読む

放送第94回「おすすめピアノトリオ特集」(7)

おすすめピアノトリオ特集の7曲目は私の選曲です。 そろそろ硬いピアノの音色に飽きがきている方もいらっしゃるんじゃないかもしれないということで、今回は柔らかなエレピ(エレクトリックピアノ)の音をお楽しみください。 ということで、ジャジー・ヒップホップの旗手、スペインのドラマ―、マーク・アイザのリーダーアルバム『オファリング』より《Juanito's Groove》。スペインだから、…

続きを読む

放送第94回「おすすめピアノトリオ特集」(6)

今回の放送「おすすめジャズトリオ」6曲目の選曲はtommyさんの順番。 ビリー・ハーパーのグループでピアノを弾いていた女性ピアニスト、フランチェスカ・タンクスレイの『ジャーニー』より、《イン・グレイス》。 Francesca Tanksley Trio / Journey[Import]アーティスト: 出版社/メーカー: DreamCaller Productions発売日: 2…

続きを読む

放送第94回「おすすめピアノトリオ特集」(5)

おすすめピアニスト特集の5曲目は、私の選曲。 ルーマニア生まれでドイツに亡命し、アメリカに渡ったピアニスト、ヤンシー・キョロシー(個人的には言いやすいのでキョロッシーと言ってますが)の『アイデンティフィケーション』よりタイトルナンバー。 昔はバイト先のジャズ喫茶でよく聴いたものです。 パーカッシヴな鍵盤の連打がとても不気味気持ちよく、この箇所を聴くたびに、「にひひひひ」…

続きを読む

放送第94回「おすすめピアノトリオ特集」(4)

ピアノトリオ特集の4曲目の選曲の順番はtommyさん。 先日、惜しくもこの世を去ってしまったハンク・ジョーンズ、最近の演奏。 『ウェスト・オブ・フィフス』より《コンファメーション》。 ベースがクリスチャン・マクブライド、ドラムスがジミー・コブ。 このアルバムは、なんだか大スタンダード大会のオンパレードといった感じ。 個人的にはグレート・ジャズトリ…

続きを読む

放送第94回「おすすめピアノトリオ特集」(3)

放送第94回の「おすすめピアノトリオ特集」、3曲目は私の選曲。 ザ・バッド・プラスの『ギヴ』より《ストリート・ウーマン》。 歪んだベースとドラムの音。ガタピシしたちょっと乱暴な演奏かもしれませんが、そこから見え隠れするメランコリックさがポイントの演奏です。 そして、盛り上がるのかな? この後、違う展開が待っているのかな?と期待させつつも、最後まで同じ調子だと…

続きを読む

放送第94回「おすすめピアノトリオ特集」(2)

今回の「オススメなピアノトリオ特集」2曲目は、tommyさんの選曲。 「反則技を使ってみました」とtommyさんが選んだのは、マイルス・デイヴィスのアルバム『マイルストーンズ』より《ビリー・ボーイ》。 Milestonesアーティスト: 出版社/メーカー: Sony発売日: 2001/04/18メディア: CD マイルス、キャノンボール、コルトレーンと3管編成のセクステットがメ…

続きを読む

放送第94回「おすすめピアノトリオ特集」(1)

本日から放送の「快楽ジャズ通信」のテーマはピアノトリオ。 ビル・エヴァンスやキース・ジャレットのようなビッグネームなピアニストだったら、番組1時間の枠を使って思いっきり特集することが出来るのですが、たとえば私が大好きなピアニストの一人、ドド・マーマローサなんかは「ドド特集」と名打って1時間の特集はムリです(笑)。 なので、今回は「その人をテーマに、番組では特集を組めないかもしれな…

続きを読む

Akimitsu Iwase『36Hearts』

ここのところ、隔週金曜日には四谷の荒木町のバー「ゆうむ」で、「ジャズ聴き会」なるものを主催しているのですが、先日、関西からいらしてくれた方が持ってきたCDが面白かった。 岩瀬章光というピアニストの『36 Hearts』というアルバムなのですが、岩瀬氏は、京都では有名なピアニストとのこと。 シンプルなジャケ写、ライナーノーツもない上に、演奏者の顔も分からない。かろうじて半径1センチ程度…

続きを読む

ピアニスト中村尚子さんと小学校で「音育」

先日、江東区の区立第一大島小学校で、ピアニストの中村尚子さんと1年生の音楽の授業の枠を借りて「音育」活動を行ってきました。 しりとりから始まるアフリカのリズム、 トライアングルでの会話など、 尚子さんのユニークなアイデアと語り口に、子供たちの目はとても輝いていました。 最近の若者たちはCDを買わないどころか、携帯の音楽ダウンロード数も昨年に比べると減少しているとの…

続きを読む

放送第89回『おめでとう西山瞳さん!』(3)

西山瞳さん特集、まだ続きます。 『メニー・シーズンズ』の次は、西山さんがライナーノーツを書いているアルバムです。 フランスのピアニスト、バティスト・トロティニョンの『スート』というアルバム。 Suiteアーティスト: 出版社/メーカー: 発売日: 2010/03/09メディア: CD 50分以上の大作組曲があるのですが、これの《パート1》をお届けしました。 いや…

続きを読む

放送第89回『おめでとう西山瞳さん!』(1)

今回の特集でかけた曲です。 まずは、西山瞳さんがジャズ作曲部門賞で3位をとったナンバー、《アンフォールディング・ユニバース》。 これは、アルバムとしては発表されていません。 そして、音源が電波にのるのは、この番組が初です。 ついで、西山瞳さんの『西山瞳イン・ストックホルム~ライブ・アット・グレンミラー・カフェ~』より、《ユー・アー・ノット・アローン》。 西山瞳イン・…

続きを読む

あんまり有名じゃないけど、とっても好きなピアノトリオ特集

さて、さきほどアップした「夏ジャズ・5分縛り」の続きなんだけど、「フェロモン女性ヴォーカル特集」と「夏ジャズ・5分縛り」で味をしめた我々は、今度は、好きなピアノトリオを(それも出来るだけ演奏時間が短いやつを)持ち寄って、互いにかけあおうという企画を立ち上げ、先日収録しました。 なんだか、ここのところ、短いジャズを互いが順番にかけあう、「かけあい合戦」みたいな企画が多くなってきた快楽ジャ…

続きを読む

明日からの1週間は「おめでとう!西山瞳さん」特集です。

明日からスタートの快楽ジャズ通信の特集は、 おめでとう!西山瞳さん特集です。 先日、インターナショナル・ソング・ライティング・コンペティションのジャズ部門で1万5000曲の応募の中から、3位を受賞した西山さんをゲストにお迎えして、本邦初公開(?)というか、電波に乗るのは初の受賞音源を紹介します。 さて、受賞曲はどんな曲なんでしょうか? 西山瞳さんのファンは要チェックですな…

続きを読む

放送第88回「ハービー・ハンコック(アコースティック編)」

今回のテーマは、ハービー・ハンコック(アコースティック編)です。 本日土曜日は、コミュニティFMにて午後8時から、 明日日曜日は、ミュージックバードのJazzチャンネルで午後10時から、 木曜日は、ミュージックバードのcross cultureチャンネルで午後11時よりお届けします。 番組でかけた曲は以下の通りです。 ペーター・ヨハネソンの『シクスタス』より《ブレイク》…

続きを読む

来週は西山瞳さん特集です!

さて、これからラジオ盤「快楽ジャズ通信」の収録に出かけてきます。 今回は、ゲストにピアニストの西山瞳さんをお迎えして収録する予定(わくわく)。 ご存じのとおり、西山さんは、今年の「インターナショナル・ソング・ライティング・コンペティション」のジャズ部門で3位を受賞されました。 今回は、そんな西山さんのトークと音源をたっぷりと聴いていただいちゃおう!というのが趣旨です。 …

続きを読む

Hank Jones逝去

深夜独りこれ聴き冥福祈る For My Fatherアーティスト: 出版社/メーカー: Justin Time発売日: 2005/05/24メディア: CD

続きを読む

放送第85回「上原ひろみの魅力」(3)

いっきさんがゲストの回、4曲目にかけたのが上原ひろみ&ソニック・ブルームというグループのアルバム『ビヨンド・スタンダード』より《キャラヴァン》。 ビヨンド・スタンダード(通常盤)アーティスト: 上原ひろみ~HIROMI’S SONICBLOOM出版社/メーカー: UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)発売日: 2008/05/28メディア: CD このナンバーは、以前、寺島…

続きを読む

放送第85回「上原ひろみの魅力」(2)

昨日の続きです。(昨日の記事→こちら) 3曲目はいっきさんオススメのナンバー。 ベーシスト、スタンリー・クラークのリーダーアルバム『ジャズ・イン・ザ・ガーデン』より《ソーラー》。 ジャズ・イン・ザ・ガーデンアーティスト: スタンリー・クラーク,上原ひろみ,レニー・ホワイト,(日本民謡),Anthony Kiedis,ジョー・ヘンダーソン,チャド・スミス,デューク・エリントン,フ…

続きを読む

放送第85回「上原ひろみの魅力」(1)

ブレイン/上原ひろみ 本日午後8時、コミュニティFMにて放送される「快楽ジャズ通信」の特集は“上原ひろみ”。 残念ながら本人出演はありませんが、そのかわり、とびっきりの“ひろみフリーク”のジャズブロガー・いっきさんをゲストにお招きしてお送りいたします。 いっきさんのブログ:いっきのJAZZあれこれ日記 まず最初に聴いて欲しい1曲として、 私といっきさんが選んだ曲は奇…

続きを読む

ロン・カーター・ウィズ・ラッセル・マローン&ジャッキー・テラソン“ザ・ゴールデン・ストライカー・トリオ”ライヴ ブルーノート東京(2)

昨日、行ってきたロン・カーターの「ゴールデン・ストライカー・トリオ」のライブ。 先日、書いた内容を補足すると、彼らが繰り出す「枯れた」サウンドの根幹は、すでに1972年に完成されていたと感じます。 そう、ロン・カーターとジム・ホールのデュオ『アローン・トゥゲザー』ですね。 ※ライブ見れなかった人は、これ聴くといいかも アローン・トゥゲザーアーティスト: ジム・ホール,ロン・カータ…

続きを読む

ハービー・ハンコック『テイキン・オフ』評

ハービー・ハンコックの『テイキン・オフ』! Takin' Offアーティスト: 出版社/メーカー: Toshiba EMI発売日: 1996/05/27メディア: CD 聴けば聴くほど《ウォーター・メロン・マン》一発のアルバムなんだなぁ~と思います。 隠れた主役は、デクスター・ゴードン!

続きを読む

西山瞳さん、インターナショナル・ソングライティング・コンペティション・ジャズ部門で3位!

ピアニストの西山瞳さんが、インターナショナル・ソングライティング・コンペティション2009(アメリカ)にて、ジャズ部門で3位に入賞しました!! おめでとうございます 審査員にはマッコイ・タイナー、ジョン・スコフィールド、ジェフ・ベックらにも名を連ねるこのコンペティション、 1万5000曲の応募の中からの3位ですから、快挙です! 素晴らしい! おめでとうございます …

続きを読む

放送第82回「妹尾美里さんを迎えて~ミシェル・カミロほか」

本日より放送の「快楽ジャズ通信」は、ゲストにピアニストの妹尾美里さんをお迎えして、美里さんが大好きなミシェル・カミロや、美里さんの新譜『ラヴィ』についてなどのお話を伺いました。 今回は、放送でかけた曲を紹介します。 まず1曲目に美里さんのセカンドアルバム『ラヴィ』より《黒猫》。 ラヴィアーティスト: 妹尾美里,鳥越啓介,加納樹麻出版社/メーカー: ディスク・ユニオン発売日: 2…

続きを読む

Cecil Taylor『The World Of Cecil Taylor』

セシル・テイラーの『ザ・ワールド・オブ・セシル・テイラー』! The World of Cecil Taylorアーティスト: 出版社/メーカー: King Japan発売日: 2001/04/17メディア: CD セシル・テイラー初期の傑作です。 初期のセシル・テイラーといえば、アルトサックス奏者のジミー・ライオンズと組んでいたトリオが頭に浮かんできますが、このアルバ…

続きを読む

ピアノトリオ好きが求めるのは“癒し”なのか!?~放送第81回『プレスティッジ時代のマイルス黄金のクインテット』(3)

今回の番組テーマ「プレスティッジ時代のマイルス黄金のカルテット」中では、tommyさんと私の間で意見の対立がありました。 「小川のマイルス」こと『ザ・ニュー・マイルス・デイヴィス・クインテット』の《ステイブルメイツ》をかけた直後の出来事です。 マイルス~ザ・ニュー・マイルス・デイヴィス・クインテットアーティスト: マイルス・デイヴィス,ジョン・コルトレーン,レッド・ガーランド,ポール…

続きを読む