放送第7回「チック・コリア特集」(2)

本日は、午後10時より1時間、「高野 雲の快楽ジャズ通信~What Is This Thing Called Jazz?」が放送されます。 お楽しみに~。 ゲストは橋本一子さん。 特集テーマは、アコースティック時代のチック・コリア。 しかし、放送全体をプレイバックして分かったんですが、「チック・コリアを題材にした、橋本一子研究」とも受け取れる内容かもしれません(笑)。 …

続きを読む

放送第7回「チック・コリア特集」(1)

今夜8時より、コミュニティFMで放送される、『高野 雲の快楽ジャズ通信~What Is This Thing Called Jazz?』のテーマは、「アコースティック期のチック・コリア」です。 ゲストは、ピアニストの橋本一子さん ……もう、YMOのサポートメンバーの頃から、ファンだったんですよ クールな美貌のお姉さまっ!て感じで、夢中になって、ヒットスタジオ(だったかな?)…

続きを読む

上原ひろみ『ビヨンド・スタンダード・ツアー・エディション(DVD付)』HIROMI’S SONICBLOOM

CDの収録曲は『ビヨンド・スタンダード』と同じ。 DVDがついているところが『ビヨンド・スタンダード』とは異なるところですが、すでに『ビヨンド・スタンダード』を持っている人は、映像も観てみたいという人以外は、収録曲は同じなので、その点を念頭に置いた上で購入を検討されたほうが良いと思います。 ▼収録曲 ディスク:1 1. イントロ-朝日の如くさわやかに 2. 朝日の如くさわや…

続きを読む

放送第3回 フィニアス・ニューボーンJr.

「高野 雲の快楽ジャズ通信~What Is This Thing Called Jazz?」、第3回目の放送解説です。 本日20時より、コミュニティFMで放送、そして、明日の22時からはミュージックバードで放送されます。 今回はゲストにピアニスト・松本茜さんをお招きしました。 ところが、収録現場の写真を見ると、 おいおい、彼女の指輪ばっかり気にしてるよーだぞ ( ̄Д ̄;; …

続きを読む

トミー・フラナガンの『セロニカ』別ジャケット

トミフラの『セロニカ』にも別ジャケットがあったんですね。 ▼こちら Thelonica (24bt) (Dig)Tommy FlanaganEnja発売日 2008-10-14価格:¥1,699(税込)発送可能時期:在庫あり。 個人的には、オリジナルのほうが見慣れているというか、いいというか……。 ▼元 セロニカ / トミー・フラナガン, ジ...

続きを読む

『東京リサイタル』トミー・フラナガン

パブロ・レーベル30周年企画のヘリテッジ・オブ・ジャズ~パブロ40の中の1枚で、1975年に東京で行われたライヴの模様を収録。 トミフラがエリントン、ストレイホーンの名曲をプレイしており、極上の仕上がりとなった。 ▼収録曲 1. All Day Long 2. UMMG (Upper Manhattan Medical Group) 3. Something To Live…

続きを読む

放送第1回 ビル・エヴァンス特集(2)

さて、昨日の「ビル・エヴァンス特集」の続きです。 2曲目にお送りしたのは、『ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング』というアルバムからタイトル曲です。 この曲は、フランスのポピュラー音楽作曲家の大家、ミッシェル・ルグランの作品です。 『ロシュフォールの恋人たち』という映画の挿入歌でもあります。 エヴァンスが亡くなる数年前の演奏ですが、エヴ…

続きを読む

放送第1回 ビル・エヴァンス特集

Waltz For Debby/Bill Evans 新番組 『高野 雲の快楽ジャズ通信~What Is This Thing Called Jazz?』 記念すべき放送第1回目の特集は、ビル・エヴァンスです。 もしかしたら、番組を聴きながら、このブログをチェックしてくれているリスナーの方もいるかもしれませんね。 聴いてくれて、そして訪問してくれてありがとう! もし…

続きを読む

フィニアスを代表する1枚

ここ1週間、大好きなバド・パウエルを封印し、フィニアス・ニューボーンJr.ばかりを聴いている。 ここで得た結論。 パウエルも天才だが、フィニアスもまぎれもなく天才だ。 タイプはまったく違うが、フィニアスの才気走ったピアノは、この天才っぷりを上手にコントロールしないと、本人ですらも制御不能で、時としてとんでもない方向にいってしまう。 この“ピアノ力(りょく)”は諸刃の剣とで…

続きを読む

なにもこんなに高速でやる必要ないのに、な、シリア

私はバド・パウエル作曲の《シリア》という曲が大好きだ。 名盤『ジャズ・ジャイアント』の2曲目。 あまりに有名かつ名演の《テンパス・フュージット》の次の曲なので、 いささか地味な印象もぬぐえないかもしれないが、 『ジャズ・ジャイアント』バド・パウエル なかなかどうして、この時代の鬼気迫るパウエルが 少々肩の力を抜いて演奏しました、という趣きの演奏、なかなか素晴ら…

続きを読む

トミー・フラナガン『レッツ』

1993年録音。 トランペッターで、トミフラの友人でもあったサド・ジョーンズ作曲のナンバーを演奏した、いわば、サド・ジョーンズ作品集。 あいかわらず、センスの良いピアノを聴かせてくれます。 ▼パーソネル トミー・フラナガン(p) イエスパー・ルンゴー(b) ルイス・ナッシュ(ds) ▼収録曲 1. Let's 2. Mean What You Say …

続きを読む

トリオ以外のソニー・クラークの代表作

ソニー・クラークの2枚目のリーダー作。 フロントは、ドナルド・バード(tp)に、ジョン・コルトレーン(ts)に、カーティス・フラー(tb)の3管編成。 ゆえに、一瞬、ピアノのソニー・クラークがリーダーだということを忘れそうになるが、ピアノソロのパートになると、さすがはソニー、もしかしたらコルトレーンのザックリとしたプレイに感化されたのかもしれないが、ソニーのピアノは、いつもに…

続きを読む

山下洋輔『家』(紙ジャケット仕様) がCD再発売!

1976年に発売された筒井康隆の小説を題材にした山下洋輔の作品。 筒井康隆本人がナレーションで全面参加しています。 ブラジル音楽に取り組んだ最初の日本人で、伝説のボサノバ・ギタリストでもある伊勢昌之や、タモリも参加。 ジャズ畑からは、坂田明、向井滋春、近藤等則らが参加。 さらにシュガーベイブからは大貫妙子、寺尾次郎、村松邦男も参加というジャンルや音楽性を超えた素敵すぎる布…

続きを読む

デトロイトの盟友同士による、デトロイト回想

トミー・フラナガンと共に、デトロイト出身のギタリスト、ケニー・バレルとの共演。 若き日のトミフラが、デトロイト在住時代に出演していたジャズ・クラブ『ブルーバード・イン』を回顧して作曲したタイトルナンバーが光る。 ▼収録曲 1. ブルーバード 2. イエスタデイズ 3. フィフティ・トゥエンティワン 4. ブルース・イン・マイ・ハート 5. バルバドス 6. ビヨンド・ザ・…

続きを読む

ザヴィヌルのルーツはアコーディオン

私はもともとアコーディオンを弾いていた。アコーディオンは自分の思いのままに、すぐにちがったサウンドを作り出せる楽器だ。いろんな音を押すボタンがあり、私にとってはそれが最初のシンセサイザーだったんだ。7歳のときに、アコーディオンに少し手を加えたこともある。ビリヤードのテーブルに貼るためのフェルトが椅子に置いてあったのをカフェから盗んできて、それを両側のサウンドボードのなかに二重に重ねて貼ったん…

続きを読む

ザ・アシスタント嬢は聴いた!(最終回)

さて、一部の方からは熱烈な応援をいただいていた、「ザ・アシスタント嬢は聴いた!」も、本日で最終回です。 なぜなら、アシスタント嬢、本日で退職、なのです(笑)。 今まで、何度も徹夜をさせちゃったり、過酷な労働を強いてしまったこともあったりもしたけど、よくガンバってくれた、どうもありがとう! 新しい環境でも、楽しくバリバリ頑張っておくれ! というわけで、最後にアシスタント嬢に…

続きを読む

池田芳夫、田村翼を語る

私のジャズ友であり、 ジャズカフェ「スコット・ラファロ」のオーナーでもあるtommyさんは、 ベーシスト・池田芳夫さんにベースを習っているのですが、 池田芳夫さんといえば、 田村翼との共演歴のある方。 昨日は、tommyさん、ベースのレッスンもそこそこ、 池田先生に色々とインタビューをされたようで、 その内容が、 「スコット・ラファロ」のブログにア…

続きを読む

う~ん、いいっ!! 田村翼の『メモリーズ・オブ・サマータイム』

本日購入した田村 翼の『メモリーズ・オブ・サマータイム』を聴いているんだけど、いっやぁ~、こりゃええわぁ~(笑) エキサイティングな演奏に、会場の熱気、息遣いが臨場感たっぷりに封じ込められた音源。 takaraさんゴメン! もしかしたら、おれ、こっちのほうが好きかも(笑)。 もちろん、このアルバムに比べると、いくぶんエレガントさの成分の強い『スイート・アマミ』も、もちろんいいけ…

続きを読む

田村翼『メモリーズ・オブ・サマータイム』入手!

えー、早速、田村翼が徳之島で演奏した『メモリーズ・オブ・サマータイム』を買って帰宅。 ついでに、昔、よく聴いていた初期のアイアンメイデンのCDが1500円と安かったので、まとめ買い(笑)。 私は初期の2枚が大好きなんだけども(初代ヴォーカルの頃ね)、大作主義になってきた『サムホェア・イン・タイム』までは、 けっこう律儀に聴いてました。 とくに、《撃…

続きを読む

田村 翼評は、まさにあなたの言うとおりだよ、takaraさん!

ここ一週間ほど、田村翼の『スウィート・アマミ』を毎日聴いている。 ちょっと前に、奄美大島の名物的音楽屋さん「サウンズパル」に電話をし、音のソムリエ・takaraさんに、 「田村翼のアルバムが、先日一斉に発売されましたよね? その中の1枚に奄美大島でのライブ盤があるけど、イイですか?」 と尋ねたところ、 「6枚の中で1番イイです(笑)」 とのおスミ付きをいただいた。 でも、 …

続きを読む

ザ・アシスタント嬢は聴いた ~正解編

先日の、『レイ・ブライアント・トリオ』の中で、どの曲がいちばん良かったか? は、なんと、 8番の《ソナー》でした。 私としては、旋律が印象的な、 1、2、、5、7 あたりかな? と予想をつけていただけに、 「一番最後の曲が良かったです」 と言われたときは、 一瞬、 「へ? 一番最後の曲ってなんだっけ?」 状態になってしまいました。 全体的にメランコリッ…

続きを読む

今週のザ・アシスタント嬢は聴いた!~レイ・ブライアント・トリオ

さて、今月いっぱいで、アシスタント嬢が辞めることになりまして、あ、べつに、セクハラしたとか、重労働に次ぐ重労働を強要したとか、そういうことが理由ではないのですが(重労働はちょっとアルかも……)、とにもかくにも、このコーナーも、今回と次回ぐらいで、最終回を迎えることになるでしょう。 うぅ、残念(涙)。 せっかく面白い企画だと思っていたのに。 と、思っていたのは私だけだったり(苦笑)。 …

続きを読む

今週のこれを聴くべし!~ビル・エヴァンスの『ポートレイト・イン・ジャズ』 ブルー・イン・グリーン

今週の、この1曲は、 ビル・エヴァンス、『ポートレイト・イン・ジャズ』の《ブルー・イン・グリーン》。 このアルバムは、『ワルツ・フォー・デビー』とともに、エヴァンスの代表作だが、必ず俎上にのぼる曲は、《枯葉》だ。 あと、私の場合は、格調高く生まれ変わった《カム・レイン・カム・シャイン》や、躍動的なノリの《ペリズ・スコープ》がお気に入りだが、考えてみれば、ぜんぶ、レコードでいうとA面…

続きを読む

スウィート・アンド・ラヴリー ヤバ黒い殺気立つ連打

とくに、モンクの《スウィート・アンド・ラヴリー》。 フィニアスなではの、ブルージーなテーマ処理。 腰の据わった骨格のあるピアノが、空気を震わせてくれるが、このトリオ用に簡単にアレンジされたブリッジの箇所で、“これでもか!”と言わんばかりに、 ブラシでスネアを連打するエルヴィンのドラミングに、う~ん、まいった! スティックのエルヴィンも好きだが、エルヴィンのブラシが発する“…

続きを読む

今週のこれを聴くべし!/『ソング・フォー・マイ・ファーザー』ホレス・シルヴァー

「今週のこれを聴くべし!」 というコーナーを作ってみようと思う。 これは、多くのジャズファンが所有しているであろう名盤・定番・有名盤の中から、 「掘り出し物の1曲」 にスポットを充てるコーナーだ。 有名盤・超定番のジャズのアルバムといっても、おそらく多くの方は、じつは持っているだけで、「所有している事実」だけに満足してる場合が多いんじゃないか? 有名盤の代表曲の1曲か2曲…

続きを読む

Oscar Peterson『Live At Blue Note』

ハーブ・エリスにレイ・ブラウン、彼らオスカー・ピーターソン・トリオを去来したメンバーと再度グループを結成し、1990年にブルーノートで演奏された模様が、ボックスセットになって発売されています。 ノリのよいピーターソンの陽性なピアノと、彼をサポートする名人たちによる妙技。 この内容、このボリューム、このクオリティで、このお値段は、かなりお得だといえます。 Live a…

続きを読む

マル・ウォルドロン・トリオ『プラハの春』

プラハの春 / マル・ウォルドロン・トリオ (演奏) (CD - 2003) マル・ウォルドロンがミュンヘンで録音したピアノトリオの演奏。 マルは、67年からミュンヘンに移住し、ここを拠点に活動を展開していました。 67年といえば、まだベルリンの壁が崩壊するはるか昔。 この時期のプラハの春から、ベルリンの壁崩壊にいたるまでの東欧諸国の変革に思いをはせて作られたアルバムがこ…

続きを読む

秋吉敏子の言葉

「ジャズはソシアル(社会性のある)・アートであるとわたくしは思うのです。共演する相手次第でうまくなる。当時、これ以上日本にいては、小さな井戸のなかの大きなカエルのままだと思い、ぜひアメリカに生きたいと思ったのです」(秋吉敏子) (中川ヨウ『ジャズに生きた女たち』より) ジャズに生きた女たち/ 中川ヨウ

続きを読む

山中千尋『アフター・アワーズ~オスカー・ピーターソンへのオマージュ』

タイトル通りオスカー・ピーターソンへのオマージュ作品。 ピーターソンばりのテクニック、テイストを醸し出しつつも、きちんと千尋テイストと現代なジャズのスピード感が心地よくブレンドされた作品。 ん? なぜに山中千尋がピーターソン? と一瞬いぶかしく思う人も、聴けばなるほど、納得となる、かもしれない。 ▼収録曲 1. オール・オブ・ミー 2. ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・ア…

続きを読む

チック・コリア&上原ひろみ『デュエット』

2007年9月24から26日に「ブルーノート東京」にて行われたライブ演奏の模様を収録。 ▼収録曲 ディスク:1 1. ヴェリー・アーリー 2. ハウ・インセンシティヴ 3. デジャ・ヴ 4. フール・オン・ザ・ヒル 5. ハンプティ・ダンプティ 6. ボリヴァー・ブルース ディスク:2 1. ウィンドウズ 2. 古城、川のほとり、深い森の中。 3. サマータイ…

続きを読む

トミー・フラナガンの『キャッツ』

The Cats/Tommy Flanagan & John Coltrane トミーフラバガンにジョン・コルトレーン、ケニーバレルという豪華な組み合わせ。 音のバランスも申し分なく、特に暑苦しくないコルトレーンが、ここではちょうど良い按配。 何気によく聴いているアルバム。 ▼収録曲 1. Minor Mishap 2. How Long Has This B…

続きを読む

『ビル・エヴァンス生誕70年 没後20年特別企画『メモリーズ・オブ・ビル・エヴァンス』

エヴァンスの生誕70年、没後20年に合わせて制作されたエヴァンス追悼作。 ビル・エヴァンスゆかりの曲に7人の日本人ピアニストが挑んだ作品です。 ▼参加ミュージシャン 山下洋輔、益田幹夫、国府弘子、塩谷哲、佐山雅弘、村上"ポンタ"秀一ほか いろいろな思いいれが、 いろいろな演奏でよみがえっております。 ▼収録曲 1. ファイヴ 2. ワル…

続きを読む

『シー・チェンジズ』トミー・フラナガン

トミー・フラナガンに駄盤なし!だと思う。 と同時に、彼がサイドマンをやっているものにも駄盤は少ないと思う。 それだけ、彼のピアノ力、というよりも音学力は優れているのだろう。 これは1996年に録音されたトミフラのリーダー作。 タイトルナンバーが良い。 しっとりとしながらも確かな存在感あふれるピアノ。 決して過剰な自己主張をしないが、それでいてきちんと説得力を音に持たせ…

続きを読む

山中千尋『LIVE IN TOKYO [DVD]』

2007年6月に草月ホールで行われたライブの模様を収録したDVD。 ドラムスもベースもリズムセクションも女性。 かなりハードでゴリゴリ迫ってくる。 ▼収録曲 1. アイム・ゴナ・ゴー・フィッシン 2. フォレスト・スター 3. 砂の船 4. テイク・ファイヴ 5. RTG 6. アントニオズ・ジョーク 7. インパルシヴ 8. アウトサイド・バイ・ザ・スウィング …

続きを読む

ミッドナイト・スペシャル ジミー・スミス

カバンを持つジミー・スミスの手の甲に注目。 太い血管。 そこからも、 彼が本質的に持つ パワフルなバイタリティを感じられます。 Midnight Specialアーティスト: ジミー・スミス出版社/メーカー: Blue Note Records発売日: 2007/08/20メディア: CD このアルバムの特徴は、 ギターにケニー・バレルが参加…

続きを読む

ハンク・ジョーンズがビリー・ホリデイに捧げた花

ハンク・ジョーンズが73歳のときに、ビリー・ホリデイに捧げて録音したピアノトリオ。 落ち着いた品のあるピアノプレイは相変わらず。淡白過ぎず、かといって派手過ぎず、非常に良い按配で聴くことが出来る極上のピアノはさすが。 素晴らしい内容が、比較的廉価で手に入るのた嬉しい。 Great Jazz Trio グレートジャズトリオ / Flowers For Lady Day …

続きを読む

ハンク・ジョーンズの日課

「私の日課は腕立て伏せ300回」  by ハンク・ジョーンズ すげ~!( ゚Д゚) 紳士然とした物腰と、 端正で上品なピアノを弾くジャズマン、ハンク・ジョーンズ。 イメージとは裏腹に、かなりの肉体派だったんですね。 バップ・リダックス / ハンク・ジョーンズ

続きを読む

ジョー・ザヴィヌルの左手

ジョーの左手には欠点がない。彼がキーボードを演奏するときのアプローチは、まるでボクサーみたいなんだ。コブラのような手の速さで、ボクサーのような演奏をする。だから、ジョーに立ち向かう方法を知らなければならない。音楽的にもリズム的にもね。彼は普通のピアノ・プレイヤーではない。つまり、彼はドラマーのようにピアノにアプローチしているということだ。 (ブライアン・グラサー『ザヴィヌル~ウェザー・リポ…

続きを読む

ニッキー・ホプキンス『夢見る人』

本日は、ジャズから離れたロックなところで。 だけども、なかなか味わい深いピアノのアルバムを。 ニッキー・ホプキンスです。 イギリスのピアニストで、ロックファンにはお馴染みのミュージシャンだと思います。 ジェフ・ベック、ビートルズ、ストーンズ、フー、キンクス、ジョン・レノンらとの共演で有名なピアニスト、というよりも鍵盤職人で、この『夢見る人』は、なかなかの名盤。 惜しくも、9…

続きを読む

Bill Evans『Paris Concert 1』

ビル・エヴァンスの最後のレギュラートリオによるパリ公演の模様をおさめたアルバム。 『パリ・コンサート 1』。 この最後のレギュラートリオのメンバーは、ベースのマーク・ジョンソンと、ドラムスのジョー・ラバーバラ。 エヴァンス自身、このメンバーのことを機に行っていて、とくにマーク・ジョンソンのことは、ようやくスコット・ラファロに匹敵するベーシストがはいってきたと喜ん…

続きを読む

元気なハンク・ジョーンズを聞くならば

や、 のピアノからも分かるとおり、ハンク・ジョーンズのピアノは、端整で、控えめながらも、上質な味わいと芳香を放つピアノだということに異論はあるまい。 しかし、この手練のピアニストの持ち味はそれだけではない。 一昨年、私はブルーノートに彼のライブに行ったのだが、もう弾きまくるわ、弾きまくるわ。 強いタッチで、ガンガン弾く彼は、とても80代も半ばの老人とは思え…

続きを読む

バッド・プラスについて。

Give/Bad Plus 最初は面白い試みのバンドが現われたなと思ったが、今はそれほどでもない。 正直、飽きてしまった。 聴きすぎ、ということもたしかにあるのだが…。 長年にわたって聴き続けられるような音楽かというと、私の場合は「?」なのかもしれない。 バッドプラスは、一言で言ってしまえば、ジャズピアノとロック風8ビートのリズムが組み合わさったユニークなグ…

続きを読む

山中千尋『アウトサイド・バイ・ザ・スウイング』

低音ゴリゴリの《クレオパトラの夢》、ピアニカでリー・モーガンのフレーズを借用するお茶目っぷりを発揮する《キャンディ》がグッド。 ▼収録曲 1. アウトサイド・バイ・ザ・スウィング 2. アイ・ウィル・ウェイト 3. インパルシヴ 4. ヒズ・ガット・ア・ホール・ワールド・イン・ヒズ・ハンド 5. ティアード・ダイアリー 6. 八木節 7. クレオパトラズ・ドリーム …

続きを読む

ダズリング・ディズ/山下洋輔

テナーサックス奏者、ジョー・ロヴァーノを迎えた、山下洋輔ニューヨーク・トリオ(ベース:セシル・マクビー、ドラムス:フェローン・アクラフ)の快作。 当時話題になった《おじいさんの古時計》も収録。 ▼収録曲 1. パラレル・ラン 2. おじいさんの古時計 3. プロムナード 4. ダズリング・クレイドル 5. クルディッシュ・ウインズ 6. ジョンズ・ジャンプ 7. フ…

続きを読む