武田和命 ジェントル・バラード評

Gentle November/武田和命 サウンズパルの高良俊礼さんより、 武田和命の『ジェントル・バラード』評をご寄稿いただきました。 ▼こちらです 武田和命~その叙情と潤いのバラード うん、たしかに秋が似合うテナーです。 深く、コクと潤いのある 日本人の琴線に触れる微細なニュアンスが素敵です。 コルトレーンのバラード好きの方も是非。…

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『52丁目のチャーリー・パーカー』評

Bird on 52nd Street/Charlie Parker 『52丁目のチャーリー・パーカー』を「カフェモンマルトル」にアップしました。 ▼こちらです 52丁目のチャーリー・パーカー/チャーリー・パーカー ジミー・ネッパー(tb)がプライベートで録音したものが音源化されたものです。 音質は悪いのですが、躍動、飛翔するパーカーの魅力は、ノイズを飛び越えて、こ…

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ガトー・バルビエリ 追悼記事

In Serch Of The Memory/Gato Barbieri 今月、4月2日にこの世を去った、テナーサックス奏者のガトー・バルビエリ。 彼に寄せる追悼原稿を、奄美大島の高良俊礼氏よりいただきましたので、「カフェモンマルトル」に掲載いたしました。 ▼こちらです 追悼:ガトー・バルビエリ 初期のアルバム『イン・サーチ・オブ・ザ・メモリー』について書かれておら…

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アーネット・コブのチタリン・シャウト評

Chittlin Shout/Arnett Cobb 奄美大島の音のソムリエ・高良俊礼氏さんからご寄稿いただいたアーネット・コブの『チタリン・シャウト』評をアップしました。 ▼こちらです テキサスのブルース親父、アーネット・コブ なるほどね~、 コブ漬け、コブ漬け、 こぶ漬が食べたくなります。 ▼収録曲 1. Chittlin’ Shout …

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モーメンツ・ノーティス チャーリー・ラウズ

Moment's Notice/Charlie Rouse 自由闊達なチャーリー・ラウズのテナーを聴け! どうも、セロニアス・モンク・カルテット時代にフロントでフゴフゴと同じようなフレーズを繰り返しがちなラウズのプレイって、すごく狭い部屋の中でもがいているように感じるんですよ。 表現におけるダイナミクスの振幅が少ない。 だから、マンネリといわれるのも、ある意味仕方のな…

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ペン・オブ・クインシー ソニー・スティット

Pen Of Quincy/Sonny Stitt ソニー・スティットは、 それほど好きなアルト奏者ではないんだけれども、 このアルバムが好きなのは、 おそらくは選曲とアレンジの良さ、 そして、そのお膳立てに乗っかって 気持ちよく吹くスティットに魅了されるからなのかもしれない。 ▼収録曲 1. マイ・ファニー・ヴァレンタイン 2. ソニーズ・バニー 3. 降っ…

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ズート・シムズの『ズート』評

Zoot/Zoot Sims 奄美大島在住の音のソムリエ、高良俊礼さんよりズート・シムズの『ズート』評をご寄稿いただきました。 ▼こちらです ズート・シムズ~サムシング・エルスなテナーマン~ 私もこのアルバム大好きです。 ズートの良いところが、たくさん出ていると思います。 もんわりと暖かなテナーサウンド、なかなか良い気分になれます。 今日の東京は…

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ネイチャー・オブ・シングズ/レニー・ハンブロ

Nature Of Things/Lenny Hambro ジャケ買い⇒当たり!の一枚。 (・∀・)b ピアノがエディ・コスタ。 彼の硬質なピアノと、ハンブロの柔らかいサックスが、まるでブルーベックとデスモンドのコンビのよう。 (もちろんテイストは全然違うけど) インパクトよりも、流麗な歌心を心行くまで楽しんでください。 ▼収録曲…

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スタン・ゲッツ『スウィート・レイン』評

Sweet Rain/Stan Getz スタン・ゲッツの『スウィート・レイン』評をアップしました。 ▼こちらです。 http://cafemontmartre.tokyo/sweet_rain/ チック・コリアが良い、 チック・コリアが良い、 チック・コリアが良い、 チック・コリアが良い、 とばかり言われているアルバムですが、 ドラムの、 グ…

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コルトレーンの《アセンション》は、やっぱりフリージャズじゃなかった

Ascension/John Coltrane ジョン・コルトレーンの『アセンション』評を加筆しました。 ▼こちらです。(・∀・)b http://cafemontmartre.tokyo/ascension/ 小川隆夫さん・著の本を読み返していたら ジャズマンはこう聴いた!珠玉のJAZZ名盤100 このレコーディングに参加していた アーチー・シ…

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コルトレーン・アット・ニューポート

My Favorite Things/Coltrane at Newport ジョン・コルトレーンの『マイ・フェイヴァリット・シングス:コルトレーン・アット・ニューポート』評をアップしました。 ▼こちらです。(・∀・)b http://cafemontmartre.tokyo/myfavorite_newport/ 『セルフレスネス』が大好で、まだ未聴の方は すぐに…

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コールマン・ホーキンスのバラードの秘密

コールマン・ホーキンスの『ジェリコの戦い』評を加筆しました。 ▼こちらです http://cafemontmartre.tokyo/jericho_hawk/ 以前、『スウィングジャーナル』のインタビュー記事で、 ブランフォード・マルサリスが、 ホーキンスのバラードについての分析を語っていた内容を思い出しました。 《町の噂》という曲の演奏が…

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アイム・オールド・ファッション/渡辺貞夫

渡辺貞夫の『アイム・オールド・ファッション』評をアップしました。 ▼こちらです http://cafemontmartre.tokyo/im_oldfashion/ 冒頭の《コンファメーション》良し。 叙情的な《チェルシー・ブリッジ》も良し。 アップテンポの《アイム・オールド・ファッションド》も良し。 ナベサダの原点が強烈にパー…

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キャノンボールとエヴァンスの傑作コラボ『ノウ・ホワット・アイ・ミーン』

Know What I Mean/Cannonball Adderley キャノンボール・アダレイの『ノウ・ホワット・アイ・ミーン』評をアップしました。 ▼こちらです ノウ・ホワット・アイ・ミーン/キャノンボール・アダレイ ビル・エヴァンスが参加していることもあり、 彼作曲の《ワルツ・フォー・デビー》も演奏されています。 キャノンボールが吹く《ワルツ・フォー・デビ…

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追悼 オーネット・コールマン

先日、6月11日にオーネット・コールマンが亡くなりました。 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 私は、その日、追悼の気持ちで、 『ジャズ来るべきもの』の《ピース》を聴きました。 今頃、この演奏で描かれたような音空間、 そう、奇妙に落ち着くことができる平静な曲線空間に到着した頃なのかな、 ……なんて思いながら。 そして、奄美大島在住・サウン…

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ファースト・メディテーションズ ジョン・コルトレーン

朝に聴くコルトレーン。 あまり思い浮かびません。 コルトレーンは、やっぱり朝より夜のほうが似合いそうなタイプのジャズマンです。 くわえて、重厚長大なイメージも強いので、 朝から重たい気分になりたい人って、 あまりいないような気がします。 しかし、全部が全部、 コルトレーンの音楽が朝に似合わないのかというと、 そうでもないんですよね。 たとえば、今、ピンポ…

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オール・ザ・シングズ・ユー・アー コニッツ・ミーツ・マリガン

これぞ「省略の美」というべきでしょう。 『コニッツ・ミーツ・マリガン』の《オール・ザ・シングズ・ユー・アー》は。 リー・コニッツのアルトが繰り出す 鋭い出だし。 しかも、たったの2音。 この2音で、スタンダードナンバー《オール・ザ・シングズ・ユー・アー》の 出だしのメロディに使用される数音を表現しきっちゃっている。 似たような…

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ソニー・スティットの唄心

Pen Of Quincy/Sonny Stitt 私の場合、「ソニー」がつくアルトサックス奏者は、 ソニー・クリスが大好きなんですね。 で、ついでソニー・レッド。 そして、スティットの場合は、 なぜか、あまり積極的に聴こうという意欲が 年に数回しかおきないんですよ。 嫌いじゃないんだけど、 聴けば最後まで聴いてしまうんだけど、 (特にパウエルとテナーサ…

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アート・ペッパーとラス・フリーマンの名コンビ『リターン・オブ・アート・ペッパー』

麻薬中毒者だったアート・ペッパーが 刑務所から出所した直後に吹き込んだアルバム 『ザ・リターン・オブ・アート・ペッパー』! 初期のアート・ペッパーの アッサリとしたテイストに、 パリッとメリハリのある 陽性なピアノを弾くラス・フリーマン。 まるで、塩味のポテトチップスのようなテイストだから、 おいしいサウンドなのです。 この「塩味ポテ…

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ソニー・ボーイ ソニー・ロリンズ

ジャズだからこそ許される、 「いい意味でのいい加減さ」と、 プレスティッジというレーベルが持つ特有の 「いい意味でのいい加減さ」が 面白い具合に良い方向に作用し、 なおかつ、ロリンズの演奏力で、 「なんとか聴ける作品」として成立してしまっている 興味深いアルバム、 それが、『ソニー・ボーイ』なのです。(・∀・)b とにがく、早い演奏を2曲…

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ルー・ドナルドソン スウィング・アンド・ソウル

チャーリー・パーカーばりに、 するすると滑らかに起伏のあるフレーズを吹きこなす ビ・バッパーの頃のルー・ドナルドソン、 いいですねぇ。 オルガンやギターを入れて、 コテコテになりすぎなずに、 軽やかなあっさりテイストの ファンキー、ファンキー、ルーさんも、 いいですねぇ。 しかし、個人的に、一番好きなルーさんの路線は、 その中間あたりの時期。 一流の…

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サン・シップ ジョン・コルトレーン

ジョン・コルトレーンの『サン・シップ』評をアップしました。 ▼こちらです サン・シップ/ジョン・コルトレーン 『至上の愛』でコルトレーンかっこいい!と思った方は、 『至上の愛』だけで終わらせるのはもったいない! さらに、磨きのかかった『サン・シップ』。 さらに、贅肉が削ぎ落とされてシャープになった『サン・シップ』を聴いてみよう! Su…

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パリ・ブルース スティーヴ・レイシー ギル・エヴァンス

スティーヴ・レイシーのソプラノサックスと、 ギル・エヴァンスのエレピ(曲によってはピアノ)。 この両者が作り出す、静かなる緊張感。 『パリ・ブルース』。 聞惚れてしまいます。 「間」を大切にする二人。 だからこそ? この二人が形作る「間」が、濃密な空気感として、 なにか重たい意味を持って 聞き手に投げかけてくるのです。 …

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コンファメーションの秘密

ずいぶん昔に書いた チャーリー・パーカーの《コンファメーション》についての考察のようなものを加筆修正しました。 ▼こちらです コンファメーションで気づいたパーカーの秘密 やっぱり、この曲は、 ビ・バップ、ハード・バップを演る者にとっては、 教科書のようなものですね。 受験英語でいえば、 文型の学習であり、構文の暗記であり、 英文法の基礎習得に値す…

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エリック・ドルフィーの変遷

特徴あるエリック・ドルフィーの吹奏スタイル。 唯一無二の非常に特徴的なフレージングです。 一度彼の表現スタイルがインプットされてしまえば、 一聴するだけで、誰もがエリック・ドルフィーだと認識できるでしょう。 しかし、彼の特徴あるスタイルも、 活動期間の初期と後期とでは随分と違います。 たとえば、『アウト・ゼア』と、 『アウト・トゥ・ランチ』とでは、 音…

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マーク・ターナー レイズ・オブ・ヘヴン

マーク・ターナーの初リーダー作『レイズ・オブ・ヘヴン』。 なかなか力強いテナーサックスです。 そして、ピアノやギターのような コード楽器のない、 なかなか硬派なフォーマット。 ドラムにベースのリズムセクションに、 フロントは、マーク・ターナーのテナーと アヴィシャイ・コーエンのトランペットの2管。 このカルテットが繰り出すサウンドは、 一…

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レミニシン ジジ・グライス

なにげ優良ジャズマンによる、なにげ名盤。 ジジ・グライスの『レミニシン』。 くつろいだ気分でジャズを聴こうと思った際、 さて、どのアルバムを聴こうか?と悩むことはありませんか? ウェス参加をかければハズレなし、 あるいは、 ミルト・ジャクソン参加のものをかければ間違いなし、 ……など、 人によって選択基準があるとは思いますが、 その中の一枚に、これを加え…

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オパス・デ・バップ スタン・ゲッツ

オパス・デ・バップ! ふ〜ん、こんなアルバムもあったのね。 調べてみたら、メンツがスゴい。 ▼パーソネル スタン・ゲッツ ハンク・ジョーンズ カーリー・ラッセル マックス・ローチ ソニー・スティット ケニー・ドーハム バド・パウエル アル・ホール ▼収録曲 01. オパス・デ・バップ 02. ランニング・ウォーター 03. ド…

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ルック・アウト スタンリー・タレンタイン

スタンリー・タレンタインの『ルック・アウト!』。 黒々とコブシをならすタレンタインのバックをサポートするのは、これまた黒々としたリズムセクション。 このアルバムの何がいいかって、 バックがホレス・パーランのトリオなんですよ。 しかも、あの名盤『アス・スリー』を録音した時期のパーランのトリオなので、 勢いというか、黒い重さが充実していた時期でもある…

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Straight, No Chaser キャノンボール・アダレイ

奄美大島“音のソムリエ”高良さんも書かれている通り、 ▼こちら キャノンボール・アダレイの好演盤 キャノンボールは、ダテに“ジュリアン”じゃないっ!(`▽´)y-゜゜゜ 個人的にもキャノンボールの快演で 大好きな演奏は多いのですが、 今日の気分は《ストレート・ノー・チェイサー》ですかね。 マイルスのセクステット時代の演奏です。 『マイルストーン…

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ホワイ・ワズ・アイ・ボーン ジャッキー・マクリーン

ジャッキー・マクリーンほど、 《ホワイ・ワズ・アイ・ボーン》似合うジャズマンもいないのではないかと。 『4,5&6』で奏でる マクリーンの《ホワイ・ワズ・アイ・ボーン》は、 勢いがありつつ、翳りもあり、 少し不器用なところや、少々青臭いところもふくめて 真面目で実直な青年が真摯にジャズしている感じが伝わってきて、 すごく応援したくなってしまうのです。 《セ…

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ムーヴィング・アウト ソニー・ロリンズ

こういうジャズを演りたい。 なんだかんだいっても、 こんな4ビートができれば、 こんなに心地の良い4ビートを演奏できる技量と仲間がいれば、 たとえ暮らしが多少貧しくても、 とても素敵で楽しい人生なんじゃないかと思う今日この頃。 楽器やってる人は、 プロアマ問わず、 きっと同じこと考えている人も多いはず。 ……だと思うんだけど、どうなのかな…

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ポール・デスモンド 入門 フィーリング・ブルー

ポール・デスモンドの『フィーリング・ブルー』。 渋くてムードあるジャケットです。 おお、デスモンドはこんなアルバムも出していたのか。 しかし、曲目を見ると、 『テイク・テン』や『デスモンド・ブルー』などで 見覚えのある曲が。 そう、これ、デスモンドのベストなんですね。 RCA時代の。 でも、選曲は良いと思うので、 デスモン…

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ヒューストン・パーソンのグッドネス

ヒューストン・パーソン。 ソウルフルなテナーです。 個人的に大好きなアルバムは『グッドネス!』。 リズム隊はバネと腰があるので、 聴いてて気持ちがよく、 まったりとした気分でくつろげます。 個人的にはホッとひと息度の高い《ジャミラ》が好きですね。 このナンバーに限っては、 アドリブパートは テナーサックスよりも …

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ジャッキー・マクリーン メイキン・ザ・チェンジズ

ライブでジャズの生演奏に接していると、 プロ、アマ問わず、 熱演が眼前で繰り広げられると、 思わず「頑張れ!」と応援したくなります。 CDの場合は結果がわかっている、 というか、 ヘンな演奏や、失敗っぽい演奏は商品化しないだろうという 暗黙の安心感があるので、 応援するという気持ちはあまり沸き起こりません。 もちろん、手に汗握る演奏に…

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アート・ペッパー 枯葉

《枯葉》に名演は数あれど、 アート・ペッパーの演奏もその中のひとつです。 『ウェイ・イット・ワズ』に収録されている演奏ですね。 ドロ・コカーのピアノと、 ジミー・ボンド(ってことはジェームス・ボンド?!)のベースによる 要点を押さえた的確なサポートもあり、 ペッパー流の美学が冴えわたっているのです。 まるで、簡潔にまとまった 上質な短編小説…

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バルネ バルネ・ウィラン

バルネ・ウィラン好きは……、 というよりも、 一抹のせつなさをジャズに感じたい人は、 両方聴こう。 バルネ モア・フロム・バルネ パリ。 クラブ・サンジェルマンでのライブ。 バルネ・ウィランにとっては、ホーム・グラウンドですが、 異国のジャズ本国からは、 ニューヨークの切なさを体現したかのようなラッパ吹き、 ケニー・ドーハムが参加…

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オーネット・コールマン エリック・ドルフィー

寺島靖国氏と安原顕氏の対談本を久々に読み返してみました。 JAZZジャイアンツ名盤はこれだ! (講談社プラスアルファ新書) お二人のお話によると、 オーネット・コールマンの出現後、 当時のジャズ喫茶では、 オーネットのアルバムはほとんど流れておらず、 エリック・ドルフィーがよくかかっていたのだそうです。 へぇ~。 ▼かからなかった ジ…

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アダムズ・アップル ウェイン・ショーター

ウェイン・ショーターの『アダムズ・アップル』といえば、 ジャズロック風のタイトル曲や、 《フットプリンツ》が印象的なアルバムではあります。 名曲《フットプリンツ》は、 ショーターの鼻歌そのものだったということがよーくわかる朗々たる力強きワンホーンアルバムの傑作といえましょう。 しかし……、 このアルバムの中にひっそりとたたずむ バラードナンバー《テル》も…

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ボリヴィア+アンダー・ファイヤー ガトー・バルビエリ

ガトー入門に最適なカップリングCDです。 ガトー・バルビエリの代表作『アンダーファイヤー』と、 『ボリヴィア』の2枚が1つに。 ⇒お得! サイドメンの人選も今考えれば凄い人たちで、 若き日の ジョン・アバークロンビー、 ロニー・リストン・スミス、 スタンリー・クラーク、 アイアート・モレイラ達のプレイが聴けるところもミソ。 特に、ジ…

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チャーリー・ヘイデンとジョー・ヘンダーソンのライヴ

テナーサックス奏者、ジョー・ヘンダーソンと ベーシスト、チャーリー・ヘイデンの共演ライヴ。 この模様が記録された音源、 『モントリオール・テープス』。 グーッ!と地下へ地下へと延びてゆくような 重心が低いチャーリー・ヘイデンの 伸びやかな低音に注目! 次いで、ヘイデンのベースの上空を 螺旋形を描きながら低空飛行をする ジョーヘンのテナーにも注…

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シュガー スタンリー・タレンタイン

Blu-Spec CDになって蘇った スタンリー・タレンタインの『シュガー』。 リマスタリングで音像がよりグッと鮮明になりました。 ▼収録曲 1. シュガー 2. サンシャイン・アレイ 3. インプレッションズ ▼レビューはこちら♪ シュガー/スタンリー・タレンタイン

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アナザー・ワーク・アウト ハンク・モブレイ

まずジャケットがイイですね♪ タイトルからは グラント・グリーンが参加したアルバム『ワーク・アウト』の 別テイク集と勘違いしてしまいそうですが、 実際は違います。 どちらかというと『ソウル・ステーション』に近いかも。 メンバーはドラムが違うだけですから。 アート・ブレイキーから フィリー・ジョー・ジョーンズになっただけ。 というこ…

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ライヴ・アット・バードランド ジョン・コルトレーン

《アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー》。 ラストの部分が印象的な、 コルトレーンの『ライヴ・アット・バードランド』。 無伴奏でコルトレーンが奏でる長~いカデンツァ、 この箇所全部を採譜して 音楽学校の生徒たちに教える教材にしているという人の インタビューを昔読んだことがあります。(誰だったっけ?←ド忘れ) それだけ、コルトレーンが吹…

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《ブルー・トレイン》の別テイク入り『ブルー・トレイン』ジョン・コルトレーン

ジョン・コルトレーンの『ブルー・トレイン』。 ラストナンバーの《レイジー・バード》でほっと一息。 テーマを軽やかで流れるように奏でる リー・モーガンのトランペットが素敵です(・∀・)b 今年(2013年)の10月に発売されたバージョンには、 世界初CD化のボーナス・トラック、 《ブルー・トレイン》の別テイク1が収録されています。 …

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デクスター・ゴードンのアワ・マン・イン・パリ

『アワ・マン・イン・パリ』。 デクスター・ゴードンを代表する名盤です。 1曲目の《スクラップル・フロム・ジ・アップル》の スケール大きな豪快なブロー。 デックスのアドリブパートが終わり、 バド・パウエルのピアノソロが始まった瞬間の 最初の数音。 この音と雰囲気に ものすごくジャズを感じてしまうんですね。 う~ん、シビれる。 ▼収…

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スタン・ゲッツ ベスト

スタン・ゲッツといえば、 誰が何と言おうと、 私の中ではコレがベスト! 涼しくなってきたこの陽気に このサウンドの肌ざわり。 いい感じです。 ▼こちらのページにレビューを書いています。 カフェモンマルトル

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デクスターゴードン ゲッティング・アラウンド

ようやく陽ざしが秋っぽくなってきましたね。 まだ暑いけどr( ̄_ ̄;) この季節になると、私はよく デクスター・ゴードンの『ゲッティング・アラウンド』の 《ル・クワフール》を聴きます。 ボビー・ハッチャーソンのヴィブラフォンが良いんだな♪ 秋の陽ざし独特の、微妙な翳りを感じるとともに、 まだ夏の明るい陽のエネルギーも感じるから、 まさに、この季節に…

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北 (NORD) 阿部薫・吉沢元治

阿部薫のヒステリックな凶暴性に 吉沢元治の知的なメスがはいった ニッポンフリージャズの傑作。 『北<NORD>』。 加熱するにしたがって チンピラ的な暴力性が露呈しがちな 阿部薫のサックスの手綱をしっかりと握る 吉沢元治のベース(あるいはチェロ)が大人です。 北 (NORD) 解説動画もアップしました。

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ホワッツ・ニュー・イン・ザ・トラディション アンソニー・ブラクストン

ゲコゲコと、まるでカエルが鳴いているような《オーニソロジー》が爆裂! アンソニー・ブラクストンの『ホワッツ・ニュー・イン・ザ・トラディション』。 バスクラリネットより、さらに1オクターブ低いコントラバス・クラリネットが 目まぐるしく空間を行き来し、 重たいのに無理して軽やかな低音運動が、捩れた快感を呼び醒ます。 躍動するペデルセンのベースとの対比が面白い…

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Scrapple From The Apple Charlie Parker On Dial

なにしろ古い録音なので、 最初に聞いたときは、その素晴らしさなど直観的に理解できようはずもなく、 なんだか、ほのぼのとした雰囲気だな~ 程度にしか思わなかったのですが、 ヴァーヴやダイアルで“修行”した後に ダイアルのパーカーに戻ってくると、 これまた聴こえ方が違ってくるんですよね。 曲によってはスクラッチノイズ(ヒスノイズ?)が目立つものもあり、それが否が応でも半世紀…

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ロール・コール ハンク・モブレイ

ハードバップ好きにはたまらん! ハンク・モブレイの『ロール・コール』。 とにかく、ブレイキーとハバードが熱い! もちろん、モブレイも。 モブレイを代表するアルバムであると同時に、 ブルーノートをも代表する1枚です♪ ▼収録曲 1. ロール・コール 2. マイ・グルーヴ・ユア・ムーヴ 3. テイク・ユア・ピック 4…

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Charlie Parker at Storyville/Bird At The Hi-Hat

チャーリー・パーカーのライブ盤 『ストリーヴィル』と『ハイハット』のカップリングCD。 Classic Albums: Charlie Parker at Storyville/Birdアーティスト: Charlie Parker出版社/メーカー: EMI Gold発売日: 2013/01/24メディア: CD この2枚と、あと『バード・アット・セントニックス』もカップリン…

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ホリデー・フライト・ライヴ・アット・ザ・ライトハウス 1953

アート・ペッパーとソニー・クラークの最初で最後の共演盤、 『ホリデー・フライト・ライヴ・アット・ザ・ライトハウス 1953』。 うーん、聴きたい! ちなみに、ベースはハリー・ババシンです。 ▼収録曲 Disc 1 1. ブラウン・ゴールド 2. ジーズ・フーリッシュ・シングズ 3. ティックル・トウ 4. テンダリー 5. ストライク・アッ…

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ザ・スーズセイヤー ウェイン・ショーター

ピアノがマッコイ・タイナー、 ベースがロン・カーター、 ドラムスがトニー・ウィリアムスという強力布陣の ウェイン・ショーターの『スーズセイヤー』。 マイルスのクインテットから、 親分とハンコックが抜け、 かわりにマッコイが加わるという なんとも贅沢なリズムセクションです。 肉厚な躍動感を得たショーターは、 さらにジェームス・スポルディングと フレデ…

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ブルーノートのJ.R. モンテローズ

時々むしょうに聴きたくなってしまう。 J.R.モンテローズのサックスは中毒性が高い。 アクは強いかもしれないけれども、 ジャズ濃度はかなり高いのです。 ▼収録曲 1. Wee-Jay 2. The Third 3. Bobbie Pin 4. Marc V 5. Ka-Link 6. Beauteous 7. Wee-Jay (Alternate Tak…

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ロリンズの『ヴィレッジ・ヴァンガードの夜』が気に入ったら、別テイクも含めて呑み込んでしまおう!

もちろんロリンズの『ヴィレッジ・ヴァンガードの夜』は、6曲入りのキチンと編集されたものが作品としても秀逸だ。 しかし、このアルバムの熱に感染してしまうと、全部の演奏を味わいたいと思うのが人情というもの。 いきなり手を出す必要はない。 まずは、ブルーノートの完成度の高い「作品」としての6曲入りから入るほうがむしろ良い。 しかし、このアルバムの魅せられたら、 や…

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デモンズ・ダンス ジャッキー・マクリーン

いつ聴いてもマクリーン『デモンズ・ダンス』の 《スウィート・ラヴ・オブ・マイン》は素晴らしい。 クサさとカッコ良さのせめぎあい。 特にテーマのサビのところ。 ある意味ズルい。 演奏者の腕の見せ所でもあり、 聴き手がク~ッ!とならざるをえないように出来ている。 ウディ・ショウのトランペットがいいんだな、これがまた。 ▼レビ…

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たるんだ朝にはウッズを聴け!

気合一発、 フリーダム・ジャズダンス! たるんだ朝にはウッズを聴け! 『フランクフルトのフィル・ウッズとヨーロピアン・リズム・マシーン』ね。 ガツンと気合いを注入しましょう。 特に、憂鬱になりがちな明日、月曜日の朝には。

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モントリオール1982 ソニー・ロリンズ

学生時代から飽きることなく繰り返し観ている映像がコレ。 ロニー・ロリンズのモントリールでのライヴ映像です。 2ギターにドラム、ベースというリズムセクションで、 ギターは、ボビー・ブルームに増尾好秋、 ベースはボブ・クランショウ、 ドラムスはジャック・ディジョネットという 今おもえばかなりの豪華メンバー。 これを観るたびに、元気になれるし、 雄々…

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ジョン・ジェンキンス

かなりのジャッキー・マクリーン好きを自称している私でも、 いきなりジョン・ジェンキンスを不意打ちでかけられ、 「これどお?」 と聞かれたら、 「うーん、マクリーンはやっぱりイイねぇ」 なんてマヌケを言ってしまいそうなのが、コレ。 ジョン・ジェンキンス・ウィズ・ケニー・バレル ジョン・ジェンキンスのアルトサックスは、 マクリーンに似ています。 …

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リコ 5番

チャーリー・パーカーが使用していたリードは、リコの5番。 あくまで私の周囲だけの話ですが、アルトサックス吹きで、5番を使用している人は見たことがありません。 そもそも、リコよりラボーズやバンドーレン派が多いのですね。 こちらは3番  ↓ リコ アルトサックスリード リコ 3番メーカー: RICOメディア: エレクトロニクス で、彼らは一様に2.5番や3番を使用…

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ストレート・アヘッド オリヴァー・ネルソン

本日2012年3月1日より、ちょうど51年前の1961年3月1日に、 アルトサックス奏者のオリヴァー・ネルソンは 『ストレート・アヘッド』を録音しました。 エリック・ドルフィーも参加でも有名なこのアルバムで、 もちろんドルフィーの演奏も楽しめるのですが、 ネルソンのヌルりとした世界がかなり独特です。 このヌルり感、 そして、ヌルりとした不思議なブルース感覚。…

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LD+3 ルー・ドナルドソン

本日2012年2月18日より、ちょうど53年前の1959年2月18日に、アルトサックス奏者のルー・ドナルドソンは、ブルーノートに『LD+3』を録音しました。 「+3」とは、当時人気を博していたピアノトリオのグループ、ザ・スリーサウンズのこと。 ルードナのバックにて、ピアニストのジーン・ハリス率いる「ザ・スリー・サウンズ」がゴキゲンなリズムを提供しています。 …

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Joe Henderson『Mode For Joe』評

本日2012年1月27日より、ちょうど46年前の1966年1月27日、 ジョー・ヘンダーソンは『モード・フォー・ジョー』をブルーノートに録音しました。 パーソネルは、 ジョー・ヘンダーソン(テナーサックス) リー・モーガン(トランペット) ボビー・ハッチャーソン(ヴィブラフォン) シダー・ウォルトン(ピアノ) ロン・カーター(ベース) ジョー・チェンバース…

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ブルース・フォー・マーカス スティーヴ・ウィルソン

本日2012年1月4日より ちょうど21年前の1993年1月4日、 元OTBの一員のアルトサックス奏者、スティーヴ・ウィルソンはアルバム『ブルース・フォー・マーカス』を録音しました。 ▼レビューはこちら♪ ブルース・フォー・マーカス/スティーヴ・ウィルソン 爽やかで竹を割ったように明快、ストレートなアルトサックスと、彼を彩るリズムセクションは、聴いていて心地…

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アイク・ケベック『ヘヴィ・ソウル』評

本日2011年11月26日より、ちょうど50年前の1961年11月26日に、 テナーサックス奏者アイク・ケベックはブルーノートに『ヘヴィ・ソウル』をレコディングしました。 ミルト・ヒントンのベースとのデュオナンバー《ネイチャー・ボーイ》だけでも聴く価値あり! 沈み込むようなハードボイルドな世界がたまりません。

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ベルリン・コンサーツ エリック・ドルフィー

本日2011年8月30日より、ちょうど50年前の1961年8月30日に、 エリック・ドルフィーはベルリンで熱狂的なライブを繰り広げました。 この模様が『ベルリン・コンサーツ』に収録されています。 リズムセクションは現地のミュージシャンたち。 必ずしもドルフィーのプレイにピタリと密着しているとは限らないのですが、凄まじい勢いで疾走するドルフィーに必死に食…

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夏風邪に効く?! スティーヴ・ウィルソンの『ブルース・フォー・マーカス』

暑いです。 夏風邪ひいちゃいました。 鼻水でまくりで大変です。 ポカリスエットで水分を補給していますが、それもすべて鼻水になって体外に出て今って入る感じで、喉の渇きがとまりません。 そんな暑っ~い夏には、涼しげな4ビート。 もちろん、演奏そのものは熱いのですが、演奏から漂う雰囲気はどこかクールでスマート。 そんなわけで、涼やかで透明なアルトサックスを吹くスティ…

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ボス・テナー ジーン・アモンズ

本日、2011年6月16日よりちょうど51年前の1960年6月16日に、テナーサックス奏者、ジーン・アモンズは『ボス・テナー』を録音しました。 トミー・フラナガンの好サポートを得て、のびのびとしたブロウを繰り広げるアモンズのテナー。 渋い大人の魅力が満載です。 動画でも解説しています。 ▼レビューはこちらです♪ ボス・テナー/ジーン・アモンズ …

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スティーヴ・レイシー『サンズ』評

深夜に一人愉しむジャズ。 ピアノトリオやピアノソロも良いでしょうが、サックスソロにじっくり耳を傾けると、それこそ一つの音色に耳が集中し、結果、没我の境地というか、頭が空っぽになってゆく体験を味わえます。 柳川芳命の『地と図』とともに私にとっての個人的「夜中盤」は、スティーヴ・レイシーの『サンズ』ですね。 染みます。いつのまにかサックスの音色を追いかけてい…

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コルトレーン派のテナー奏者の表現スタイルあれこれ

パウエル派、パーカー派という分類があるように、コルトレーン派というテナーサックス奏者の演奏スタイルを分類する言葉がある。 言うまでも無く、ジョン・コルトレーンの奏法、あるいは精神性を継承しているテナー奏者たちが「コルトレーン派」とされるわけだが、黒人と白人では面白い傾向の違いがある。 アーチー・シェップ、アルバート・アイラー、ファラオ・サンダース。 彼ら黒人テナー奏者は、後期コ…

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アリゲイター・ブーガルー ルー・ドナルドソン

本日2011年4月17日より、ちょうど44年前の1967年4月17日に、アルトサックス奏者、ルー・ドナルドソンは、ブルーノートに『アリゲイター・ブーガルー』を録音しました。 手堅く弾むレオ・モリスのドラミングと、意外にストイックなロニー・スミスのオルガンに乗り、軽やかにサックスを奏でるルー・ドナルドソンの素朴なブルース感覚が気持ちいい。 ギターはジョージ・ベン…

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ボサノバ・バッカナル チャーリー・ラウズ

本日2010年11月26日より、ちょうど48年前の1962年11月26日に、テナーサックス奏者のチャーリー・ラウズがブルーノートに唯一のリーダー作『ボサ・ノヴァ・バッカナル』を録音しました。 リズムはあくまで快楽的ですが、ラウズのテナーサックスはどこか抑制が効いていて、完全に浮かれ気分にはなっていないストイックさが感じられるところがミソ。 セロニアス・モンクのサイドマンの…

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ガトー・バルビエリ『サード・ワールド(第三世界)』評

今なお元気に活躍を続けるガトー・バルビエリ。 彼の代表作の1枚『サード・ワールド(第三世界)』をときには引っ張り出して聞くのも悪くありません。 ガトーの素朴で不器用なところが かえって強烈な磁力を音にもたらしています。 南米、アルゼンチンで生まれたわけでも、 育ったわけでもない多くの日本人の郷愁にも訴えかける、 この響きはいったいなんなんでしょう? 冒頭…

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John Coltrane『Impressions』評

本日2010年11月5日より、ちょうど49年前の1961年11月5日に、ジョン・コルトレーン以下、黄金のカルテットのエルヴィン・ジョーンズ、マッコイ・タイナー、ジミー・ギャリソンは、アルバム『インプレッションズ』に収録されている《インプレッションズ》を演奏しました。 演奏が進めば進むほど壮絶、凄絶になってゆくエルヴィンの猛々しいドラミング。 ジャズの熱気ここに極まれり!です。…

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ソニー・ロリンズ『サキソフォン・コロッサス』SACD盤

SACD盤でより一層音がクリアで力強く。 腰のあるトミー・フラナガンのピアノサポートがより説得力ある形になって飛びだしてきます。 控えめ、脇訳なイメージの強いトミフラですが、かなり芯のある音とタッチでロリンズを支えていたことがよく分かります。 ▼収録曲 1. セント・トーマス 2. ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ 3. ストロード・ロード 4. モリタート…

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ジョン・コルトレーンのマイ・フェイヴァリット・シングズ

本日2010年10月21日より、ちょうど50年前に、ジョン・コルトレーンは、ソプラノサックスをはじめて手にして録音した《マイ・フェイヴァリット・シングズ》がレコーディングされました。 本日東京はあいにくの雨。 このような雨の日に、旋回するマッコイ・タイナーのピアノに身を委ね、ほんのりメランコリックな気分にひたるのも良いかもしれません。     村上春樹の『海辺のカ…

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ソニー・クリスの『ゴー・マン!』

アルトサックス奏者、ソニー・クリス入門としては最適な本盤。 パーカー派のアルティストとして有名なクリスではあるが、パーカーとはまた違うクリーミーな音色で、軽やかに疾走するクリスならではの持ち味がよく出ているアルバムだと思います。 ゴー・マン!ソニー・クリスEMIミュージックジャパン発売日 2010-09-22定価:¥999(税込)価格:¥991(税込)発送可能時期:在庫あ…

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ブルー・トレイン ジョン・コルトレーン

ブルーノートに吹き込まれた、ジョン・コルトレーンの唯一のリーダー作『ブルー・トレイン』。 ブルーノートに1577番として力強く番号を刻む大名盤。 ブルーノートらしく力強い3管アンサンブルと、名曲揃いのアルバムです。 この作品は、本日2010年9月15日より、ちょうど53年前の1957年9月15日に録音されました。 泣く子もだまる大傑作。 タイトル曲の…

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グッド・グレシャス ルー・ドナルドソン

ルー・ドナルドソンの、アーシーなソウル路線がスタートした好アルバム『グッド・グレイシャス』! ルーさんのみならず、 グラント・グリーンのギターや、 ジョン・パットンのオルガン好きにもたまらないゴキゲンな内容です。

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Dexter Gordon『ドゥーイン・オールライト』評

デクスター・ゴードンの『ドゥーイン・オールライト』! なんといっても、バックのピアノトリオがホレス・パーランの『アス・スリー』トリオなことが効いていますね。 トランペッターにはフレディハバードも参加。 悪かろうはずがない! な重量感と躍動感のある1枚! Doin Allrightアーティスト: 出版社/メーカー: Blue Note Records発売日: 2006/…

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《セント・トーマス》のカリプソと2ビートと4ビート

ソニー・ロリンズの不朽の名盤『サキソフォン・コロッサス』。 最初のナンバー《セント・トーマス》は、もちろんロリンズを代表する1曲であることは言うまでもありません。 そして、この曲のテーマを彩るリズムはマックス・ローチが叩き出すカリプソのリズム。 テーマが終わってしばらくしても、カリプソのリズムは持続します。 ローチのドラムソロを挟んで、リズムは4ビートにチ…

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ソニー・クリスの『アップ・アップ・アンド・アウェイ』

カムバック直後のタル・ファーロウとの共演が目玉のアルバム。 ソニー・クリスの歌心は相変わらずで、1967年、ヨーロッパから帰国直後に録音された。 サニー・デイヴィス・ジュニアのナンバーを冠したタイトル、演奏は、多くのジャズ、ソウル聴きのハートを熱くする! ▼パーソネル ソニー・クリス(as) タル・ファーロウ(g) シダー・ウォルトン(p) ボブ・クランシ…

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よういちさん、お疲れさまでした。~パーカー派アルト特集

昨日、ジャズ喫茶「いーぐる」で催された「いーぐる特集」、鈴木よういちさんによる「チャーリー・パーカー vs. ”パーカー派” 十番勝負」に出席してきました。 スティット、キャノンボール、ウッズ、マクファーソン、クリス、ルードナ、マクリーン、カーク、オーネット、ドルフィー、スティーヴ・コールマンらそれぞれのアルトサックス奏者の特徴を、パーカーと対比させることによって分かりやすく丁寧に、か…

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オレ ジョン・コルトレーン

来年で録音50周年。 49年前の今日に吹き込まれたのが、コルトレーンの『オレ!』です。 自宅で、もっとも聴いている頻度の高いコルトレーンのアルバムが、じつはコレだったりします。 後半の《アイシャ》が個人的な マイ・フェイヴァリット・ナンバーなのですが、 タイトルナンバーの《オレ!》も 聴くたびに、じわじわと気分が昂まってきます。 執拗に和音を繰り返す…

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Dexter Gordon『Our Man In Paris』評

47年前の今日、5月23日にパリで録音されたデクスター・ゴードンの『アワ・マン・イン・パリ』。 デックスの豪快なブローが楽しめる上に、バド・パウエルのピアノに、ケニー・クラークのシンバルが、否が応でも濃密なバップの香り。 いやぁいつ聴いても、やはり良いです。 アワ・マン・イン・パリアーティスト: デクスター・ゴードン,ケニー・クラーク,バド・パウエル,ピ…

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スタン・ゲッツ特集レポート

ジャズブロガーのいっきさんが、今回の「スタン・ゲッツ特集」の内容を克明にレポートしてくださっています。 ⇒こちらを読もう! いっきさん、いつもいつもありがとうございます。 土曜日、あるいは日曜日の放送を聴きもらした方は、いっきさんのレポートを読めば、番組を聴いた気分になるかも!? ⇒こちらを読もう! いっきさんが、私と同様『スタン・ゲッツ・カルテッツ』を好きだと…

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やっぱり夜はこれでしょう!って感じ?

癒しでも、ピアノトリオでもないけど、これこそ夜に聴いて深い大感動に打ちふるえて欲しいのが、エリック・ドルフィーの『アット・ザ・ファイヴ・スポットvol.1』の《ザ・プロフェット》。 アット・ザ・ファイヴ・スポット VOL.1+1アーティスト: エリック・ドルフィー,ブッカー・リトル,マル・ウォルドロン,リチャード・デイヴィス,エド・ブラックウェル出版社/メーカー: ユニバーサル ミ…

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ライト・フット ルー・ドナルドソン

ルー・ドナルドソンの『ライト・フット』! 盲目のピアニスト、ハーマン・フォスターと、土臭いうねりを加味するコンガのレイ・バレット。 ルーさんに、この2人のメンバーが加われば、アーシーかつ肩の凝りがほぐれるようなノリと親しみやすさと哀愁がほどよくブレンドされた素敵な音楽が生み出されます。 名盤『ブルース・ウォーク』とともにオススメしたい、気さくなアルバムです。 …

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矢野沙織ライブの感想

先日、渋谷の「duo music exchange」にて行われた矢野沙織ファイナル・ライブで演奏された曲目は、以下の通りです。 1.スターダスト(口笛入り) 2.ブルース・ウォーク 3.アリゲーター・ブーガルー 4.ザ・キッカー 5.ファイヴ・スポット・アフターダーク(ドラムソロ中に衣装替え) 6.ス・ワンダフル 7.スイート・ケイク 8.ドント・エクスプレイン 9.ハ…

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矢野沙織ライブin渋谷「duo music exchange」

つい先ほど、矢野沙織さんの渋谷「duo music exchange」で行われたライブから戻ってきました。 詳細は、別の機会にアップすると思います。 おそらく、ジャズカフェ「スコット・ラファロ」のオーナー、tommyさんのブログや、 “甲斐のJAZZ虎”いっきさんのブログにも、ライブレポートがアップされるのではないかと思われます(笑)。 お楽しみに! ▼久々に聴…

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